とびだせヤクルトスワローズ ~昭和のうた~

今ではまったくといっていいほどプロ野球に興味がありませんが,かつてはある球団を応援していたこともありました。そんなに熱心というわけではなかったですけどね。

そのチームは,なんとヤクルトスワローズ!!

文化放送のナイター中継で,スワローズが勝つと流れたのがとびだせヤクルトスワローズでした。

1975年東芝EMI。作詞:菅野さほ子,作曲:鈴木淳,編曲:竜崎孝路,歌:松岡弘。JASRACのデータベースではアーティスト名がスワローズ応援隊になっています。

菅野さほ子というのは星野哲郎さんのペンネームで,Wikipediaによると「星野が日本クラウンと専属契約を結んでいたため他社で仕事をする際に使用していたもの」だそうです。

最初のうちは誰が歌っているとかそういった情報はまったく知らなかったのですが,たまたま熱心なスワローズファンに,松岡弘だよ,と教えてもらいました。

松岡弘――そう,スワローズのかつての大エースです。

通算成績191勝190敗41セーブ。残念ながら200勝は達成できませんでしたが,スワローズのような弱小チームにいての191勝はどこかの常勝チームにいてのギリギリ200勝なんかよりはるかに価値が高いと思います。

松岡弘といえばなんといっても1978年の日本シリーズですね。2勝2セーブの大活躍は今では伝説でしょう。

のちに「新・とびだせヤクルトスワローズ」が出ましたが,この歌はやはり松岡弘さんじゃないとねぇ……。

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