1921年7月21日に起こった外神田汁粉屋強盗殺人事件の犯人が26日15時ごろ,外神田署に逮捕されました。
“嫌チoン”な人の喜びそうな?!犯人で,名前は崔丙権《さいへいけん》(24)。23日からの長雨のため,とくに25日からの大雨を避けるために神田明神で雨宿りをしていたところを捕まったものです。
27日付の都新聞――:
汁粉屋殺しの強盜は浮浪の鮮人々夫
神田明神の只臺に居る處を 刑事二名に逮捕さる
神田明神で逮捕といっても,もちろん銭形平次が逮捕したわけではありません(爆)
なお,この事件では直後から被害者の後妻と,後妻の元夫に嫌疑がかけられていました。真犯人が逮捕されなければ,この2人が犯人にデッチ上げられていたかもしれません。