2011年03月14日11時すぎ,次のような“情報”が流れました。
- 福島県新地町の沖合で3mの波を確認,15分以内到達可能性
- 大船渡で11時に5mの引き波を観測,大きな津波襲来のおそれ
明らかにデマでした。しかも単なるデマではなく,救助活動に支障を来たした可能性のあるきわめて悪質なデマでした。
このデマをあるテレビ局は次のように伝えていました。
NHKラジオ第1放送では山崎という解説員がこれらのデマを鵜呑みにして,ただちに避難して下さい,とかワメいていました。
ブログで反射津波だとドヤ顔で速報を書いた自称防災屋もいました。
デマの出所はわかりませんが1,この日の11時01分ごろ東京電力福島第一原発3号機で爆発が起こり建屋が吹っ飛んだ直後のタイミングなので,一時的にせよそれから目をそらせようとする目的だったのだと思います。
ちなみに,これらの情報には津波の予報を含んでいるので,気象業務法違反の可能性もあります。
- 直後にマスコミがちゃんと調査すればわかったと思います。 ↩