昔はよかったATOKの話

iOS8版ATOKの評判がとてつもなく悪いですね。

iOS8版ATOKが出ると聞いて,リンゴ信者は別として,iOSのワールドワイドな(要するに特性に合ったローカライズがなされていない)日本語変換に辟易していたふつうのユーザーの多くは,これでAndroidみたいに日本語入力が快適になると思っていたのではないでしょうか。

ところが――。腐ったリンゴの唯我独尊というかいやがらせというかそのような制約はあるにせよ,そんなのは前からわかっていたことで,1500円であの品質だったらそりゃダマされたと怒りますよ。

私はATOK Passportプレミアムに登録しているのでiOS版は様子見していたのですが,買わなくて正解でした。デキがよければ買ってもいいと思っていたんですけどね。

考えてみると,Windows版のATOKにしても2008~2009あたりがピークで,その後バージョンアップするたびにどんどん使いにくくなってきた感じです。ひとことでいうと変換の融通が利かないのです。

それだけならまだしもどんどん重くなり,2012~2013にいたっては私の非力なマシンではちょっとなんかしようとすると10~20秒程度固まるのは当たり前になっていました。

2014になって重さはマシになりましたが,とんでもない変換を頻発するようになりました。融通が利かないというレベルではなく正真正銘のバカに成り下がっています(笑)

そういえばジャストシステムがキーエンスとかいうところの傘下にはいったのは2009年だそうで,ATOKの品質低下と時期的に重なりますね。

ユニークな全国方言WEBほべりぐがどんどん縮小をはじめたのも2009年からでした。

聖火台一の行き着く先は,このような誤変換ですね(笑)

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