今年の土曜ワイド劇場

今年の土曜ワイド劇場は「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子 家族の食卓」で終了しました。
そこで2013年の土曜ワイド劇場を簡単に振り返ってみます。

まず,今年も放送された私の好きなシリーズ。

  • 温泉(秘)大作戦
  • 遺品の声を聴く男
  • 100の資格を持つ女
  • おかしな刑事
  • 東京駅お忘れ物預り所

温泉(秘)大作戦12は洞爺湖が舞台でした。次回の舞台は秋保温泉とのことでした。
撮影はしているんでしょうか。情報がないのが不安です。

100の資格を持つ女7では次のような資格が登場しました。

  • デザートクリエーター2級
  • 日本ティーインストラクター
  • そば打ち三段
  • 理科検定2級
  • 鉄道テーマ検定1級

次に,今年は放送されなかった私の好きなシリーズ。

  • 火災調査官紅蓮次郎
  • 炎の警備隊長五十嵐杜夫
  • 司法教官・穂高美子

炎の警備隊長五十嵐杜夫は去年も放送されなかったので,もしかするともう終了したのかもしれません。

司法教官・穂高美子は,高崎フィルム・コミッションのサイトによると第3作がすでに撮影されているようです。

ちなみに,このドラマの舞台になっている司法研修所のホンモノは拙宅(?)の近くにあるのですが,ここでロケが行なわれたという話は寡聞にして聞きません。

印象に残っているのは7月13日に放送された西村京太郎トラベルミステリー60「秩父SL・3月23日の証言」。内容云々ではなく,たまたま秩父に行っていて秩父のホテルで見たことです。偶然の一致でした。

来年の土曜ワイド劇場は予定では1月11日に100の資格を持つ女8ではじまります。渡辺えりさんのブログによると,舞台は川越だそうです。いきなり楽しみだったりします。

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今日の土曜ワイト劇場は「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子 家族の食卓」

今日の土曜ワイド劇場は終着駅の牛尾刑事VS事件記者です。年末恒例の「終着駅の牛尾刑事VS××」です。

もともとは牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事だったのですが,なぜか途中から事件記者・冴子が加わり,牟田刑事官が退いてからはいまの終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子になっています。

ちなみに,事件記者冴子の殺人スクープ!シリーズは2003年を最後に放送されておらず,冴子が登場するのは現在では終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子のみです。

「終着駅の牛尾刑事VS××」は2001年から年末に放送され,最初に書いたように年末恒例というか,土曜ワイド劇場のその年の掉尾を飾るシリーズになっています。ところが2011年だけ年末に放送されず,土曜ワイド劇場35周年企画として2012年2月に放送されています。

それでは「終着駅の牛尾刑事VS××」が放送されなかった2011年の最後の土曜ワイド劇場は何だったかというと,なんとおかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査・東京タワーは見ていた!でした。最後といっても放送日は12月10日で,そのあとにドラマスペシャルが2本放送されています。
この年のこの時間帯最後になったドラマスペシャル警視庁失踪人捜査課はドラマスペシャルにふさわしく,きわめてつまらないドラマでした。

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冬将軍いつごろどこからやってきた?

季節がら冬将軍ということばをよく耳にします。10年前~数年くらい前にあまり使われなくなったような記憶がありますが,ここ2,3年で再び耳にする,あるいは目にするようになったような気がします。あくまで気がするだけです。
もし実際にそうだとすると,もしかしてNHKの天気コーナーの影響かもしれません。
今では次のようなTwitterアカウントも登場しています。

そんなわけで今では超有名人になってしまった冬将軍。そのことばの由来ですが,次のようにナポレオンを撃退したロシアの厳冬に由来するとされています。
冬将軍はなぜ”将軍”? - トクする日本語 - NHK アナウンスルームより一部引用:

この季節になると気象情報で聞きはじめるのが、寒さを擬人化した「冬将軍」ということば。これについて「どうして”将軍”なのか」というお便りをいただきました。これはフランス皇帝ナポレオンに由来しています。1812年にナポレオンは、ロシア遠征で厳しい寒さのため敗退をよぎなくされました。その際、イギリスの新聞が「ナポレオンがgeneral frost(=厳寒将軍)に負けた」と報じたと言われています。これが、日本で「冬将軍」と訳されたのです。ナポレオンに打ち勝つぐらいですから、「大名」や「殿様」よりは「将軍」がしっくりくるかもしれません。

日本語版のWikipediaにもこの説が載っていたりします。

しかし,原典となったといわれる新聞についてなんという新聞の何月何日付の第何面の記事か,ネットで調べてもよくわかりません。それに英語版のWikipediaにはgeneral frostの項目がありませんし,私が調べた範囲では次の記載があるだけで,イギリスの新聞が云々という話は載っていません。

Napoleon‘s Grande Armée of 610,000 men invaded Russia, heading towards Moscow, in the beginning of summer on 23 June 1812. The Russian army retreated before the French and again burnt their crops and villages, denying the enemy their use. Napoleon‘s army was ultimately reduced to 100,000. His army suffered further, even more disastrous losses on the retreat from Moscow started in October.
Russian Winter – Wikipedia, the free encyclopedia

どういうことなんでしょうね?

これについては継続調査中です――といいたいところですが,あんまり興味はありません。

話変わって,それでは冬将軍はいつごろ日本に上陸したんでしょう?

これについてもネットではよくわかりません。

以前に国会図書館に行ったついでに新聞を調べた範囲では,初出は意外と新しく,1941年9月16日付の朝日新聞。

冬季作戰の對策(上)/獨逸/計算濟みの「冬將軍」
ナポレオンの轍は踏まず 獨ソ会戰

読売にもほぼ同じ時期に使用例があるので,軍部の発表に“冬将軍”が使われていたのかもしれません。

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もう有馬記念ですねぇ

今さらですが,もう有馬記念なんですね。

今では日曜日が1日早くて21日の年は有馬記念は28日になりますから(来年がそう),現行のルールではもっとも早い有馬記念ということになりますね。

史上もっとも早い有馬記念は1975年の12月14日です。当時はラスト1週前に行なわれていて,最終週の定番は中山はステイヤーズステークス中山大障害,阪神は阪神大賞典でした。

有馬記念を12月28日に行なうことができるようになったのは2003年からで,それ以前は協定で中央競馬は12月28日~1月4日は開催できないことになっていました。

その2003年の有馬記念の前日の天気図です。

20131222122454

中山競馬場には未明から雪が降りました。

27日に中山競馬で予定されていた中山大障害(J・GI)は積雪のため中止、来年の1回中山2日目10R(1月10日)に代替開催されることになった。芝コースで行う予定だった平地全5レースもすべてダートに変更。発走時刻も1Rを10時45分に繰り下げ、昼休みなしで全11競走を行った。

中山競馬場のある千葉県北西部は27日未明から雪が降り約5センチ積雪。ダートコースはハロー(馬場整備)をかけ続けたため積もることはなかったが、芝コースはすっかり雪に覆われた。「中山大障害は28日に行うのか」。「代替もせず中止になるのでは?」と厩舎関係者は一時、戸惑いを見せたが、JRAは午前8時、中山大障害の中止とダート変更を決定した。ビッグテースト騎乗で有力視されていた常石騎手は「残念ですが仕方ないこと」と話し、中山を後にした。「GI競走が積雪によって延期となったことは記憶にない」とJRA報道室。なお交流GIでは98年ダービーグランプリ盛岡競馬場)が14センチの降雪のため順延となったことがある。

一面雪景色となった芝コースは除雪作業が行われ、正午までには内、外回りともに雪が取り除かれた。
(スポーツニッポン)

雪が1日遅れていたら面白いことになっていたと思うのは,おそらく私だけでしょう(笑)

さて,今日の有馬記念ですが,次のような印です。

ゴールドシップナカヤマナイトオルフェーヴル
△アドマイヤラクティ
×デスペラード
×ラブイズブーシェ
×トーセンジョーダン

オルフェーヴルが有終の美を飾るのは結果としてそうなるのは喜ばしいと思わないことはないですが,ひねくれ者としては今からそれを期待することはできません。まあ,池添でG1は去年の宝塚記念以来勝ってないわけですし。

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昨日放送のあった「おおかみこどもの雨と雪」

昨日,おおかみこどもの雨と雪が放送されました。

前に住んでいたところが舞台になっているのと人狼のアニメというのとで見ていましたが,なんかなあって感じでした。とくに最後のほうはツッコミどころが多すぎて。

中でも,雨は戸籍や住民票ではどう処理されたのでしょうか?

ファンタジーなんだしそんな無粋なことは考えるなといわれそうですが,はじめのほうに児童相談所の人が訪問してくる場面があるのを考えると,あのまま法的な手続きが何もないのはバランスが取れないと思います。

放送中のツイートから:

ちなみに,免許証によると“彼”の住所は国立市ではなく国分寺市錦町になっています。どうでもいいですが,錦町は国分寺市にはありません。近くの市では立川市にあります。

対抗してもよかったかも(笑)

汝国やG国では人狼は無残な姿では発見されませんが,ハンターなんかがいるルールだとありえますね。

人狼は身体能力がふつうの人間より高い設定になっていることが多いですよね。
最近では,人狼をテーマにしたボイスドラマ企画紅い月プロジェクトが典型的です。

花が転落したところ。2時間サスペンスではよくあるシーンです。

そして最後,

ラストに感動という人が多い(?)みたいですけど,σ(^^;)はとても……。

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明日の土曜ワイド劇場はヤメ検の女4

明日の土曜ワイド劇場はヤメ検の女4。サブタイトルは検察を辞めた情熱弁護士!半落ち!?動機を語らぬ犯人!消えた指紋の謎 遺留品に潜む復讐殺人の罠?愛娘に迫る死のタイムリミット

同じく賀来千香子さん主演で同じく最近(ここ数年以内に)はじまった月曜ゴールデン女取調官と混同している人がいるかもしれないシリーズです。しかし,私的にはおよそ比較にならないです。女取調官はストーリー云々以前に妙ちくりんな佐賀弁モドキが耳ざわりで,とても安心して見られません。

女取調官は2012年2月に第2作が放送されたっきり音沙汰がないところを見ると(第3作以降が製作されているかどうかは知らない),やはり評判が悪かったのかもしれません。

ヤメ検の女4のあらすじ

公式サイトテレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

葵あかね(賀来千香子)は、検察庁を辞めて弁護士に転身した“ヤメ検”。弱い者の味方として誠実かつ熱心な弁護姿勢と、事務所員・桜井花子(須藤温子)の地道な営業努力が実を結んで、今では多くの依頼を受けるまでになっている。

そんなあかねに、思いがけない事件の一報が飛び込んでくる。4年前、あかねがまだ検事だった頃に担当した強姦殺人事件の被告が殺害され、なんと容疑者として逮捕されたのは、強姦事件の被害者遺族の羽白治夫(永島敏行)だというのだ。

殺されたクラブ経営者の黒谷寛之(RIKIYA)は4年前、羽白治夫の一人娘・夏美(折井あゆみ)を殺害した容疑で逮捕された。担当検事となったあかねのみならず、捜査に当たった赤広刑事(ダンカン)の黒谷に対する心証は真っ黒。しかし、決定的な証拠が見つからず、黒谷は無罪放免となっていた。

無慈悲な裁判結果に羽白が発した「オレが殺してやる!」との悲痛な叫びを忘れられずにいたあかねは、4年前の敗北が今回の事件を招いたと責任を感じ、羽白の弁護を引き受けることにする。しかし、意外なことに羽白はあかねの申し出を拒否。4年前の事件以来、懇意にしていたという赤広の取り調べに対しても、羽白は黙秘を貫くのだった。

赤広によれば、4年前の事件当初、黒谷への復讐や自殺などの未遂を繰り返していた羽白も、最近になってようやく事件からの立ち直りをみせていたという。それがなぜ、今になって犯行に及んだのか、赤広は理解できずにいた。

そんな赤広には15歳になる娘・瑞樹(大西菜友)がいた。妻はなく、たった一人の家族だが、今は重篤な肝硬変で入院中。4日後には赤広が休職してドナーとなり、生体肝移植の手術を行う予定だという。

その後、羽白はあかねを代理人として認める。しかし、事件に関しては口を閉ざしたまま。赤広の取り調べに対しても同様で、刻々と時間だけが過ぎていく。

そんな中、羽白の犯行説に疑問を抱いた赤広の部下・野瀬刑事(市川知宏)があかねを訪ねてやってくる。野瀬は、凶器の指紋が拭き取られていたことをあかねに報告。現場から逃げもせず、犯行を自供している羽白が、なぜ凶器の指紋を拭き取る必要があったのか。野瀬は、真犯人は別にいて、赤広もそう考えている節があるが、上層部には新証拠を探す気がないとの現状を告げ、捜査資料をあかねに渡すのだった。

正式に羽白の代理人となったあかねは、ようやく黒谷の殺害現場となったクラブへと足を運ぶ。そこであかねは、争った形跡がないこと、また、4年前に釈放された当時、ワインバーの雇われ店長で貯金もなかった黒谷にしては、店が豪華過ぎることに違和感を抱く。さらに、黒谷の自宅を調べたあかねは、ペテン師の呼び声高いまゆつば弁護士の堺虎之助(泉谷しげる)が、被害金を賠償させると息巻いていた政治家絡みの投資詐欺の資料を発見。事件の関連を調べるため、虎之助の助言を得て、被害者からの聞き込みを始める。ところが、その直後にあかねは暴漢に襲われ…!!

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今日の土曜ワイド劇場はタクシードライバーの推理日誌34

【注意!!】私基準ではネタバレはありませんが,未放送のドラマのストーリーをほんのわずかでも知りたくない人は放送が終わるまで読まないでください。

今日の土曜ワイド劇場はタクシードライバーの推理日誌34です。サブタイトルは飛騨高山~殺人スクープの女!!

1992年の第1作から21年半。よく続いています。なによりスゴいのはレギュラーがほとんど変わっていないこと。

さらにいうと,2番目に乗せた乗客が犯人というパターンも変わっていません。
最初の乗客は社会背景を説明するために設定されている感じなので,実質的には最初に乗せた乗客が犯人ということになります。しかも全員女性です。

犯行の動機は,一見やむにやまれずに見えても,客観的に考えると情状酌量の余地がほとんどないケースも多々あります。

タクシードライバーの推理日誌34のあらすじ

公式サイトテレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。ある日、夜明のタクシーに神谷警部(平田満)から指名が入る。神谷は、家族同然に親しくしている新聞記者・板倉早苗(酒井美紀)の“見合いの立会人”を務めることになり、夜明にも付き添ってほしいという。夜明の目で、相手の男がしっかりしているか、見極めてもらいたいというのだ。
夜明のアパートで早苗と落ち合い、揃って見合い会場に向かう途中、早苗は母・美喜子(梶芽衣子)に頼まれたという書類を届けるため、夜明たちを車に待たせて、ひとりで弁護士事務所に立ち寄った。ところが、そこで早苗は弁護士・能美健司(新井康弘)の刺殺死体を発見する…!
早苗によると、能美は美喜子の“成年後見人”を務める契約を交わしていたという。美喜子は現在、飛騨高山に暮らしており、能美もまた故郷である飛騨高山でボランティアの法律相談を引き受けていて知り合ったらしい。早苗という娘がいるにも関わらず、なぜ美喜子は能美を成年後見人に指定したのか…!? 東山刑事(風見しんご)らは、財産をめぐって母親と衝突した早苗が能美の存在を邪魔に思い、殺害に及んだのではないかと推理する。だが、早苗には、能美の死亡推定時刻、神谷や夜明と一緒にタクシーに乗っていたという確かなアリバイがあった。

そんな中、大手不動産会社の専務・飯田敦(春田純一)が、裁判で敗訴したことを機に、顧問弁護士だった能美に恨みを抱いていることがわかった。だが、飯田は東山たちの訪問を無視して飛騨高山へ。能美の出身地も早苗の実家も、飛騨高山だ…。いったい飛騨高山に何があるのか…!? 神谷や東山は飯田を追い、夜明のタクシーに乗り込んで飛騨高山に向かった。
すると、なんと能美と飯田が共謀して、飛騨高山での牧場開発計画の詐欺を画策し、高山の老人介護施設の入居者を中心としたシニア層から多額の出資金を集めていたことが判明! 美喜子も出資金をだまし取られていたとわかり、東山はますます早苗への疑惑を強くするが、さらに飯田が刺殺体で発見される事件が発生して…!? そんなとき、神谷と夜明は、早苗が婚約していた社会部記者・藤本圭太が3カ月前、飛騨高山で滑落死していた事実を知って…!?

追記[2013/12/08(09:45:55)]

“2番目に乗せた女性客”の法則は崩れませんでしたが。

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