今日のまんてん
おもにお天気屋の立場から見た“まんてん批評”です。第11週以前はほとんど見ていないので,第12週以降です。名前に反して毎日更新するわけではありません。また,新発見があった場合,あるいは気が向いた場合,一度書いた回についてもあとで修正することがあります。
- ウェザー・ウエストの社員が海外の予報の提案にビックリするシーン。精度をどの程度にするかにもよりますが,誰でも思いつくことで(業務として行なうかどうかは別),ビックリするほどのことではありません。ただし,気象衛星の衛星画像だけでは予報はできません。それにしても,そもそもそんな需要があるんでしょうか(笑) ちなみに,海外の予報は気象業務法の適用外であるため,予報業務許可は不要です。ということは法律的には誰にでもできます。
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まんてんが予報士試験受験を勧められるシーン,「今からやったら間に合わへんと思うけどね」って,そもそも受験申請書の受付に間に合わへんのとちがうやろか。
まんてんが勧められた1998年1月25日の「第9回(平成9年度第2回)」試験の受付期間は11月17日から12月5日までです。
- そのときに渡された『実践気象学』(ビデオがボケていて筆者名が読み取れない(^^;))という本は実在しません。第2版となっているところを見ると,『実践気象学』のモデルは『一般気象学』かもしれません。『一般気象学』は必修書ですが,この本だけを理解するまで何度も繰り返し勉強しても,気象予報士試験にはまず受かりません(笑) なお,どうでもいいですが,『一般気象学』第2版が出たのは1999年ですから,1997年の初冬の段階ではまだ出版されていません。
- キーボードを叩いただけでどのようにして即座に「5mmの雨」とわかるわけ?
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つばめが応募した「愛とすみれ」という少女漫画雑誌,モデルは「花とゆめ」でしょうか。だとすると野間美由紀さんの「アトモスフィア」が連載されていた雑誌ですね。
- ウェザー・ウエストのベランダにてるてる坊主が吊るしてあります。となりのビルかもしれませんが。
- 「上昇気流のあるところでは,空気のかたまりも上昇している」って,当たり前なんですけど……。こんなところで線を引いているようじゃねえ。「それに伴って空気塊の温度が……」ってこれも常識以前ですね。
- まんてんが読んでいる本(『実践気象学』か?)の左のページの上の図は小倉義光『お天気の科学』pp.132に載っている図です。
- ウェザー・ウエストの社員は「地球の反対側」の衛星画像も見たことがない人たちばかりのようですね。1997年のころでも,CNNのお天気サイトなどで見ることができたのに。
- シュウさんのセリフが聞きとれません。なにか画像についていっているようですが。
- あの〜,ちょっと柴田さん,指で示した島はカルマン渦をつくった島じゃありませんよ!!
- 今週はσ(^^;)の出番があまりなくてさびしいです(笑)
- 「お天気に正月休みはないからね」って,モノは考えようです(笑) 自分で自分の首を絞めてはいけません。
- 25日にウェザー・ウエスト社内で打ち上げっぽいものをやっていますが,いくらなんでも早過ぎ(笑) まさかクリスマスパーティーじゃないですよねえ……。
第78回 2002/12/28(Sat)
- クリスマスパーティーってふつうイブにやりません? 「3日遅れのクリスマスパーティー」が28日というのはちょっと不自然。
- どうでもいいけれど,この「3日遅れのクリスマスパーティー」を除いて,クリスマスっぽさも年末っぽさも全然感じられないのですが……。
第80回 2003/01/07(Tue)
- 今週も出番なしかと思ったら,ありました(笑)
- まず,専門外の天文関係です。金環日食ということばが耳ざわりですが,まあいいでしょう。皆既日食は月と太陽の見かけの大きさが同じときにしか起こらない……といっていますが,月のほうが大きいときにも皆既日食になります。ちゃんと勉強しなさい>脚本担当
- 満天の父・源吉は10年前の台風13号で遭難したそうです。しかも「あれはたしか,秋分の日じゃったかの」。たしかに1987年の9月に台風13号が現われていますが,小笠原諸島のほうから北上してきて房総半島をかすめ,日本の東海上に去っていきました。したがって,ずいぶん遠くまで漁に出なければ台風13号で遭難することはありません。間接的な影響,たとえばうねりとかによるのかもしれませんが,バカなサーファーならともかく,ベテランの漁師が巻き込まれるとは考えられません。
ちなみに,台風13号が房総半島をかすめたのは17日で,秋分の日にはもうかげも形もなくなっています。
第82回 2003/01/09(Thu)
- 満天が「…飽和している状態は氷に対しては実に約10%も過飽和の状態なのである。…」と“朗読”しています。これは小倉義光『一般気象学』(第2版)pp.96そのまんまです。画面も同じくそのまんま。
で,旧版はどうなっているかというと……同じ図がpp.98-99に載っています。ところが,満天が朗読した部分に対応するところは次のようになっています。「たとえば-10Cで液体の水に対して飽和している空気は氷に対しては10%過飽和である。-20Cならば20%過飽和している…」要するに文章が違うのです。
これはある意味ではスゴいことです。前に書きましたが,『一般気象学』(第2版)が出版されたのは1999年です。舞台は1998年の年始。ということは,満天はまだ出版されていない本を読んでいることになります。
まあ,だからどうだというつもりはありませんが,時代に合わせたケータイを使ったりしている割には,小道具へのこだわりが足りません。
第84回 2003/01/11(Sat)
- やはり金環食の日=1987年9月23日に,台風13号が沖縄に近づいたようですね。どこの地球でのできごとなんだろう……。
第85回 2003/01/13(Mon)
- 満天が出勤した日,「今週の日曜日やで,予報士試験」って,満天はいったい何日間休んでいたんだ?
前に書いたとおり,この回の予報士試験は1月25日です。
- 「台風の地上の最大瞬間風速は?」「850hPaの最大風速に関連がある」って,この問いからこの答えが出るなんて,まるで禅問答みたいだ(笑)
第86回 2003/01/14(Tue)
- 「最先端の予報技術をしっかり勉強する」つもりなら,ウェザー・ウエストなんてとっとと辞めて他に移ったほうがいいですよ>シュウさん
もっとも,一時的な“腰かけ”ならちょうどいいかも。あの会社,ヒマそうだし(笑)
- 満天は「お正月もヒマさえあれば勉強してた」んですねえ。そうは見えなかったけど……。きっとテレビに映ってないときに勉強していたんでしょう(笑)
- こらっ,ダイオキシン出すな!!(爆)>満天
ちょうど問題になりはじめていたころですよねえ。
- 「明日までちょうどえべすさん」ということは,この日は1月10日ですね。第85回で「今週の日曜日やで,予報士試験」と原田さんがいっていますから,予報士試験は1月4日ということになります。まあ,ドラマだから予報士試験の日付くらい実際と違ってもかまわないかもしれませんが,常識から考えて国家試験をこんな正月明け早々にやるでしょうか。それに,そうすると満天はいったいいつ初出社したのでしょう?
いくらなんでもあまりにもメチャクチャな時間感覚です。
第89回 2003/01/17(Fri)
- 『実践気象学』ですが,今日は第3版になっていました。新版が出たのでしょうか,それとも以前も第3版だったのでしょうか。再調査の必要がありそうです。
- 『実践気象学』の著者名はなんとなく 寺 院□前 □ と読めるんですが(□は見当のつかない部分),たぶん違うでしょう(^^;) 出版社名は字が小さくてまったく読めません。
第90回 2003/01/18(Sat)
- 低気圧がサイクロンに発達することはありません。それに午後6時なんて表現はふつう使いません。
- どうやら,懲りずにサイクロンのコースを独自に解析しようとしているようです。まあ,台風と違ってサイクロンなら気象業務法違反になりませんが,その元になるデータの出所はどこなんでしょう。
それに船の針路を指示するなんて,明らかな越権行為です。
- 「南半球やから気をつけてね。あと,時間は世界時。英訳して,テレックスで送ってください」って,世界時を使うのは当たり前では……?
- あんた,気象会社にいるのにサイクロンも知らんのか(-_-;)>・・・・あれ誰?(^^;) しかも,「そんなの出たらしいですわ」って,サイクロンは幽霊か,妖怪か,魑魅魍魎か。
- 「(台風やサイクロンが)発生してからあとのことはずいぶんわかってきているんだけどね」って,“低気圧がサイクロンに発達”するっていうのは発生してからあとのことではないんですかねえ。いいわけになってないよ>柴田さん
- カンニングペーパーに目をチラチラ,毛利さん(笑)
- 向井さんといえば,全然話題にならないけれど,連れていったイモリ,全滅したんでしたよねえ……。
第91回 2003/01/20(Mon)
- 社長が持ってきた封筒,すでに開いていますねえ……(笑)
- それはともかく,当時の気象予報士試験は,送られてくる封筒の大きさで合否がわかりました。満天以外の社員はそのことを知っているようですが(クラッカーの準備など),どうして満天は知らないのでしょう?
- あの合格証明書は本物そっくりにできています。
- 「わたしもこいで,晴れて気象予報士じゃ」と雄叫びを上げていますが,正確にいえばまだ試験に合格しただけで,気象予報士ではありません。晴れて気象予報士になるには登録しなければなりません。
- ちなみに満天が合格したらしい「第13回(平成11年度第2回)気象予報士試験」の試験日は1月30日,発表日は3月10日でした。発表日が実際よりも1か月近くも繰り上がっているのは,毛利さんのミッションと合わせるためでしょう。
- 満天自慢の「漁業支援システム」って,はっきりいって気象関係者なら誰でも思いつくことで,とくに目新しくはありません。衛星携帯なんてすでに滅びかけていたころだし。
第92回 2003/01/21(Tue)
- 栄治の漁をやめる騒ぎ,結局大山鳴動してなんとやらですね。このドラマ,このパターンが多すぎます。未海の反抗は歯痛だったし,源吉が台風にもかかわらず船を出したのにしても,金環食を見にいくためだったという,ある意味しょうもない理由だったし。
- 4人の“のりこ”さん,何をしゃべっているのかさっぱりわからないんですけど……。
- 満天っていつから“宇宙のことをなんでも知っている”お姉さんになったんでしょう。
- 毛利さんが交信でマダガスカルのサイクロンのことをいっています。実際の屋久島の小学生との交信の中では触れていないようなのですが,ちょうどこのころ実際にサイクロンがマダガスカル付近にあったので,同じミッションでの別の交信の録音かもしれません。
第94回 2003/01/23(Thu)
- 満天っていつからプログラミングができるようになったのでしょう?
- 柴田さんは「もっと衛星画像そのものをこの配信データにに活かせないか検討してみろ」といっていますが,どこにどうやって配信するんでしょう?
- 満天の人間アメダスの提案ですが,私は基本的には賛成です(笑) 詳細は,機会があれば。
第96回 2003/01/25(Sat)
- ごっつ高かったやろうな(笑)>ハイビジョンテレビ
- 人の観測も立派なデータです。精度のバラツキはありますが>にしきさん
- 私もときどき現地の人に天気のようすを聞いています。満天のようにはネットワークが広くないですけどね。また,電話をかけることはあまりなく,ICQかE-mailです。まれにYabumi(爆)
第97回 2003/01/27(Mon)
- 『実践気象学』がだいぶ使い古されています。1冊の本をとことん勉強するのはいいことですが,逆にいうと進歩がないともいえます。
- ハワイには台風センターなんてありません。もしかすると合同台風警報センター(JTWC)のことでしょうか。確かに略せば“台風センター”ではありますが。
- 独自に台風の進路を予想するのは勝手ですが,それを発表するのは気象業務法違反です。それに,そもそも「東シナ海に抜ける」程度のかなりアバウトな情報で満足してカネを払うおめでたい顧客なんているんでしょうか。
- 「台風15号」はおそらく2000年の8号でしょう。「94年の14号にもよう似ちょりますし」と引き合いに出されている1994年の14号は,鹿児島県にかなり接近しました。
- ついさっき「東シナ海に抜ける」と予想された台風が,祝賀会がはじまった直後(午後7時すぎ)にはもう「東シナ海のほうにそれ」たとは……。間違いなく観測史上最速の韋駄天台風ですね。
- 今週はσ(^^;)の出番はないようですが,しかし,圭助さんっていい人ですね。
第108回 2003/02/08(Sat)
- にしきさんがカラオケのやりすぎで声が出なくなり,急遽満天に白羽の矢が……。ってこの場面どう考えてもおかしいです。
- お天気キャスターはお天気屋の中でもかなり特殊な仕事で,気象予報士でなくてもかまわない反面,気象予報士だからといって誰でもできるわけではありません。たんにしゃべるのがうまいとかヘタとかいう問題ではなく,放送にはいろいろ約束ごとがあり,誰でもいきなりできるわけではないのです。気象予報士よりもアナウンサーや記者に近いはずです。代役なら,満天のようなド素人をかつぎ出すより,局のアナウンサーを充てるほうが自然でしょう。しかも,屋久島弁丸出しのお天気キャスターなんて前代未聞で(-_-;),あまりにも不自然です。
- それに,どないしても女性やないと困るって,そもそも男女雇用機会均等法違反じゃないの?
- ところで,にしきさんのお天気コーナーって,何時から放送しているんでしょう? 降水確率について「今夜,明日,明後日とも0パーセント…」といっているところをみると,早くても午後5時以降の放送のようですね。
第109回 2003/02/10(Mon)
- 初雪の予報だかなんだか知りませんが,あまりにもお粗末な予報現場で批評する価値もありません。競馬の予想じゃないんだから,自信があるとかないとかの話ではないだろうに。それに一線級の寒気なんてことば,はじめて聞きました。
- そもそもあんなテレビ番組用の粗いひまわり画像の前で喧々諤々する気象会社なんてあるのでしょうか。
- 自分の目で見ただけで天気予報をするのなら,天気図をかく意味ってどこにあるのでしょう?
- 「雲を見れば,だいたいの風向きや気圧なんかは想像でき」るのはあくまで雲が見える場合です。雲がないところについてはな〜んにもわかりませんし,夜はな〜んにも見えないからな〜んにもわからないですね。ちなみに,ひまわり画像が夜もキチンと写っているのは赤外線で撮影しているからです。可視光線による画像では,夜はな〜んにも見えません。夜でも見えるように目を鍛えるつもりか(笑)>満天
- 「もっともっとチショーのエキスパートにな」りたいのなら,しょうもない天気図なんてかいてないで,『実践気象学』を卒業して,ちゃんとチショー学を勉強しましょう。
毎度のことながら発音が悪い>ヒロイン
第110回 2003/02/11(Tue)
- 「たぶん,三陸沖の低気圧から見えない気圧の谷がのびてるな」って三陸沖に低気圧なんてないんですけど……>柴田さん
それに寒冷前線が東北南部までのびているから,見えない気圧の谷ということはありません。
かりに地上天気図では見えなくても,例えば850hPaの天気図などにはシアーの形であらわれたり,雲画像に下層渦の形であらわれたりするものです。
- 第109回のひまわり画像の前の喧々諤々と同じことですが,あんなテレビの気象番組用の天気図の前で甲論乙駁する気象会社なんてあるんでしょうか。
- 予報が1回ハズレたくらいで解除されるかもしれない契約なんて,契約そのものがおかしいです。天気予報は必ず当たるというものではありませんから,確率的に利益を考えて結ぶべきものです。
- 栗林食品との契約がどのようなものかはわかりませんが,草野球の当日に雨が降るかどうかという程度の予報であれば,人によってそう変わりません。だから,柴田さんやにしきさんが夜勤をやっていたとしてもたぶんハズしていたでしょう。それは,競馬の予想と違って,予報するときに利用するデータがほとんど共通だからです。ただ,もし満天だったらどうでしょうねえ……。大ハズレか大当たりかのどちらかではないでしょうか(笑) まあ,ハズレることのほうが圧倒的に多いでしょうけれど。
- 弁当の転売なんか法律的に許されるのでしょうか。法律的なことは別としても,食中毒でも起こったらどう責任とるの?
- 別に緊急事態じゃないでしょう>山南さん そもそも船にデータや予報を送ることはあっても,気象会社から航路について指示を出すなんてことはありえません。航路を判断するのは船長の責任です。
第114回 2003/02/15(Sat)
- 正月前後って,ふつうマンガ雑誌を含む週刊誌はほとんど唯一の休みではないでしょうか(ゴールデンウィークのときに休むこともあったかな)。なのにつばめが持っている雑誌っていったい……?
それに,編集部の人から聞いたっていってますが,仮にフレックスだとしても正月に出ている人はいないでしょ,ふつ〜(-_-;)
今さらながら,脚本を書いた人間の際だつ非常識さ。
第116回 2003/02/18(Tue)
- 「全部,よかお天気ですね」ってどこの地点が“よかお天気”なの?
- あの“お天気当てクイズ”,完全にピントがハズレています。雷雲はひとつだけ発生することはほとんどなく,発生するときはもぐらたたきのようにあちこちに発生します。そのうちの1つでも当てればいいというあのクイズのスタイルでは,ほとんど意味がないでしょう。それにどの時点をもって発生とするのか,アイマイです。
第117回 2003/02/19(Wed)
- あのクイズの問題,どうやってかき集めてきたんでしょうねえ……。
- いまだに『実践気象学』を卒業してないらしい(-_-;)>満天
第121回 2003/02/24(Mon)
- 満天が夜勤中心なのは正解です。あのくらいの規模の気象会社なら,ふつうの日の夜勤はヒマでしょう(爆)
でも,在宅勤務にすればいいのに……。今までそうだったのだから。
第122回 2003/02/25(Tue)
- 陽平さん「あの研究はもう実用段階まであと一歩のところまで来たんやで」の「あの研究」って宇宙からの天気予報のことですよね。どこが実用段階の一歩手前なんでしょう。まあ,確かに,たんに宇宙船から雲を見るだけならば,一歩手前どころかもうとっくの昔に実用化されていますが(笑)
そもそもあのゲームが研究といえるのか……。
- 科学雑誌からいきなり自宅に英語で電話がかかってくるなんて,あまりに不自然。満天が流暢に応対するのは論外ですけど。
第123回 2003/02/26(Wed)
- 陽平さんの何だかよくわからない賞って,田中さんのノーベル賞にヒントを得てムリにデッチ上げたような感じですね。伏線になりそうな感じもないし。
- 辞めようと思うくらいなら,どうして在宅勤務を考えないんでしょうねえ>満天
第125回 2003/02/28(Fri)
- あれっ,風速計が撤去されている。いつの間に>ウェザー・ウエスト
- 「宇宙の火の見櫓」って,宇宙から火事を見つけて119番通報する気か(笑)
第127回 2003/03/03(Mon)
- レーダーは万能ではありません。
- 何の肩書きもない陽平さんがいきなり企業を訪ねても,門前払いでしょう。こんな常識的なことが制作スタッフの誰にもわからないとはねえ……。
第128回 2003/03/04(Tue)
- 風速計が戻っていますね(笑)
- まんてんのお天気コーナーって何時からの放送なんでしょう? キャスターが「では明日のお天気です」といっているので,少なくとも午前中の放送ではありません。
- ひまわり画像では大阪には雲ひとつかかっていないようなんですけど,あのみごとな彩雲はどうやって現われたのですか?>満天先生(爆)
第129回 2003/03/05(Wed)
- 今日は「それではお天気情報です」でした。
- 満天の彩雲の説明はウソです。水蒸気は関係ありません。
- あの太陽の角度だとブロッケンの妖怪は見えないはず。
- 天使の梯子(ヤコブの梯子)の説明はどうしようもないインチキです。
- ちなみに天使の梯子(ヤコブの梯子)はそんなに珍しい現象ではありません。
第130回 2003/03/06(Thu)
第134回 2003/03/11(Tue)
- 公演中に劇団員がごくごく私的な理由でヘタな歌を歌ったり,観客が舞台の上にいる肉親に「お父ちゃん!!」などと声をかけたりすることが,マキノ氏の主催する劇団では許されているみたいですね(笑)
第135回 2003/03/12(Wed)
- 前回と同じことですが,マキノ氏の主催する劇団では観客が突然歌を歌い出してもいいみたいですね。いいどころか,むしろ奨励されているのかも。突然「おやじの海」を歌い出した英雄さんが一座にはいるのですから(笑)
“宇宙からの天気予報”なんぞという空疎なものがほとんど出てこない人情ドラマの今週は,けっこう楽しめました。思うに,宇宙や,地球や,ISSやら気象やらといったスケールの大きなテーマを扱うには,脚本のマキノ氏をはじめ制作スタッフは能力がきわめて不足していたのでしょう。
第139回 2003/03/17(Mon)
- 満天がNASDAの試験に合格したのは,明確ではないのですが,たぶん2004年ですよね。ところが,今回の描きかたでは2003年のスペースシャトル・コロンビアの空中爆発事故が満天の合格よりもあとということになっています。脚本のマキノ氏のせいだかプロデューサーのせいだか,誰のせいだかわかりませんが,メチャクチャな時間感覚がこんなところにも現われています。
いよいよ最終週。“宇宙からの天気予報”がいかに内容のない空疎なものであるかが明らかになります。
第146回 2003/03/26(Tue)
- 打ち上げの場面はなかなかいいですね。
- そらちゃん「宇宙って近〜〜い!!」
そりゃそうだよ。せいぜい200〜300kmだもの(笑) 大阪−屋久島間よりはるかに近い。
第147回 2003/03/27(wed)
- 「気団の流れ」なんて聞いたことがないことばです。でも,2009年には使われているんでしょうねえ。
- 柴田さんのようなプロがあんなシロウト向けの天気図を使っちゃあいけませんぜ。それとも,2009年の気象予報士のトレンドなんでしょうか。
- コンテナ船の件は,もう何もいいません(-_-;) 2009年にはこのようなことができるようになっているんでしょう。
- 宇宙の火の見ヤグラから満天の「宇宙からこんにちは」の中継中,満天の顔を写しているカメラはどこにあるんでしょうねえ?
第148回 2003/03/27(Thu)
- 今日の満天の「宇宙からこんにちは」は宇宙の火の見ヤグラからではありませんね。
- ガキどもの「ありがとう」の唱和,ものすごく違和感があります。
- 台風の進路図,現在が20日12時で予想が21日06時になっています。2009年には18時間後の予想しか出ないようになるんですねえ。
- と思ったら,あとに出てきた進路図には12,24,48,(72)時間後の予想位置が載っているし。
第149回 2003/03/28(Fri)
- 陽平さんも中嶋クンも,満天が“宇宙”に行ったばっかりに,あれほど見たがっていた皆既日食がナマで見られないんですね。かわいそうに(笑)
- 台風で日食が見られないかも……なんて,最後の最後に山をつくりたいという制作側の意図もわからんではないですが,あまりにも稚拙な展開です。ミエミエだろうに……(-_-;)
- 志布志湾沖とやらの熱帯低気圧は一昨日からほとんど停滞しているんですね。台風7号が“王道”を進んでいるわりには不自然ですね。
- 「どんな状況ですか?」って,おいおい,いったい何のための“宇宙からの天気予報”なんだ? 満天は何のためにISSにいるわけ?
- 台風7号はTSのままなんですね。
- あの位置に台風8号があると,たしかに台風7号はとりあえず東にそれるかもしれませんが,台風8号は宮崎県か四国あたりに上陸するでしょう。人道的な理由から台風8号を北東にそらすというのもわからないではないですが,不自然です。まあ,他の影響も考えられるので(太平洋高気圧とか)絶対にないとはいえないですが。迷走台風の多い7月ですし。
それにしても,「台風がお互いに引き合う」というのは……(-_-;) 「台風は黒潮に乗って移動する」とどっこいどっこいの珍説ですね。
- 7月20日〜22日というと,東日本〜北日本は梅雨末期または梅雨明け直後でしょう。ということは,前線強化による豪雨の心配があるはずなのに,皆既日食にしか目が行ってないなんて,いったい何のための“宇宙からの天気予報”なんでしょうねえ。確かに,画面上では前線らしきものはなさそう……というか,両台風の雲しか見えないんですが,かなり不自然ですね。
とはいうものの,2009年には気候がガラリと変わっているのかもしれませんね。
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最終更新
2007/09/24(Mon)