サツキとメイ,トトロに会う (1952年?)

1952年6月23日,雨の中,サツキメイがバス停でトトロに会いました。

6月23日というのは小学校の黒板に書いてありますが,問題は1952年のほうです。1952年とするには矛盾もあるのです。

お母さんが入院している病室のカレンダーがたびたび映ることがあり,それによると8月1日が金曜日になっています。また,同じことですが,7月1日が火曜日になっています。8月1日が金曜日になるのは 1947年,1952年,1958年といったところなので,1952年とするのがもっとも妥当だと思います。1958年の可能性が消えるのは,当時のデータを見ると1958年6月23日に雨が降ったとは考えられないからです。ちなみに,1958年は典型的なカラ梅雨でした。

あと,1958年ごろに

松郷っ!!!

とビックリするカップルが乗っているようなオート三輪は走っていたんでしょうか?

さてさて,となりのトトロの世界が1952年だとすると(1958年でも同じですが),6月23日は月曜日になります。しかし,黒板には

6月23日(水)

とハッキリ書かれています(原文はタテ書き)。この矛盾は説明がつきません。

日直が間違えて書いたのだろう……ということで(カレンダーはウソつかない(笑)),スッキリはしないのですが,σ(^^;)は1952年ということにしています。1952年説を唱えているのはおそらくσ(^^;)ひとりでしょう。1958年と考えている人が多いようです。

ちなみに,他の解決策がないことはありません。7月23日の間違いとすることです。しかしかなり無理があります。1952年については残念ながらわからないのですが,1958年はあのあたりの小学校は7月20日から夏休みにはいっていますしねぇ……。

ところでこの日(1952年6月23日),ダイナ台風が紀伊半島に上陸しています。

Image from Gyazo

この影響もあって東京では39.8mmの雨が降りました。

そしてお父さんの帰りが遅くなったいいわけ。

電車が遅れてね,バスに間に合わなかったんだ。

もうおわかりでしょう。大雨の影響で電車が遅れたのです(ナットク(笑))

さらに,上の経路図を見ればわかるようにダイナ台風は東京のほぼ真上を通過していきましたが,その実体はトトロが乗ったねこバスだったのかも知れません(笑)

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※この記事は当ブログのサツキとメイ,トトロに会う | Notenki Express 2014を一部書き直したものです。

北信濃絶唱 ~昭和のうた~

1972年1月~3月(実質2か月間)に放送された花王愛の劇場「北信濃絶唱」の主題歌です。歌は野路由紀子さん。作詞:西沢裕子,作曲:渡辺岳夫。西沢裕子さんはドラマの原作者でもあります。

テレビバージョンはこちら。ドラマの冒頭の一部もはいっています。

ドラマはざっと次のようなストーリーです。北信濃絶唱|ドラマ・時代劇|TBS CS[TBSチャンネル]より:

日本アルプスの山々に囲われ、千曲川が流れる北信濃に生まれ育った北上圭子(島かおり)は、アルバイトの花の配達途中に、東京から来た画家志望の青年・笹村英二(大林隆介)と知り合った。圭子には、最近祖父の久造(河野秋武)と芸者をしている姉の幹子(藤田佳子)との争いが悩みの種だった。幹子には5年前に別れた愛人の子章太(小山渚)という子供がいたが、新しい愛人が出来たためこのところ外泊することが多く、それが久造の怒りをかっていた。圭子には悲しい愛に生きる幹子の心も分かるし、久造の怒りも納得でき、それだけにかえってつらかった。英二は素朴で明るい反面、こうした悩み事をかかえながら生きる圭子の姿に何度か接しているうちに、いつしか圭子が忘れられぬ存在になっていった。そしてある日、家に帰らぬ母・幹子をしたって家出をし迷子になった章太を、英二が助け出したことから、英二と圭子の仲が急速に近くなっていった。やがて2人は愛し合うようになるが、様々な障害が立ちはだかる…。

北信濃の戸倉・上山田温泉が舞台。

私はこのドラマをまったく見たことがありません。ストーリーも引用以上のことは知りません。

歌のイメージやストーリー,ドラマのタイトルなどから想像すると,最後は残念ながら心中するんでしょうね。

TBSチャンネルやTBSチャンネル2で放送されるようなことがあれば見てみたいとは思いますが,悲劇が嫌い(とくに心中モノは大嫌い)な私にとっては怖いもの見たさに近いかもしれません。

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