ドラムの里

今日は,千葉県栄町にある竜角寺ドラムの里に行ってきました。

どちらも本来の目的の地だったわけではありません。とある推理小説(今回は内田康夫センセの作品ではないです)の舞台を訪ねるつもりで(昨日笹川に行った本来の目的もそれで,天保水滸伝関連を訪ねたのはついでです。だから繁蔵最期の地を訪ねていないし,記念館にもはいっていないわけだし),今日は本当なら双正寺という寺を訪ねたかったんですが,事前調査でどうしても見つからない。だからその代わりとして竜角寺を訪ねたというわけです。あまりにも代わりすぎますが(^^;)

どうもこの小説の安食付近の記述は実際とはかなり違っていて,駅前にタクシーの営業所なんてないし,もっともこれは小説が書かれたころにはあったのかも知れないとしても,安食駅から行くと将監川の澱みが目にはいるより先に長門川が目にはいる――というより渡らなければならないので,記述と一致しません。まあ,σ(^^;)もそんなに丹念に調査したわけではなく,間違っている可能性もあるので,このくらいにしておきます。

さて,前置きが長くなりました。というより前置きが実はメインだったりするんですが(笑) 竜角寺は709年創建といいますからかなり古い寺です。でも,ほとんど跡しか残っていません。名前のとおり,竜にまつわる伝説があります。

ryukakuji

ドラムの里のドラムというのは栄町のイメージキャラクターのドラム君のことで,由来は「ドラゴン(竜)+夢」,竜角寺の竜伝説に基づいたキャラクターです。

ドラムの里からちょっと歩くと,竜角寺古墳群があります。かなり数が多く,栄町教育委員会のページによると大小115基の古墳が確認されているようです。ほとんどが円墳と前方後円墳です。この古墳群を残した豪族についてはいまだ解明されず,謎に包まれているようです。