2011年2月11日,第1回いわてみちのく馬検定が行われました。
岩手日報のWebニュースより:
馬博士目指し170人が挑戦 盛岡、奥州で検定
ご当地検定の第1回いわてみちのく馬検定(県南広域振興局主催)は11日、盛岡市と奥州市を会場に行われ、受検者は「みちのく馬博士」を目指して解答用紙に向かった。
馬全般を扱ったご当地検定は例がなく、受検者は2会場合わせて170人。北海道から神奈川県までの11歳から82歳が全50問の4択式に挑んだ。100点満点の70点以上が合格となる。
奥州市水沢区横町の商業ビル・メイプルでは79人が受検した。「日本在来馬のルーツは」「春の駒ケ岳に馬形に雪が残ると里では何のしるしとされるか」「メイセイオペラ号が制した中央GⅠレースは」など歴史や民俗風習、競馬をテーマとした問題に、受検者は時折首をかしげながら鉛筆を走らせた。
最高齢受検者だった奥州市前沢区三日町の今野昌(しょう)さん(82)は「何でも興味を持って学ぶのは健康にもいい。悩ましい問題もあったが、勉強の成果を出せた」と手応えを感じていた。
合格者は21日に発表予定で、合格証と馬をかたどった鋳物鍋敷きが贈られる。
(2011/02/12)
当時,エフエム岩手で勝ちそー研究室といういわて競馬の番組が放送されていました。番組レギュラーの3人か受験に行き,そのときの話題が試験日当日の夜に放送された回で話されていました。
合格発表は同じ月の21日に行われました。「いわてみちのく馬検定」で合格者発表-合格者は90%以上に – 盛岡経済新聞より:
「いわてみちのく馬検定」で合格者発表-合格者は90%以上に
「いわてみちのく馬検定」で1回目の合格者が2月21日、発表された。
奥州市のメイプル(水沢区)と盛岡市のアイーナ(盛岡駅西通)の2会場で、今月11日に試験が行われた同検定。岩手県南広域振興局などが、明治時代から軍馬の産地として栄えた岩手の馬事文化を見直す事業として実施した。
出題数は45分間で50問。内容は馬に関する一般問題から、東北地域と馬、チャグチャグ馬コに関するものまで多岐にわたった。
100点満点中、70点以上が合格で、両会場で170人の受験者中160人が合格。94%を超える高い合格率となった。合格者の中で満点だったのは5人。最年少は盛岡会場で受験した11歳で、最高齢は奥州会場の82歳だった。
同局企画推進課の担当者は「決して簡単な問題ではなかったのにもかかわらず、高い合格率になったのは驚き。事前に販売されたテキスト本をしっかり勉強してくれた結果では」と話している。
私は第2回を受けようと思っていたのですが,試験からちょうど1か月後にあんなことが起こるとは……。いつになってもいいので,第2回が行われることを願っています。