キセキノサイクロンが明日の旭川競馬第6レースのフレッシュチャレンジ競走でデビューします。
去年の8月,台風10号が日高の馬産地を襲い,大きな被害をもたらしました。そのとき,氾濫した厚別川の濁流から奇跡的に生還した1歳の牝馬がいました。その馬こそキンコーダイバーの02(父エアダブリン),今のキセキノサイクロンです。もちろん台風に因んでつけられた名前です。
競走馬が氾濫した河川から生還した例としては,1958年の狩野川台風のとき,菊花賞馬ラプソデーが氾濫した狩野川の濁流から生還したことがありますが,おそらく精神的なダメージが大きく,結局レースを走ることはできませんでした。
果たして,キセキノサイクロンはどうでしょうか。おそらく単勝馬券は防災のシンボルとしてかなり売れるでしょう。しかし,出走してきただけでひとつの奇跡だと思います。まずは無事に走り切ってほしいものです。
ちなみに,旭川競馬場ほかでは「オリジナル応援うちわ」が配られるそうです。欲しいです。どこでもドア,誰か貸してください(笑)