2回続けてメーワク選挙

夏の暑い時期に総選挙とは,熱中症で何人死者が出ることか……。

実は前回もメーワク選挙でした。

2005年8月8日,ブッシュの忠犬ポチがバカのひとつおぼえの郵政民営化を狂行しようとして抵抗に合い衆議院を解散,総選挙は同月30日に公示されました。

公示前の26日,台風11号が千葉市付近に上陸しました。

 台風11号の強風の影響で、関東地方や東海地方の一部で、衆院選用のポスター掲示場の被害が相次いだ。30日の公示を前に、各選挙管理委員会は対応に追われている。

 千葉県鴨川市では、掲示場190カ所のうち、13カ所が被害を受けた。掲示場は縦約1メートル、横約2.3メートルの板で、倒れたり、傾いたりした。同市は壊れた掲示場は作り直す。同県館山市でも、「掲示場が傾いている」との通報が5カ所ほどであり、業者に157カ所すべての点検を依頼したという。

 また、静岡市によると、26日午前11時現在、掲示場10カ所の被害が確認された。職員の調査や市民からの通報でわかった。

(asahi.com 2005/08/26(Fri))

そして,選挙最中には14号があいさつに来て,6日長崎県諫早市付近に上陸しました。

 台風14号は、衆院選の選挙運動も直撃している。各陣営は六日に予定していた選挙カーでの遊説を取りやめたり、個人演説会を中止するなど、行動日程の変更を強いられている。

 各陣営では五日、選挙事務所前の大型看板を撤去したり補強するなど、台風の接近に備えた。遊説途中のつじ立ちをやめたり、夜の個人演説会を中止した候補もあった。

 最接近する六日は暴風雨が予想される。2区のある陣営は選挙カーでの遊説中止を決定。「この日の遊説地域は、もう回る機会がないので影響は大きいが、割り切ってやるしかない」と陣営関係者。

 3区の陣営は、選挙カーは暴風雨で破損の恐れがあるため、政党の宣伝カーに乗り換えて予定のコースを回る計画。個人演説会は、安全を優先しキャンセルした。

 1区のある陣営は選挙カーでの遊説中止を検討している。陣営関係者は「厳しい戦いなので、ぎりぎりまで状況を見極めて決定したい」。

[2005年09月06日09:33]大分合同新聞

今回も台風がやってこないという保証はありません。麻生と台風といえば,去年次のようなバカ発言がありました。

今年はまだ台風が一度も上陸していない。気が付いておられる方もいらっしゃるかと思いますが、台風はまだ一度も本土に上陸しておりません。こんなことは過去に例がない。4年前は9回上陸、平均3回という日本において、ゼロもしくは9回は何となく異常だなと感じていらっしゃる方も多いと思いますが、これは日本一国でやれる話ではありません。明らかに何となく我々の周りに大きな変化が起きていると感じなければおかしいところなんですが、そういった問題につきまして、この環境問題というのは、日本はサミットをやった経緯などなどを考えて、世界をリードして行けるだけの技術もあるし、そういったものもし得る立場にあるんだと思って頑張っていただければと思っております。

こんな恥さらしを首相にしたのは誰なんでしょうねえ……。

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