明日の「越天楽がきこえる」 | 能天気Express~新世界版~で取り上げた今日の水曜シアタ-9「内田康夫サスペンス 信濃のコロンボ最新作(18) 越天楽がきこえる」。
原作とは似ても似つかないドラマに仕上がっていました。無理に話を膨らませたせいか,最後は収拾がつかなくなってなんともしっくりこない結末に。
被害者の娘が小沢真珠というのもねえ……。私はてっきりホステスのほうかと思っていました。
梅雀コロンボシリーズもこれで終わりかな。
明日の「越天楽がきこえる」 | 能天気Express~新世界版~で取り上げた今日の水曜シアタ-9「内田康夫サスペンス 信濃のコロンボ最新作(18) 越天楽がきこえる」。
原作とは似ても似つかないドラマに仕上がっていました。無理に話を膨らませたせいか,最後は収拾がつかなくなってなんともしっくりこない結末に。
被害者の娘が小沢真珠というのもねえ……。私はてっきりホステスのほうかと思っていました。
梅雀コロンボシリーズもこれで終わりかな。
明日の水曜シアタ-9で放送される「内田康夫サスペンス 信濃のコロンボ最新作(18) 越天楽がきこえる」。
原作の『越天楽がきこえる』は橋本千晶シリーズですが,梅雀コロンボシリーズに改変されるんですね。あらすじをざっと見た限りでは橋本千晶は登場しないようです。残念ですが,金曜の似非岡部警部シリーズのように安達祐実とかいうよりによって子持ちババアが橋本千晶役で登場するよりはかえっていいかもしれません。
原作では最後の犯人逮捕にいきつくまでの経緯がア然とするほどアッサリしています。ドラマではどう扱われるのでしょうか。
つい先ほどまで土曜ワイド劇場で放送されていました。けっこう楽しめました。中村梅雀さんはこういう役はピッタリですね。
5月11日に月曜ゴールデンで放送された同じ梅雀さんの「赤かぶ検事奮戦記」よりはるかに面白かったです。これは梅雀さんが悪いわけではなく,赤かぶ検事シリーズは法廷でのやりとりが見せどころのはずなのにほとんどありませんでしたからね。
突然すずかけ台駅が出てきてビックリしました。2年間通いましたが,ずいぶん変わったのでしょうね。
気がついた点を2点ほど。
南町田一帯に雨が降り出したのは20:03,やんだのは20:46という話が出てきて(録画していないので少し違うかもしれません),真犯人を割り出すきっかけになるのですが,いくらなんでもこんなに細かくはわかりません。話の内容からもここまで細かい必要はなく,雨の降りはじめは20時すぎ,やんだのは21時前――くらいで十分でした。
それと被告の桐石が自白したのは来栖綴をかばうためだったのなら,綴がやってないということがわかった時点で自白を撤回したほうが自然だったような気がするのですが,時間の都合からなのかそのあたりはハッキリしませんでした。
最後,岩崎ひろみさんが事務所に働かせてくれと押しかけてきたことからすると,おそらくシリーズ化されるのでしょうね。
さっきまで土曜ワイド劇場をブッつぶして放送していましたが,ハッキリいってつまらない映画でした。例によってツッコミどころも満載ですけど。
今までビデオ化やDVD化されなかった理由がわかります。こんなの誰も買わんよ(笑)
同じ題材を扱ったプロジェクトX第1作のほうがはるかに面白かったです。
もっともあれもかなり美化しすぎで,実際は官製談合とか,かなりドロドロした話の連続だったようです。
そういえば,今年は富士山レーダーが廃止されてから10年目です。富士山レーダーが防災にどの程度役に立ったかについての検証は,寡聞にして見たことがありません。キチンとなされたのでしょうか。
魔裟斗とかいうのが出ていますね。格闘家としては強いのか弱いのか興味がないので知りませんが,役者としてはまったく使いモノになりませんね。
今日の月曜ゴールデン,その他の配役もおかしい。高橋ナントカというヘタクソ歌手の署長とか,妙ちくりんなしゃべりかたのオバさん検事とか。
またまた20年以上も前の作品を……。しかも,火曜サスペンス劇場で一度ドラマ化されていますし。
事件の根っこが太平洋戦争中にある作品だから,年数に矛盾が生じるのは確実。すでに疎開がどうのという話が出てきているし……と思ったら,思いもしないウルトラC。
なんと,舞台は1980年。1945年+35年=1980年というわけです。舞台設定がデタラメなことの多い月曜ゴールデンの“沢村光彦”と違って少しは考えています。そういえば,ケータイが出てきませんでした。公衆電話が使われています。もっとも,原作では光彦はケータイ禁止ですけど。
ただ,1980年にあのソアラはあったのでしょうか?
それはそれとして,浅見光彦シリーズ,金曜も月曜も,ここのところヒロインの劣化が激しい。誰がヒロイン(浅見ガール)をやるのかも浅見光彦シリーズのドラマの重要な楽しみのひとつなのだから,もっとマシな女優を使ってよ,ったく……。
ついでに,CMに出てきた毛利衛,いまだにセリフの棒読み。進歩のない人。
NHKの朝ドラ「つばさ」,視聴率はイマイチ……というよりかなり悪いようですが,内容的には面白いと思います。もっとも,「だんだん」のとくに後半がどうしようもないほどヒドかったせいで面白く感じるのかもしれません。
役者さんも上手い人が多くて,けっこう楽しんで見ています。
その中にあって気に入らないことがあります。
まずOP。そもそもアンジェラ・アキというのからしてアレですが,朝っぱらからあんなヘンな歌を聞かされては一日が憂鬱です。発音も悪い。最後の部分,どう聞いても「シーズン」とは聞こえません。でも,OPは時間が決まっているのですっ飛ばせばすむ話です。
しかし,知秋とかいうつばさの弟のキモさはどうしようもありません。声がオカマ声なら,しゃべりかたがそれに輪をかけたオカマしゃべり。かなり気持ち悪いです。“キモアキ”とよんでいる人がいるようなので,私もこれからそうよぶことにします。
キモいだけでなく,演技もヘタクソ。演技が上手ければ少しはキモさも緩和されていたかもしれません。まわりが上手い役者さんだけにヘタさが目立ちます。なんでこんなのを採用したんでしょう。
昨日,月曜ゴールデンで「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ41 寝台特急殺人事件」が放送されました。
西村京太郎の同名の作品とはまったくの別モノです。西村氏の作品はドラマ化されるときに設定などが大幅に変更されることも少なくないですが(しかも大抵はドラマのほうが面白い(笑)),ここまで違うのは少ないと思います。
ドラマは,『寝台特急殺人事件』の舞台に『オリエント急行殺人事件』と『佐用姫伝説殺人事件』の使い古しを適当に混ぜ合わせた感じでした。最後にワル者が捕まるのもとってつけたような感じでした。ブルートレインの廃止に合わせて急遽デッチ上げたのがミエミエでした。
それはともかく,やはり三橋・愛川に勝る十津川・亀井コンビはありません。
もっとも,北条刑事は月曜ゴールデンのほうがはるかにいいですけどね(笑)
毎年どこかで取り上げていますが(笑),隅田川花火大会というと思い出すのが隅田川花火殺人事件。もちろん内田康夫センセの作品……ではなく,1990年8月6日にTBS系「月曜ドラマスペシャル」で放送されたドラマです。サブタイトルは「15年目に甦る女の過去・母と娘を引き裂く恐ろしい秘密!」。
次のようなあらすじです。
15年前の夏,中田真知子(丘みつ子)は,突然襲いかかってきた義兄の今井孝夫(ルー大柴)を鈍器で殴って殺してしまった。
目撃者はなくその夜の集中豪雨で家もろとも孝夫は流された。遺体確認をした真知子は確信はもてなかったが孝夫と認め,義兄は死亡と処理された。
その直後,病に伏していた姉・由紀子(田村亜耶)が死亡,遺児となった姪の由利(佐野量子)を引き取る。
15年目の夏,6歳だった由利も社会人。友達以上恋人未満の高野伸悟(宮川一朗太)がいる。真知子は3か月前に知り合った会社社長の島崎(有川博)からプロポーズを受ける。真知子は10日後の花火大会のときに返事をすると約束。その日は15年前の“殺人”の時効が成立する日。
ある夜,興信所の神内(名川貞郎)が由利の目の前で殺される。神内は数か月前から由利をつけ回し,「父親の今井孝夫は生きている」といいつづけていた。
神内のことばに郷里の新潟に舞い戻った由利の目の前でまたも殺人が。その直後,父親と名乗る男から由利に電話がかかってきた……。
今では宮川一朗太が登場するだけで誰が犯人かわかってしまいますが(笑)
さて,1990年の隅田川花火大会は7月28日ですから,殺人は1975年7月28日にあったことになり,この日新潟県のどこか(どこだったかは忘れた)で集中豪雨(というより,いわゆる鉄砲水)が起こったことになります。
しかし,そのような事実はありません。
ただ,この年8月6日には三条市で水害が起こっています。だから,この時間帯のTBSサスペンスドラマお得意の災害のデッチ上げとは必ずしもいえません。偶然かもしれませんが。
TBSお得意の災害のデッチ上げについては次をご覧ください↓
今では伝説になっている俗悪番組「ワイルド7」。12月25日のクリスマスに放送された第12話のタイトルは「悪魔のライダー」。
タイトルもタイトルですが,とある駅前の商店街(どこの駅なんでしょう? 電車は小田急線のように見えますが,商店街は“緑ヶ丘商店街”ということになっています)で街頭募金中のあるキリスト教のグループ(しかも実在の団体名のたすきをかけている)を元モトクロスチャンピオンの“悪魔のライダー”がライフルで乱射するというおよそクリスマスにはふさわしくない内容でした。しかも,ブラックスパイダーの一味が教会をアジトにつかっていたり……。クリスマスにケンカを売っているとしか思えません。今ならまず放送できないでしょうねえ。
この悪魔のライダーは200人以上を射殺したことになっています。つい最近までこんなことは日本では起こりえないと思っていましたが,日本という国は気違いが合法的に銃を所持できるステキな国らしいので……(以下略)
なお,1月1日放送の「ワイルド7」第13話は「両国死す!!」でした。