2004年2月25日に行われた千葉大学の前期日程入試の2次試験で,次のような出題ミスがあったそうです。
asahi.comより:
トルシエジャパン、W杯で8強? 千葉大入試で出題ミス
25日にあった千葉大学(磯野可一学長)の前期日程入試の2次試験で、教育学部スポーツ科学課程の総合テスト(記述式)に出題ミスがあったと、同大学が発表した。受験者89人全員の記述式配点を満点にするという。
設問は1問だけで、サッカー日本代表チームのジーコ監督のチームづくりについて800字以内で答える。トルシエ前監督に関して「日本代表チームを初めてワールドカップに導き、ベスト8という快挙を成し遂げた」などと間違った説明があった。初めての出場は98年の岡田武史監督の時で、トルシエ前監督の時は16強だった。
(02/25)
そういえば,2004年当時はジーコさんがサッカー日本代表チームの監督でしたねぇ。遠い目……。
大学入試の出題ミスといえば,陰生だった大昔とき,大問1つが丸々削除になるような出題ミスを見つけて報告したことがあります。そんな“大事件”だったにもかかわらず,ニュースにならなかったなぁ。さらに遠い目……。
当時旺文社から出版されていた1『全国大学入試問題正解』(通称「電話帳」)には問題はそのまま載っており,解答解説にかくかくしかじかの理由で削除された,みたいなことが書かれていました。もしかすると問題のところにも削除になった注意書きがあったかもしれません。
今では上記の千葉大だけでなく出題ミスが毎年のようにニュースになっているところを見ると,あのころもニュースにならなかっただけで同じくらいあったのでしょうね。
- 今でも出版されていることを知ってビックリしています(笑) 当時と同じく通称「電話帳」なのかどうかは知りません。 ↩