今日の土曜ワイド劇場は100の資格を持つ女(11),サブタイトルは「小山田刑事刺される!三浦半島三崎のマグロ割烹へ潜入捜査!!仕組まれた痴漢、振込詐欺…美人女将に寡黙な板長、訳あり仲居の裏側に隠された真実とは?」。
このシリーズ,お気楽ミステリー好きな私のお気に入りシリーズのひとつです。
100の資格というとおり,このシリーズにはいろいろな資格が出てきます。第1作から第10作までに出てきた資格(のうち判別できたもの)を一覧でまとめておきます。当方調べなので漏れや重複があるかもしれません。(なんちゃらぺディアとか参考にしていません)
- 書道五段
- 時刻表検定1級
- 不動産鑑定士
- コーヒーコーディネーター(バリスタ)
- 秘書検定1級
- 簿記検定1級
- パソコン技能検定1級
- 英検1級
- 東京シティガイド検定
- 音楽検定
- ドッグトレーナー検定
- インテリアコーディネーター
- 秘書技能検定1級
- 日商簿記検定1級
- 実用技能英語検定1級
- パソコン検定1級
- ワープロ検定1級
- 文書デザイン検定1級
- ジュニア洗濯ソムリエ
- シニアワインエキスパート
- ラッピングディレクター1級インストラクター
- 商品装飾展示技能検定2級
- 緑花文化士
- 家庭料理技能検定1級
- 気象予報士
- 秘書技能検定1級
- 日商簿記検定1級
- 実用技能英語検定1級
- 日本茶インストラクター
- 珠算3段
- 電卓技能検定初段
- グリーンセイバー
- 温泉入浴指導員
- フォークダンス公認指導者4級
- 腹話術インストラクター
- 夜景鑑賞士1級
- ラジオコントロール検定ビギナーズ級
- グリーンアドバイザー
- フードコーディネーター3級
- きものコンサルタント
- マナー検定・上級
- グリーンセイバー・アドバンス
- リフレクソロジスト
- 鉱物検定士3級
- 野菜ソムリエ
- バルーンプロ検定
- 鮮魚士
- 編み物技能検定
- 経理診断士
- 温泉ソムリエ
- デザートクリエーター2級
- 日本ティーインストラクター
- そば打ち三段
- 理科検定2級
- 鉄道テーマ検定1級
- フラメンコ舞踊技能検定1級
- オリーブオイルソムリエ
- 家庭料理技能検定1級
- 日本伝統文化コーディネーター ※未取得
- イタリア料理研究家1級
- イタリア語検定3級
- 山の知識検定ゴールドコース
- 日本さかな検定1級
- 和菓子コーディネーター2級
- フードコーディネーター1級 (1級も取ったようだ)
- 介護検定1級
- 美術検定1級
- 歴史能力検定1級
- 肩もみニスト
- オイスターマイスター
- 食生活アドバイザー
- 2級ラジオ体操指導士
- 会津ものしり検定
- フォークリフト運転技能者
- 唎酒師
- デザートクリエイター2級
- 折紙講師
- フードアナリスト検定2級
- 洋裁技術検定上級
- 木材検定
この調子だとホントに100いくかもしれません。
どうでもいいですが,気象予報士について補足しておきます。
登録証によると西郷美千花さんの登録は平成15年11月4日,登録番号は第42786号となっています。気象予報士の登録番号は1番から連番になっているので,2003年の時点で気象予報士が42000人もいることになりますが(故人などがいなければ),こんなにいません。去年の8月の試験までの累積合格者数は9713人です。
実は西郷美千花さんには“100の学歴”疑惑があります。これについては前々回の【追記あり】明日の土曜ワイド劇場は100の資格を持つ女(9) | Notenki Express 2014をご覧ください。
しかしまあ,不動産鑑定士をもっているんだからそれで食っていけば……という気がするんですが,どうなんでしょうねえ?
そういえば,意外なことに宅地建物取引士(宅建)の資格はもってないんですねえ。
100の資格を持つ女(11)のあらすじ
テレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:
バツイチで二人の子持ちの西郷美千花(渡辺えり)は、リストラ時の備えとして資格の取得に励む渋谷中央署の事務職員。捜査には関わらない立場ながら、資格の勉強で得たさまざまな知識が事件解決に役立つこともあり、小山田刑事(草刈正雄)らに頼りにされている。
その小山田が、容疑者を追跡中に、神奈川県三浦半島で何者かに襲われ大ケガを負う。小山田が追っていた川端允則(吉川純広)も胸を刺されて死亡。川端は2年前に都内で起きた振り込め詐欺事件と、警察官ひき逃げ事件という二つの未解決事件に関わっている可能性があったが、以後、捜査は神奈川県警の管轄となり、入院を余儀なくされた小山田はまさに手も足も出せなくなってしまう。
2年前のひき逃げ事件では、小山田の同期で詐欺事件の捜査に当たっていた女性警察官が命を落としていた。同期の無念を晴らしたいという小山田の強い思いを知った美千花は、川端と縁があった割烹料理屋『磯のや』への潜入を決意。素性を隠して住み込みの仲居として働き始める。
『磯のや』の女将、吾妻可南子(藤吉久美子)と川端の亡き母は幼馴染で、川端が小さい頃は可南子が親代わりをしていたという。その後、だんだんと疎遠になったというが、最近になって川端は再び『磯のや』に頻繁に出入り。殺される直前には可南子と口論する様子が目撃されていた。
神奈川県警の永嶋刑事(尾美としのり)は可南子を捜査対象としていたが、美千花は、離婚を経験しながら子育てと仕事を両立させてきた可南子とすぐに意気投合。先代亡き後、可南子が東京から呼び寄せ支配人の座に就かせたという一人息子の了祐(石田卓也)は、母のためにと『磯のや』の経営に一生懸命で、そんな母子関係も美千花にはうらやましく映る。美千花と同部屋になった仲居の鈴木弘美(藤田朋子)もその思いは一緒。弘美は了祐と同じ年頃の息子を亡くしており、息子の姿を了祐に重ねては何かと力を添えていた。一方でもう一人の仲居、笹岡安江(河合美智子)は、板長として長く『磯のや』を支えてきた自分の夫こそ支配人になるべきだとして、可南子や了祐に反発。警察にも可南子のさまざまな噂を流していた。安江いわく、『磯のや』には経営が悪化し倒産寸前の時期があったという。追い込まれた状況の中、可南子は高額の送迎車を即金で購入。この思い切った策が功を奏し、『磯のや』は経営の立て直しに成功したが、金の出所はまったく不明だという…。
美千花が『磯のや』に潜入したその日、新しい経理担当の辻村里奈(ちすん)も入社を果たす。だが、その仕事ぶりは、経理の資格を持つ美千花から見て疑問に感じることばかり。美千花は小さなこととためらいつつも小山田に報告。すると、捜査資料から里奈の驚きの過去が明らかになる。だが、それを確かめる間もなく里奈は遺体となって発見される。慌てた美千花は渋谷中央署に電話をかけるが、その会話が永嶋刑事に聞かれてしまい、美千花の素性がついにバレてしまう…!!