たった2時間で予報がこんなに変わった

今日11時発表の東京地方の今日の天気予報(府県予報)の変貌です。

まず11時発表(実際には10時37分ごろ):

南の風 23区西部 では 南の風 やや強く くもり 昼過ぎ から 夕方 晴れ

これが12時に次のように修正されました。

南の風 23区西部 では 南の風 やや強く 晴れ 夕方 から くもり 所により 夜のはじめ頃 まで 雨 で 雷を伴う

さらに13時:

南の風 23区西部 では 南の風 やや強く 雨 所により 昼過ぎ 雷を伴い 非常に 激しく 降る

いいとか悪いとかではなく,記録として残しておきます。

新聞の見出しから(7月31日)

  • 千葉県水害甚し 死者十一名重傷九名 鉄道聯隊兵士出動 (1916年 東京朝日)
  • 台風6号 風速百メートルを観測 (1956年 朝日)
  • 群衆が市長室占拠 川崎競輪 中止を怒って (1968年 朝日)
  • 造成宅地に鉄砲水 九州北部の異常豪雨禍 太宰府で6件が流さる 5人死に10人が不明 百ミリの雨で惨事 山頂まで侵食の乱開発 (1973年 朝日)
  • 集中豪雨,横浜市で54棟床上浸水 JR関内駅で天井抜ける (1998年 朝日)

新聞の見出しから(7月30日)

  • 両国川開き延期 (1911年 読売)
  • 暴風雨中兇漢留置場を破る 富坂署の大活動 (1916年 東京朝日)
  • 新潟縣下の大洪水 栃尾町の溺死者百餘名にのぼる 付近部落でも流失の家屋,死者等算無く 空前の大悲慘事 (1926年 東京朝日)
  • 豪雨四百ミリ 都内浸水五千七百 まだカラリとは晴れません (1950年 読売)
  • 落雷,22人ケガ 福岡の海水浴場で (1963年 読売)

新聞の見出しから(7月29日)

  • 坑夫千三百名餓死せんとす 高島炭坑惨害後聞 (1914年 東京朝日)
  • 昨夕青山墓地に怪漢また爆弾を投ず 松方公墓地の裏手の椿事 或る目的の試験にした形跡 犯人は逮捕されず (1924年 東京朝日)
  • 津市橋北中 遊泳訓練中の惨事 女生徒三十六名が水死 四十七名潮流にさらわれ 自衛隊医師ら 五百余名の救援空し (1955年 伊勢新聞)
  • 今年初のモモ切り 片瀬 (1956年 朝日)
  • 迷走台風7号,気配りコース 水不足地域ズバリ (1994年 朝日)

新聞の見出しから(7月28日)

  • 颱風襲来の期 今は未だ早い (1914年 東京朝日)
  • 隅田川の水を汲んで 塵を呑む三河島の住民 井戸に錠されて警察署へ押寄せる女房隊や,水喧嘩續出の郊外井戸涸れ騷ぎ (1924年 東京朝日)
  • うー暑い ことし最高 頭にきた男――通行の女性にパンチ (1966年 朝日)
  • 台風2号,やっと発生 半年ぶりの出現 沖縄へ向かう構え (1975年 朝日)
  • 台風の影響で会場泥んこ,交通混乱 “日本版ウッドストック”2日目中止 (1997年 スポニチ)

U先生,夏休み子ども科学電話相談でウソを教えちゃいけません!!

先週からNHKラジオ第1放送ではじまった夏の定番夏休み子ども科学電話相談の7月23日の放送で,小1の女の子から「降ってくる雨は丸いのに,どうして人が見ると棒みたいに見えるんですか」という質問がありました。

回答者は今年初登場の内田麻理香おばさん先生。ものすごく聞きにくい話しかたなのはしょうがないとしても,聞かれてもいない雨粒が丸い原因について延々とわかりにくく話したあと,棒みたいに見える理由について,なんと次のように説明しました。

雨粒も降ってくるときの引力に引っ張られて,長く棒のように見えてしまいます。

えええーーーーーーっ!!

いい間違いかと思いきや,直後に山田アナウンサーと次のようなやりとりがありました。山田アナもあれっ?と思ったのかもしれません。

山田アナ「実際に,あの,棒のように見えるだけじゃなくて,なってるんですか,内田先生?」
内田先生「実際になってますね」

こんなとんでもないデタラメを教えるようじゃ,立派な経歴が泣きますよ。しょせんただのガンヲタということですかねえ……。

昨日(26日),T館長からきちんとした訂正がなされました。この先生も簡単なことをやたらわかりにくく説明する傾向にありますが,このときだけはすばらしい回答者でした(笑)

この番組,ずいぶん長いこと聞いていますが,こんなみっともない訂正は私が聞いた限りでははじめてです。

こんな大ウソを平気で教えるようじゃ,鳴り物入り(?)で登場したU先生,残念ながら(?!)この番組への登場は今年限りですね。

ちなみに,2003年以降1年でこの番組から消えていった回答者は,米村傅治郎氏,滝川洋二氏,山本保博氏ってところです。なんかわかりますね(笑)

新聞の見出しから(7月27日)

  • 狂風怒濤帝を襲ふ 濁浪夜半市内に浸入して人を殺し家を倒す慘又慘 (1911年 東京朝日)
  • 榮子の死に感激して若き妻の自殺 發見した夫が悲嘆の餘り 日本刀で咽喉を突く (1921年 報知)
  • 汁粉屋殺しの強盗は浮浪の鮮人々夫 神田明神の只台に居る処を 刑事二名に逮捕さる (1921年 都新聞)
  • 噂を怖れてか 寂しい海岸地方 ひどい湘南と房總 昨年の三分の一位 引かへて山は非常な賑ひ (1924年 東京朝日)
  • ナゴヤドーム 初めて台風中止 まさか!! ファン怒りとため息 プロ野球5試合,Jリーグ球宴大阪ドーム安室公演 み~んな流れた (1997年 中日スポーツ)

新聞の見出しから(7月26日)

  • 軍用列車の顛覆(兵士の死傷百数十名) (1895年 読売)
  • 竹槍で大亂鬪 打續く旱天で又始まつた 群馬縣の水爭ひ (1924年 東京朝日)
  • 續々と豆颱風 “夏”を邪魔する厄介者 (1941年 読売)
  • 箱根早雲山に山崩れ 十余名が生埋め (1953年 朝日)
  • 走る稲妻 響く雷鳴 首都圏・北関東に「熱界雷」 (1987年 朝日)

新聞の見出しから(7月25日)

  • 中央線工事の人夫續々斃る 降雨と汚水と不眠から 須原上松間は二十六日頃復舊 (1923年 東京朝日)
  • 台風4号,上陸の恐れ (1993年 朝日)
  • 豊後水道へ 台風7号北上 なお迷走の可能性 (1994年 朝日)
  • 上越新幹線の線路に屋根,乗客2時間半足止め (2004年 朝日)
  • 「夜さ恋ナイター」日本初の通年開催 (2009年 スポニチ)

新聞の見出しから(7月24日)

  • 市民の膽を冷やした物すごかった大雷雨 蒸ぶろのやうな暑さが生んだ甲信山境名物の小低氣壓 近年にない雨の量 (1926年 東京朝日)
  • さァ梅雨はあけた! 鎌倉・江ノ島 初のにぎわい (1953年 朝日)
  • 首都圏大停電 6都県で280万戸 冷房フル稼働 送電追いつかず 東電,一基支援運転へ (1987年 朝日)
  • メル友にわいせつ画像送信の疑い 埼玉の女性を書類送検 (2003年 朝日)
  • 豪雨見舞に2億円の宝くじ当たり券 匿名で福井知事に (2004年 朝日)