1962年7月2日,14時半から15時ごろにかけて千葉県北部から茨城県南部の各地に竜巻が発生しました。14時半ごろ,そのうちの1つが茨城県行方郡牛堀町立八代小学校を襲い,北側校舎木造平屋1棟500m^2が全壊,6年1組と2組の児童79人が下敷きになり,2組の女の子2人が死亡しました。
この校舎は1912年に建てられたもので,そろそろ建て替えたほうがよいという“危険度4356点”だったそうです。また,2組の教室の上にはサクラの大木が倒れかかってきて,1組よりも被害を大きくしたようです。
このときの竜巻についての詳しいデータは気象庁の気象庁 | 竜巻等の突風データベース | 1962/07/02 14:30 茨城県稲敷郡東村で発生した竜巻にあります。
なお,1962年7月上旬は梅雨前線に伴う大雨災害も多く,気象庁の梅雨前線による大雨 昭和37年(1962年) 7月1日~7月8日に概要が載っています。