箱根駅伝の距離

明日明後日,いよいよ箱根駅伝です。実はラジオ時代からのファンだったりします。競馬ファン歴とほぼ同じです(^^;)

今大会から各区間の距離がずいぶん変更になっていますが,再計測の結果で,コース自体は前回から変更はないそうです。1区と3区と8区はσ (^^;)が箱根駅伝を意識的にラジオで聞きはじめたころからずうっと21.3kmだったんですが,ついに変わってしまいました。時代の変化を感じます。

それにしても,各区間とも100~200m延びていますが,計測ごとにこんなに変わるものなのでしょうか。

ところで,箱根駅伝といえば何といっても山登りの5区。今でこそ山下りの6区と並んで最短区間になっていますが,かつては最長区間だったことがあります。例えば,1959年のときは25.1kmありました。ちなみにこのときの2区はたったの21.2kmでした。

2区は今では“花の2区”などとよばれていますが,かつては短い区間でした。1960年にはたったの20.5kmに変更されています。このとき5 区は24.7kmになりましたが,それでも最長区間でした。1961年に2区は23.7kmに変更されましたが,5区は24.7kmのままで依然として最長区間でした。

2区が最長区間になったのは1962年で,しかしこのときは5区も24.7kmのままでした。当時は5区と6区を箱根駅伝の華にしておきたいという意図がはたらいていたのかも知れません。

2区(と9区)が単独で最長区間になったのは1966年に5区が23.7kmに短縮されてからです。ちなみにこの年,2区で順天堂大の沢木啓祐が区間新を出しています。