12月28日の有馬記念

明日12月28日は中山競馬場で有馬記念が行なわれます。

聞くところによると,かつてはJRAは協定で12月28日~1月4日は開催できないことになっていたそうで,2003年のJBCデー(11月3日)に開催予定のなかった福島競馬場で開催することにしてJBCの馬券をJRAの施設で販売することを引き換えに12月28日に開催する了解を取りつけ,28日に有馬記念を行なえるようになりました。

そのおかげで,28日有馬記念→29日東京大賞典という強力ラインアップが可能になったわけです。

ちなみに,ラインアップはさらに30日KEIRINグランプリ→31日スーパースター王座決定戦(オートレース)と続きます。

話が大晦日まで飛びましたが,以上のようなわけで12月28日の有馬記念は歴史が浅く,過去に2回しか行なわれていません。

さて,12月28日の最初の有馬記念,その前日(2003/12/27)の天気図です。

20031227

中山競馬場には未明から雪が降りました。

27日に中山競馬で予定されていた中山大障害(J・GI)は積雪のため中止、来年の1回中山2日目10R(1月10日)に代替開催されることになった。芝コースで行う予定だった平地全5レースもすべてダートに変更。発走時刻も1Rを10時45分に繰り下げ、昼休みなしで全11競走を行った。

中山競馬場のある千葉県北西部は27日未明から雪が降り約5センチ積雪。ダートコースはハロー(馬場整備)をかけ続けたため積もることはなかったが、芝コースはすっかり雪に覆われた。「中山大障害は28日に行うのか」。「代替もせず中止になるのでは?」と厩舎関係者は一時、戸惑いを見せたが、JRAは午前8時、中山大障害の中止とダート変更を決定した。ビッグテースト騎乗で有力視されていた常石騎手は「残念ですが仕方ないこと」と話し、中山を後にした。「GI競走が積雪によって延期となったことは記憶にない」とJRA報道室。なお交流GIでは98年ダービーグランプリ(盛岡競馬場)が14センチの降雪のため順延となったことがある。

一面雪景色となった芝コースは除雪作業が行われ、正午までには内、外回りともに雪が取り除かれた。
(スポーツニッポン)

雪が1日遅れていたらどうなっていたのでしょうね? 年を越して最初の重賞が有馬記念とか,あるいはダート変更でノングレードの有馬記念とか,面白いことになっていたに違いありません。

このときの雪の写真は残念ながら見つかりませんでした。かわりに翌年の東京大賞典当日の東京の雪の写真があったので載せます。

20041229

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今日の土曜ワイト劇場は「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子 喪中欠礼」

今日の土曜ワイド劇場は森村誠一の喪中欠礼~終着駅の牛尾刑事VS事件記者冴子です。年末恒例の「終着駅の牛尾刑事VS××」です。

もともとは牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事だったのですが,なぜか途中から事件記者・冴子が割り込んできて,牟田刑事官が退いてからはいまの終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子になっています。

ちなみに,事件記者冴子の殺人スクープ!シリーズは2003年を最後に放送されておらず,冴子が登場するのは現在では終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子のみです。

「終着駅の牛尾刑事VS××」は2001年から年末に放送され,最初に書いたように年末恒例というか,土曜ワイド劇場のその年の掉尾を飾るシリーズになっています。ところが2011年だけ年末に放送されず,土曜ワイド劇場35周年企画として2012年2月に放送されました。

「終着駅の牛尾刑事VS××」が放送されなかった2011年,最後の土曜ワイド劇場はおかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査・東京タワーは見ていた!でした。最後といっても放送日は12月10日で,そのあとにドラマスペシャルが2本放送されています。
この年のこの時間帯最後になったドラマスペシャル警視庁失踪人捜査課はドラマスペシャルにふさわしく,きわめてつまらないドラマでした。

「森村誠一の喪中欠礼~終着駅の牛尾刑事VS事件記者冴子」のあらすじ

テレビ朝日|土曜ワイド劇場より:

 東京・新宿区内の公園で、男性の撲殺死体が発見された。牛尾正直(片岡鶴太郎)たち新宿西署の刑事たちの調べで、身元は富山県南砺市で自動車工場を経営する山岡義典(平泉成)と判明。家族によると、山岡は2日前、東京見物に行くと言って自宅を出たという。
 山岡は宿泊先のホテルから、2本電話をかけていた。1本は東京到着を知らせる自宅への電話、そしてもう1本は“週刊トピックス”編集部。しかも、牛尾とは長年なじみの記者・川村冴子(水野真紀)宛てだった。
 冴子は牛尾からの連絡で遺体安置所に駆けつけるが、いったいどういう知り合いなのかたずねる牛尾に、意外な言葉を返す。知り合いであることは間違いないが、実はどこでどう出会った人物なのか覚えていないというのだ…。冴子によると、4年前の正月、編集部気付けで山岡から年賀状が届き、どこで接点があったのか思い出せなかったものの失礼があってはいけないと思って賀状を返し、それ以来、年賀状をやり取りしてきたという。その話を聞いて、今ひとつ腑に落ちない牛尾…。まもなく解剖の結果、山岡は死の1時間ほど前に寿司を食べていたことがわかり、刑事たちはまず管内の寿司店をしらみつぶしに当たることになった。

 一方、冴子から同じ話を聞いた記者仲間の緒方浩平(船越英一郎)は、もしかしたら冴子の名を騙った偽者が山岡と接触したのではないかと推理する。2日後、牛尾は山岡の地元、南砺市で営まれた葬儀に参列するが、そこには自分の偽者について探ろうとしている冴子の姿もあった。
 冴子は牛尾に、4年前に初めて届いた山岡からの年賀状を見せる。そこには「その節はありがとうございました。無事に東京にお帰りになったことと推察しております」と書かれてあった。つまり、“その節”に偽者の冴子は山岡と知り合い、礼を言われるようなことをして、無事に東京に帰ることができたか心配されていた、ということではないか…。
 その夜は近くの大牧温泉に泊まり、翌日改めて家族に話を聞いてみるという冴子。だが、いったん別れたものの、牛尾は冴子を追って大牧温泉への船着き場に行く羽目になった。冴子に連絡を取らなければならなくなったからだ。実は、その後の家族の話から、山岡が東京に来る前、“11月26日”号の週刊トピックスを何度も見ていたということを耳にしたのだ。いったいその号に何が載っていたのか…それが気になっていた牛尾は、冴子が船着き場でひと組のカップルの姿を見て驚いた表情を浮かべても、たいして気に留めなかった…。

 東京に戻り、11月26日号の週刊トピックスを借りた牛尾は、エッセイストとしても活躍する総合病院院長・朝倉響子(かたせ梨乃)がグラビアに掲載されているのを見つける。彼女の新刊発売記念のサイン会の告知も載っており、開催されたのは山岡が殺されたのと同じ日だった。繋がりを直感し、会場の防犯カメラを確認した牛尾。すると、山岡はやはり響子のサイン会に訪れていたことがわかった。
 だが、響子は山岡の写真を見ても覚えがないといい、その会場で35年ぶりに再会した元同僚・太田久子(黒田福美)なら、サイン会にやって来た人の顔を覚えているかもしれないと話す。そのとき、院長室に入ってきた響子の息子で医師の修一(黄川田将也)を見て、牛尾はアッと驚く。修一は、大牧の船着き場で冴子が見かけて驚いたカップルのうちの男性だったのだ。そして、久子を訪ねた牛尾は、さらに驚愕する。久子こそ、修一と一緒だったカップルの女なのだ…。
 そんなとき、修一の妻・絵里が5年前に失踪、3カ月前にこの近隣の山中で白骨死体となって発見されていた事実が浮上する。5年前に行方を絶ち、白骨死体で見つかった絵里と、新宿で殺害された山岡…。牛尾は2つの殺人は1本の線上にあり、そのカギを握っている人物こそが冴子の偽者なのではないかとにらむが…!?

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