も,え,あ,が,れ ガンプラ (2009年)

も,え,あ,が,れ
もえあがれ
燃え上がれ がんぷら~

というような歌があったようなおぼえがありますが(ちょっと違うような気も(笑)),2009年の今日(8月9日),この歌を地で行くような事件が起こりました。

2009年8月11日のサンケイスポーツWEB(=今となってはリンク切れ)より:

ガンダム捨てられ、29歳暴走男が自宅に放火

 兵庫県警加西署は10日までに、ガンダムのプラモデル(ガンプラ)を母親に処分されたことを悲観し、自宅に火を付け全焼させたとして、放火の疑いで同県加西市の男(29)を逮捕した。男は大のガンプラマニア。「大切なガンプラを処分され、もう生きていけないと思った」などと供述しているという。

 東京・お台場の等身大像が話題を呼ぶなど、誕生30周年を迎えたガンダム。人気は不滅だが、ガンプラマニアによる“アツすぎる”放火事件が起こった。

 逮捕されたのは兵庫県加西市東横田町の工員、高部義文容疑者(29)。逮捕容疑は9日午後2時10分ごろ、自室に灯油をまき火を付け、木造1部2階建て約250平方メートルを全焼させた疑い。

 同署によると、高部容疑者は大のガンプラマニアで、ガンプラを自室に数多く飾っていたが、母親(55)にかねてから「年も年だからいい加減にしなさい」と自身の趣味を否定されていた。

 それでも収集をやめない高部容疑者に母親は業を煮やし、本人に無断でガンプラをゴミ袋に詰め、あとは捨てるだけの状態で自宅に放置した。

 その後、自室に大切なガンプラがないことに気付いた高部容疑者は、パニック状態。「自殺しよう」と自室に灯油をまき火を放った。

 その後、自身も灯油をかぶり火を付けようとしたが、隣室にいた母親に「何しとる?」と声をかけられ、われに返り、燃えさかる自宅から母親と脱出。同居する祖母と弟は外出中で無事、2人にもけがはなかった。

 この放火で家も全焼、ゴミ袋から“救出”すれば助かったはずの、大事な大事なガンプラも燃え上がってしまった。

 高部容疑者は同署の調べに「ガンプラがないことに気付き、生きていけないと思った。死のうと思った」と供述しているという。

 捜査関係者は「いい大人がプラモデルで放火なんて…」と完全にあきれていた。

次の部分がなかなかふるっていますね。

この放火で家も全焼、ゴミ袋から“救出”すれば助かったはずの、大事な大事なガンプラも燃え上がってしまった。

ついでに,ガンダムつながりで,この日ではありませんがこの月に起こった別の事件も載せておきます。

2009年8月30日の毎日新聞WEB(=もちろんリンク切れ)より:

痴漢:容疑の税務署員を逮捕 ガンダム像見学後電車内で

 埼玉県警大宮署は30日、北海道帯広市西10南26、帯広税務署員、成田博史容疑者(36)を埼玉県迷惑行為防止条例違反(痴漢)容疑で逮捕したと発表した。

 容疑は29日午後11時15分ごろ、JR湘南新宿ライン下り線の赤羽-大宮駅間を走行中の電車内で、春日部市の女性会社員(20)の尻を触ったとしている。女性が成田容疑者を取り押さえ、警察官に引き渡した。「好みの女性がたまたま前にいたので触ってしまった」と供述しているという。大宮署によると、成田容疑者は休みを利用し、1人で東京・台場の潮風公園に設置されている機動戦士ガンダムの等身大の像を見に来ていて、東京都豊島区内の宿泊先に向かう途中だったという。

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