2009/02/07のasahi.com(=リンク切れ)より:
多摩テック、9月末で閉園 ホンダ系列の遊園地
2009年2月7日19時8分
遊園地「多摩テック」(東京都日野市)が、9月30日を最後に営業をやめる。運営会社でホンダが100%出資するモビリティランドが7日、発表した。客足が落ち込んでいるためという。閉園後の跡地活用策は決まっていない。
多摩テックは、自動車やオートバイが普及しつつあった61年に、「乗り物の楽しさを広める」との狙いで開園。子どもも乗れるゴーカートなどが売り物だった。97年には温泉施設もつくり、02年度は来場者が100万人に達した。だが少子化などでその後は低迷し、07年度は62万人に。モビリティランドは「時代が変化する中、役割を終えたと判断した」(広報)という。
モビリティランドは鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)も運営しており、ほとんどの従業員はこれらの施設へ配置転換する見通しという。
翌日のasahi.comにはこんな記事もあります。
ゆるい遊園地「多摩テック」 半世紀愛され9月閉鎖
2009年2月8日9時0分
半世紀近く親しまれてきた東京都日野市の遊園地「多摩テック」が、9月末を限りに閉鎖されることになった。07年に併設された温浴施設「天然温泉クア・ガーデン」も同時に閉じる。跡地の利用方法は決まっていないという。発表された7日、来園者からは惜しむ声が聞かれた。
この日、2歳の男の子を連れてきた府中市の会社員石塚正さん(35)は「初めて来たが、小さな子ども向けでいい遊園地だと思ったのに」。小学1年の長男と半年に1回来ているという川崎市多摩区の主婦伊藤玲子さん(38)は「ほかはジェットコースターなどの絶叫系ばかり。ここは落ち着いていて気に入っていたのに残念です」と話した。
従業員らには前日の6日、閉鎖が伝えられたという。約140人の従業員は勤務1年未満の契約社員を除き、同じ「モビリティランド」(三重県鈴鹿市)が運営する三重県と栃木県の施設への転勤を打診する。
同社役員の山下晋・事業企画室長は「48年の歴史を通じ、3世代に親しんでもらえた。ご愛顧に感謝したい」と話した。閉園前の3カ月間には感謝イベントを企画するという。
多摩テックは1961年、ホンダグループが自動車・オートバイの普及を目的に開園した。広さ約10ヘクタールの丘陵地に、ゴーカートや観覧車など24種類の乗り物を備えているが、ここ数年は客足の減少が目立っていた。
近年閉園した首都圏の遊園地には多摩テックの他に谷津遊園(1982年),二子玉川園(1985年),向ヶ丘遊園(2002年)などがあります。最近ではとしまえんの閉園予定も伝えられています。
遊園地≑浦安ねずみ園というのもどうなんですかね?
そうそう,浦安ねずみ園といえば,
初デートで浦安ねずみ園を訪れたカップルは別れる!!
という“ジンクス”があります。お気をつけくださいませ(笑)