今日の土曜ワイト劇場は「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子 喪中欠礼」

今日の土曜ワイド劇場は森村誠一の喪中欠礼~終着駅の牛尾刑事VS事件記者冴子です。年末恒例の「終着駅の牛尾刑事VS××」です。

もともとは牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事だったのですが,なぜか途中から事件記者・冴子が割り込んできて,牟田刑事官が退いてからはいまの終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子になっています。

ちなみに,事件記者冴子の殺人スクープ!シリーズは2003年を最後に放送されておらず,冴子が登場するのは現在では終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子のみです。

「終着駅の牛尾刑事VS××」は2001年から年末に放送され,最初に書いたように年末恒例というか,土曜ワイド劇場のその年の掉尾を飾るシリーズになっています。ところが2011年だけ年末に放送されず,土曜ワイド劇場35周年企画として2012年2月に放送されました。

「終着駅の牛尾刑事VS××」が放送されなかった2011年,最後の土曜ワイド劇場はおかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査・東京タワーは見ていた!でした。最後といっても放送日は12月10日で,そのあとにドラマスペシャルが2本放送されています。
この年のこの時間帯最後になったドラマスペシャル警視庁失踪人捜査課はドラマスペシャルにふさわしく,きわめてつまらないドラマでした。

「森村誠一の喪中欠礼~終着駅の牛尾刑事VS事件記者冴子」のあらすじ

テレビ朝日|土曜ワイド劇場より:

 東京・新宿区内の公園で、男性の撲殺死体が発見された。牛尾正直(片岡鶴太郎)たち新宿西署の刑事たちの調べで、身元は富山県南砺市で自動車工場を経営する山岡義典(平泉成)と判明。家族によると、山岡は2日前、東京見物に行くと言って自宅を出たという。
 山岡は宿泊先のホテルから、2本電話をかけていた。1本は東京到着を知らせる自宅への電話、そしてもう1本は“週刊トピックス”編集部。しかも、牛尾とは長年なじみの記者・川村冴子(水野真紀)宛てだった。
 冴子は牛尾からの連絡で遺体安置所に駆けつけるが、いったいどういう知り合いなのかたずねる牛尾に、意外な言葉を返す。知り合いであることは間違いないが、実はどこでどう出会った人物なのか覚えていないというのだ…。冴子によると、4年前の正月、編集部気付けで山岡から年賀状が届き、どこで接点があったのか思い出せなかったものの失礼があってはいけないと思って賀状を返し、それ以来、年賀状をやり取りしてきたという。その話を聞いて、今ひとつ腑に落ちない牛尾…。まもなく解剖の結果、山岡は死の1時間ほど前に寿司を食べていたことがわかり、刑事たちはまず管内の寿司店をしらみつぶしに当たることになった。

 一方、冴子から同じ話を聞いた記者仲間の緒方浩平(船越英一郎)は、もしかしたら冴子の名を騙った偽者が山岡と接触したのではないかと推理する。2日後、牛尾は山岡の地元、南砺市で営まれた葬儀に参列するが、そこには自分の偽者について探ろうとしている冴子の姿もあった。
 冴子は牛尾に、4年前に初めて届いた山岡からの年賀状を見せる。そこには「その節はありがとうございました。無事に東京にお帰りになったことと推察しております」と書かれてあった。つまり、“その節”に偽者の冴子は山岡と知り合い、礼を言われるようなことをして、無事に東京に帰ることができたか心配されていた、ということではないか…。
 その夜は近くの大牧温泉に泊まり、翌日改めて家族に話を聞いてみるという冴子。だが、いったん別れたものの、牛尾は冴子を追って大牧温泉への船着き場に行く羽目になった。冴子に連絡を取らなければならなくなったからだ。実は、その後の家族の話から、山岡が東京に来る前、“11月26日”号の週刊トピックスを何度も見ていたということを耳にしたのだ。いったいその号に何が載っていたのか…それが気になっていた牛尾は、冴子が船着き場でひと組のカップルの姿を見て驚いた表情を浮かべても、たいして気に留めなかった…。

 東京に戻り、11月26日号の週刊トピックスを借りた牛尾は、エッセイストとしても活躍する総合病院院長・朝倉響子(かたせ梨乃)がグラビアに掲載されているのを見つける。彼女の新刊発売記念のサイン会の告知も載っており、開催されたのは山岡が殺されたのと同じ日だった。繋がりを直感し、会場の防犯カメラを確認した牛尾。すると、山岡はやはり響子のサイン会に訪れていたことがわかった。
 だが、響子は山岡の写真を見ても覚えがないといい、その会場で35年ぶりに再会した元同僚・太田久子(黒田福美)なら、サイン会にやって来た人の顔を覚えているかもしれないと話す。そのとき、院長室に入ってきた響子の息子で医師の修一(黄川田将也)を見て、牛尾はアッと驚く。修一は、大牧の船着き場で冴子が見かけて驚いたカップルのうちの男性だったのだ。そして、久子を訪ねた牛尾は、さらに驚愕する。久子こそ、修一と一緒だったカップルの女なのだ…。
 そんなとき、修一の妻・絵里が5年前に失踪、3カ月前にこの近隣の山中で白骨死体となって発見されていた事実が浮上する。5年前に行方を絶ち、白骨死体で見つかった絵里と、新宿で殺害された山岡…。牛尾は2つの殺人は1本の線上にあり、そのカギを握っている人物こそが冴子の偽者なのではないかとにらむが…!?

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今日の土曜ワイド劇場はヤメ検の女5

今日の土曜ワイド劇場はヤメ検の女5。サブタイトルは元検事の弁護士VSストーカー殺人!? 東京~神戸を結ぶ謎の2000万円!美人ピアニストを襲う誘拐事件! ホクロの秘密

同じく賀来千香子さん主演で同じく最近(ここ数年以内に)はじまった月曜ゴールデン女取調官と混同している人がいるかもしれないシリーズです。しかし,私的にはおよそ比較にならないです。女取調官はストーリー云々以前に妙ちくりんな佐賀弁モドキが耳ざわりで,とても安心して見られません。

ヤメ検の女5のあらすじ

公式サイトテレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

検察を辞めて弁護士に転身した葵あかね(賀来千香子)のアシスタントとして働く桜井花子(須藤温子)の友人、井原綾(木内晶子)が嶋田秋俊(石田登星)殺害容疑で逮捕される。綾と嶋田は業界最大手のネット通販会社『クローバー』の社員同士。嶋田には妻子があり不倫の関係だった二人は、半年ほど前から毎週金曜の夜、ホテルの部屋で会うようになっていた。嶋田は、その部屋で撲殺。凶器を手にした綾がホテルマンに発見され逮捕に至った。

綾は犯行を否認。部屋に到着した時点で嶋田は倒れており、自分も何者かに襲われ意識を失ったと主張する。だが、綾が覚えていたのは薄れゆく意識の中で見た男物の靴だけで、警察は取り合わない。花子から懇願され綾の弁護を引き受けたあかねは、その男の存在を証明するため調査を始める。

あかねはまず、嶋田の家を訪ねる。妻の夏恵(中島ひろ子)はあかねへの嫌悪感を隠さず、門前払い。娘の美桜(黒川智花)も冷たく追い払う。嶋田と夏恵は再婚。母親を裏切った嶋田を美桜は許せないのだ。

次に二人の勤務先『クローバー』を訪ねたあかねは、社内にリストラの噂があること、社長の三木武史(国広富之)はワンマン経営者で社員の反発も少なくないこと、その三木から嶋田が頻繁に呼び出され何らかのプロジェクトを進めていたことなどの情報を入手する。また、嶋田のデスクにあった家族写真の裏から、謎の数字が書かれたメモが発見される。

翌日、クローバーに顧客情報漏えいの疑惑が浮上する。その一報がテレビで流れるや否や、堺虎之助(泉谷しげる)があかねに接触してくる。個人情報を流出させた企業を相手に原告団を結成し、集団訴訟でがっぽり儲けようと算段していた虎之助は、クローバーから顧客情報が漏れている決定的証拠をすでに手にしていた。漏えいの数は20万人分。さすがに一人では手に負えないと、虎之助はあかねに協力を求めるが、今のあかねの依頼人は綾。虎之助には貴重な情報に対する礼だけを返し、さっそく綾の事件に情報漏えい問題が絡んでいないか探る。すると、嶋田は三木から、顧客情報を漏らした人物を特定する指示を受けていたとの筋書きが見えてきた。クローバーは業界最大手の大企業。一人で、しかも内密に調べるには限界があるだろう。そう考えたあかねは、嶋田に協力者がいたのではと推理。綾に訊くと、それは嶋田の部下で大学時代の後輩でもあった小早川純平(河相我聞)ではないかと言う。あかねはさっそく小早川と面会。しかし、その時の応対に違和感を抱いたあかねは小早川について調査。すると、さまざまな疑惑が浮上した上に、嶋田が殺害された日のホテルの防犯カメラ映像に、小早川が映っていたことが判明する…!

以上,去年の今日のブログの第4作を第5作に差し替えただけの手抜き記事でした。

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今日の土曜ワイド劇場は法医学教室の事件ファイル39

今日の土曜ワイド劇場は法医学教室の事件ファイル39です。

今回の最大のナゾは,犯人とか動機とか中村静香の脱ぎっぷりとかそういうところではなく,

どうして中1週なんて過酷な(?)ローテーションで放送されるのか?

ですね。

サブタイトルが雨の日だけに起きる殺人の謎!?女医VS美しき気象予報士!!黒豆と、金色の紙片が暴く秘密…なので,私的にはツッコミどころ満載でしょう。

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今日の土曜ワイド劇場はタクシードライバーの推理日誌35

【注意!!】私基準ではネタバレはありませんが,未放送のドラマのストーリーをほんのわずかでも知りたくない人は放送が終わるまで読まないでください。

今日の土曜ワイド劇場はタクシードライバーの推理日誌35。サブタイトルは分かれ道の乗客 瀬戸内尾道~“道の駅”連続殺人!!

1992年の第1作から約22年半。よく続いています。なによりスゴいのはレギュラーがほとんど変わっていないこと。土曜ワイド劇場でもっとも長いシリーズは十津川警部の西村京太郎トラベルミステリーですが,レギュラーがゴッソリ変わってしまっているため(ついでにテーマ曲も変わった),もはや単一のシリーズといえません。それを考えると,土曜ワイド劇場最長のシリーズといっていいでしょう。ただし,作品数のもっとも多いシリーズではないことは今日の土曜ワイド劇場は法医学教室の事件ファイル38 | Notenki Express 2014のとおりです。

最近では“2番目に乗せた女性客”(最初の乗客は背景を説明するためなので,実質的には最初の女性客)が犯人というパターンが定着しており,第1作がそうだったためずうっとそうだと思っていたのですが,チャンネル銀河で過去のシリーズを見てビックリしました。

例えば,第4作では“女性客”ではなく男性客でしたし,第5作では“女性客”は殺人には関与しておらず,第6作では犯人は“女性客”の従姉,第12作ではそもそも“女性客”を乗せておらず,第16作では“女性客”は最初の被害者になりました。

今のようなパターンが定着したのは少なくとも第17作以降です。

タクシードライバーの推理日誌35のあらすじ

テレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。ある夜、都内の路上でひとりの女性を乗せた夜明は、後部座席の彼女から「私を覚えていらっしゃいませんか?」と声をかけられて驚く。
その乗客こそ、かつて夜明が捜査を担当した殺人事件の被害者の娘・小村真希子(釈由美子)だった。2人が出会ったのは20年前、東京・大田区の住宅に空き巣に入った男が、住人の小村宏夫(本城丸裕)と鉢合わせし、刺殺した事件――。当時17歳だった真希子は2階に隠れていて無事だったが、唯一の家族である父が刺されるのを娘が目撃した…という、痛ましいものだった。その後、真希子の証言により、窃盗の前科を持つ沼田令次(川野太郎)の逮捕に至ったが、20年の時を超えた偶然の再会に、夜明は深い感慨を覚える。

翌朝、都内の公園でケーキ店経営者の妻・谷本久江(クノ真季子)の刺殺体が見つかった。臨場した東山刑事(風見しんご)は、被害者の顔を見てがく然とする。久江は、かつて沼田と同棲していた女だったのだ。20年前の事件は当時、捜査一課に配属されたばかりだった東山にとっても、忘れられないヤマだった…。調べると沼田は先月、刑期を終えて出所したばかりとわかり、東山たちは沼田の行方を追う。

一方、夜明が勤務するタクシー会社の営業所を真希子が突然、訪ねてきた。なんと広島・尾道まで、夜明の運転で送ってほしいという。3年前、颯爽と文壇デビューし一躍人気作家となった真希子は元々、尾道の向島(むかいしま)の出身で、今回の旅は尾道市内にある両親の墓参りと取材を兼ねたものだと話す。編集者・鴻上浩(河相我聞)も途中の“道の駅”で同乗、夜明は2人を宿泊先まで送り届けた。
ところが翌日、帰京する直前に道の駅に立ち寄った夜明は、東山たちに遭遇しビックリする。東山によると、久江殺しで沼田を追っていたところ、この道の駅の駐車場で沼田が死体となって発見されたという。東山は、沼田に恨みを抱く真希子の犯行を疑うが、沼田の死亡推定時刻、彼女には夜明の運転するタクシーに乗っていたという確かなアリバイがあった。
そんな中、夜明は、沼田が刑務所仲間に「20年前の事件には共犯者がいた」ともらしていたことを知る。当時、共犯者の存在を疑う要素は何もなかったはずだ…。もしや20年前の捜査に見落としがあったのか…!? 夜明が苦悩する中、また新たな事件が起きて…!?

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今日の土曜ワイド劇場は法医学教室の事件ファイル38

今日の土曜ワイド劇場は法医学教室の事件ファイル38です。
例によってタイトルはありませんが,サブタイトルは男女の死体は二人で嘘をつく!?女医が暴く殺人ボールの謎 復顔!20年前から来た殺人者?

1994年に土曜ワイド劇場に引っ越してきたこのシリーズももう38作目なんですね。土曜ワイド劇場でこれを上回るのは西村京太郎トラベルミステリー(十津川警部シリーズ)くらいなものではないでしょうか。

ただ,こちらは十津川警部に続き亀井刑事も代わってしまったため(もっといえばタイトル曲も変わってしまった),名前は同じでも実質別シリーズになっています。
それを考えれば十津川警部シリーズを超えたといってもいいのでないでしょうか。

ただし,長さでいえば来週放送予定のタクシートライバーの推理日誌のほうが長いです。法医学“木九”時代を含めてもわずかにタクシートライバーの推理日誌のほうが古いです。

法医学教室の事件ファイル,実はこのシリーズはあんまり好きではありません。尺稼ぎにしか見えないシーンが多すぎるし,最近は由紀さおりがウザいし。

土曜ワイド劇場の放送時間が延びる前からスペシャルとして通常より長い時間で放送されることが多かったのですが,その必要はまったくありませんでした。今回は実質1時間ちょっとくらいではないだろうかという悪寒がします。

前々回くらいから妙なグラドルが出演していますが,今回も出演するんでしょうか。グラドルの割にはあんまりかわいくないし。ノリちゃんが好きだったなあ。

そういえば,水村刑事が殉職してからずいぶんたちますね。また,早紀先生の妹は土曜ワイド劇場に移動してからは一度も出てきませんね。

追記 [2014/10/05]

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リンゴ台風と箱庭

1991年9月27日16時過ぎ,台風19号(Mireille)が中心気圧935mb,中心付近の最大風速50m/sという“非常に強い”勢力で長崎県佐世保市の南に上陸しました。その後,加速しながら日本海を北東に進み,28日08時ごろ965mbで北海道渡島半島に再上陸,28日15時に千島近海で温帯低気圧に変わりました。

台風が非常に強い勢力で上陸し,勢力をほぼ維持したまま日本海を速い速度で北東に進んだため,沖縄から北海道まで全国で暴風が吹き荒れました。くわしくは気象庁の前線、台風第17、18、19号 平成3年(1991年) 9月12日~9月28日などを参考にしてください。

リンゴ台風

この台風はリンゴ台風とよばれています。青森県で収穫前のリンゴの70%以上が落下するという被害があったからです。ただ,農作物に限っても被害はリンゴだけではなかったのにもかかわらずリンゴ台風とよばれる理由はσ(^^;)にはわかりません。σ(^^;)的にはもっともしっくりくる通称ではあります。

台風の暴風にもめげずに落下しなかったリンゴの一部は落ちないリンゴとして受験生のお守りに珍重されていました。

当時受験屋だったし,近くの神社(谷保天満宮=通称ヤボ天)でも発売されていたので,よくおぼえています。値段はたしか悪税込みで1000円程度とだったような記憶があります。あくまでお守りなのでリンゴとしては高めでした。ご利益があったかどうかは……。

ちなみに,現在は落ちないりんご有限会社落ちないりんごの登録商標になっているようです。

箱庭

広島県の宮島にある厳島神社は,このリンゴ台風によって当時の新聞の見出しによると「創建以来の天災」に見舞われました。中国新聞9月28日付夕刊には次のようにあります。

同神社では二十七日午後七時半ごろ,突風のため能舞台と能楽屋の柱が折れ倒壊。屋根がそっくり砂浜に座る形になった。・・(中略)・・また,回廊中央部にある平安時代に建てられた左右門客神社,国宝の左右楽房のうち西側楽房が流失,東側楽房も大きく傾いた。回廊もあちこちで床板がめくれ上がり,通り抜けができなくなったほか,本社祓(はらい)殿などの屋根の軒先が壊れた。

神社職員らの話では,午後七時過ぎから,回廊に海水が上がり始め,ピークの午後十時半ごろには水位が回廊の上八十三センチに達し,手の施しようがなかったという。

そして台風一過の翌日,事件がはじまります。

AD1991/09/28 台風19号で大損害を受けた厳島神社の大鳥居付近に,男の変死体が流れ着く(内田康夫『箱庭』)

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今日の土曜ワイド劇場は「遺品の声を聴く男(5)」

今日の土曜ワイド劇場は遺品の声を聴く男(5),サブタイトルは“狙われた天才ピアニストと美貌の母!留守電に残された死者からのメッセージ!?究極の母性が隠蔽した13年前の驚愕の真実”。

2009年5月16日にはじまったこのシリーズも,はや第5作。ほぼ1年に1作品ずつ順調に放送されています。私の好きなシリーズのひとつです。

  1. 放送日20090516……美人OLの封印された過去!連続レイプ殺人事件に狂わされた人生…遺品整理人は見た!!涙の復讐劇に秘められた真実

  2. 放送日20100918……白骨遺体が語る愛憎劇美人妻と愛人との交錯する執念…遺品整理屋は見た!!15年前の誓い…哀しき殺人者の逃亡の果て

  3. 放送日20120121……美人社長の笑顔に秘められた壮絶人生!介護ビジネスに渦巻く欲望の罠と連続殺人の謎?遺品が語る転落死の真実とは?

  4. 放送日20130525……美人看護師殺人事件!残された一人暮らしの部屋と崖っぷちの毒草が真実を語る!!遺族の悲しい復讐と涙で滲む父娘の再会

そういえば,遺品整理人が主役の2時間サスペンス(?)には他にその名も遺品整理人 谷崎藍子シリーズがありますが,最後までちゃんと見たことはありません。だってとてつもなくつまらないんだもの。なぜか第1作は“2010年日本民間放送連盟賞「NAB Awards 2010」テレビドラマ番組優秀”を受賞したらしいですけどねえ……。

ちなみに受賞理由は次のようなものだったみたいです。

主人公は、遺品整理会社のベテラン社員。「遺品には亡くなった人のメッセージが残されている」というのが彼女の口ぐせ。ある日、母親を介護していた息子が本人から頼まれて母親を殺害する事件があり、息子は事件後に自首している。事情を裏づける遺書もあり、主人公は息子に同情を寄せていた旧知の刑事に頼まれ、部屋を整理することになる。社会問題化する孤独死とともに、メディアでも取り上げられる「遺品整理会社」を扱ったサスペンス。現代的な職業にスポットを当てているが、故人の人柄、生活、価値観を理解し、切れかかった人の絆を結び直そうとする主人公のこだわりがメッセージとして伝わる。重いテーマであるが社会性が高く、引きつけられる。

遺品の声を聴く男(5)のあらすじ

テレビ朝日|土曜ワイド劇場より一部引用:

「ジャーニーサポート」で働く遺品整理屋の各務章祐(奥田瑛二)は、主を失った遺品の声を聴くように、故人の性格や生活習慣、そして残された思いまで汲み取ることができる特別な感性の持ち主。遺族の代行で遺品を整理するという難しい仕事ながら、社長の玉枝陽子(渡辺えり)からの全幅の信頼と、部下の樋口奈央(佐藤めぐみ)からの尊敬を得て、業務にまい進している。
ある日、各務は入水自殺した男性・福原忠雄(遠山俊也)の遺品整理を請け負う。フリーのライターだった福原に家族はなく、依頼人となった編集者の小野寺隆(阪田マサノブ)は、福原が執筆に取りかかっていたという原稿以外は、すべて廃棄していいという。
福原の部屋で、各務は真っ先に、小さな位牌に目を留める。俗名・福原瞳。亡くなったのは13年前だ。その側には、「お兄ちゃん、さようなら」という手紙も。13年前、福原の妹も自殺したということか…。
その他、各務はプレゼント用に包装されたエメラルドのネックレス、多くの戦場写真、『Y.T』とイニシャルが刺繍された女性用のハンカチ、そして大量の脅迫状を見つける…!
小野寺によれば、福原は脅迫を受けてもなお、すごいスクープになるからと、取材を止めなかったらしい。そのネタとは、注目を浴びる若きピアニスト・高樹沙織(近藤里沙)とその母・百合子(藤吉久美子)にまつわるものだという。
天才少女としてマスコミにも登場している沙織は、わずか数週間前に初の全国ツアーを発表したばかり。まだ13歳ながら、コンサートでは満員の聴衆を感動させる際立った実力を誇っていた。何を隠そう、各務も彼女のファンの一人だ。また、もともとピアニストだった母の百合子が、事故で両親と夫を亡くしたのを期に、自らはステージに立つことを辞め、娘に夢を託して、女手一つで沙織を育て上げたという美談も、世間に広く知られていた。その百合子が、ある男と一緒にいるところを盗み撮りした写真が、福原の家で見つかっている。となれば、『Y.T』のハンカチの持ち主は明らかだ。各務は、そのハンカチを持ち主に返すという名目で、百合子のピアノ教室へと向かう。
あいにく、百合子は不在だった。ハンカチ程度のものなら受付に渡すことも可能だったが、各務はそれをしない。なぜなら、そのハンカチには血の跡が残っていたからだ…!!
死んだ福原は、今でこそゴシップ専門のライターだったが、昔は戦場ジャーナリストとして活躍していたらしい。だが、13年前、戦地にいる間に大切な妹が自殺。予定を大幅に延ばして海外に滞在していた福原はそのことを悔やみ、戦場ジャーナリストを辞めたのだという。
後日、警察から福原の遺留品が各務の手に渡る。その中には、財布や携帯電話に混じって、一枚の写真とUSBメモリーがあった。いずれも水に浸かっていたため、写真は傷み、USBメモリーは読み込めなかったが、写真の人物ははっきり沙織と判別できた。また、USBメモリーは、各務の後輩・樋口奈央(佐藤めぐみ)が、警察でもないのに依頼されていないことはしないという各務の日ごろの教えに逆らい、勝手に修復作業を手配してしまう。
その日、「ジャーニーサポート」の倉庫に不審者が侵入。修復依頼から戻った奈央が襲われ、意識を失う・・・!!

荒井萌さんが今回も出演します(^^)

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今日の土曜ワイド劇場は「司法教官・穂高美子3」

今日の土曜ワイド劇場は司法教官・穂高美子3「死亡時刻が二転三転!?遺産30億強奪トリックを“スイーツ姉妹”の空飛ぶバウムクーヘンが解く!!」です。

舞台となる司法研修所や司法修習については公式サイト裁判所|司法研修所を見て下さい。私はまったく知りません。

実は拙宅の近くにホンモノの司法研修所があります(笑) しかしここでロケが行なわれたという話は聞かないので,エンドロールの撮影協力に名前のある別のどこがで名義詐称が行なわれているのでしょう。

そのホンモノの司法研修所ですが,

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というようなおっかない看板があるのでもちろん中にははいりません。外から撮りました。

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「司法教官・穂高美子3」のあらすじ

テレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

司法試験に合格した修習生たちが、裁判官や検事、弁護士を目指して共に学ぶ“司法研修所”。その検察教官を務める穂高美子(水野真紀)は、東京地検から異動してきた優秀な検事で、講義の厳しさから修習生たちからは“タカビー”とあだ名をつけられていた。
群馬・前橋地検に派遣された修習生のひとり、白鳥歩美(三倉茉奈)が交通事故に遭ったという知らせが入る。軽トラックの荷台から液体入りのドラム缶が落下し、歩美の乗る車がスリップ、壁に激突したのだ。運転していたのは、歩美の父であり、前橋を拠点に全国展開しているショッピングモール“クイーンズ白鳥”の社長・太一(加納竜)で、会長で祖父の健蔵(野村昇史)も同乗していた。歩美だけは奇跡的に軽傷ですんだが、太一も健蔵も死亡。歩美によれば、祖父は頭部を強く打って即死だったものの、父は事故直後まだ息があり、懸命に心臓マッサージを行ったものの、救うことはできなかったという。軽トラックの運転手・下山信行(松澤一之)は積荷の固定を怠ったことを全面的に認め、おそらく業務上過失致死で送検となると思われた。
美子は民事担当教官の弁護士・小宮譲(筧利夫)と共に見舞いに駆けつけるが、クイーンズ白鳥の顧問弁護士・大林公子(野村真美)が、なんと姉2人、真知子(遊井亮子)とゆり(雛形あきこ)が、妹の歩美を訴えるつもりだと伝えに来た。真知子とゆりは“クイーンズ白鳥”ブランドのスイーツを開発して大ヒットさせ、世間から“スイーツ姉妹”とよばれて注目を集めていたが、かねてから対立していた。社長と会長を失った今、会社の経営権と30億円もの遺産をめぐって早くもいがみ合っているようで、2人は歩美の救命処置がなければ父親は助かったと考えているという。どうやら歩美に遺産が渡るのも気に食わないらしい。
そんな中、美子は歩美の様子をさぐるストーカー・飯島誠(池内万作)を見かける。そして、6年前まで看護師として働いていた歩美が弁護士を目指すきっかけとなった悲しい過去を知るのだが…!? ところがその矢先、下山が新たな供述をはじめ、なんと歩美に殺人容疑がふりかかる事件まで起きて…!?

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今日の土曜ワイド劇場は「検事・朝日奈耀子」

今日の土曜ワイド劇場は検事・朝日奈耀子(15)「医師&検事~2つの顔を持つ女!蕎麦を食べたら3億円!?財産狙いの妻達を襲うヒマワリ発火トリック!!女の嘘を隠した心拍数の謎」です。

2003年からはじまったこのシリーズも15作目ですか。でもこのシリーズ,なぜか印象がうすいんですよね。どうしてだろう?

私的に眞野あずささんは,女弁護士高林鮎子とはぐれ刑事純情派のバー「さくら」のママ片桐由美の印象が強いです。

ちなみに,本題とは直接関係ないですが,今日5月24日は安浦刑事夫人志津枝さんの命日みたいです。

検事・朝日奈耀子(15)のあらすじ

テレビ朝日|土曜ワイド劇場より一部引用:

東京地検の朝日奈耀子(眞野あずさ)は、医師免許を持つ異色の女検事。よき相棒である検察事務官・大山聡(内藤剛志)らとともに連日、多くの事件を担当している。
耀子のもとに、葬儀会社で働く滝口夏美(酒井美紀)が放火殺人容疑で送致されてきた。夏美は2週間ほど前、医師の明久(岩永洋昭)と入籍したばかりだったが、その3日後に事故で夫が他界。2人の結婚に反対し続けていた姑の道代(芦川よしみ)を鉄パイプで殴って殺し、現場の倉庫に火をつけた容疑がかかっていた。
実は、明久には病院長の娘との縁談が持ち上がっており、夏美との結婚には道代だけでなく、明久の父で総合商社社長の信夫(河西健司)も強く反対していたという。明久の姉・千賀(大路恵美)もその夫・悟朗(村杉蝉之介)もまた、夏美は財産目当てに明久と結婚したものと勘ぐっていた。そして、夏美の育ての親である葬儀会社経営者・岩村健一郎(深水三章)もまた、セレブな滝口家とは不釣合いすぎるとして、2人の結婚に猛反対していた。
耀子の取り調べに対し、夏美は犯行を否認。しかし、現場に焼け焦げたビーズの塊が落ちていたことを知ると一転、犯行を自供する。
不審に思った耀子が調べたところ、夏美はビーズでマスコットを作るのが趣味で、育ての親である岩村にも、ひまわりをモチーフにしたマスコットを手作りしてプレゼントしていたことがわかる。
耀子は夏美が岩村をかばって供述を変えたのではないかとにらむが、取り調べ中、夏美が胸を押さえて息苦しそうな表情を浮かべるのを見て、精密検査を命じる。すると夏美は23年前、アメリカで心臓移植手術を受けていたことが判明。現場の状況から、心臓移植を経験している夏美に犯行は不可能だと耀子は考える。
その後、道代が岩村に対し、「あなたのヒミツを知っている」と脅していた事実が浮上。さらに夏美と明久の新居から、23年前に茨城県潮来市で起きた強盗事件の新聞記事が見つかる。事件の鍵は、夏美が心臓移植を受けた23年前にあるのか…!? その謎を耀子が探りはじめた矢先、今度は岩村が何者かに襲われる事件が起きて…!?

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今日の土曜ワイド劇場は「デパート仕掛け人!天王寺珠美の殺人推理7」

今日の土曜ワイド劇場はデパート仕掛け人!天王寺珠美の殺人推理7~和菓子の老舗で連続殺人!美人店長は見た!!一族経営の罠と野望に隠れた儚き復讐~です。

このシリーズの丸越デパート青葉支店の舞台になっているのはあついぞ!熊谷にある八木橋百貨店です。八木橋百貨店といえばこれ↓

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そうです,巨大手動温度計。今年も13日に設置されたそうです。熊谷の夏を象徴「大温度計」 今年も暑いまちをPRより一部引用:

熊谷の夏を象徴「大温度計」 今年も暑いまちをPR

熊谷の夏を象徴する大温度計型の看板が13日、熊谷市仲町の八木橋百貨店にお目見えした。八木橋と地元のなおざね商店街の企画で、暑いまちを全国にPRする。

大温度計は縦4メートル、横65センチのアルミ製。午前11時と午後2時に熊谷地方気象台が発表する熊谷の気温を表示する。今回は2月の大雪を受け、熊谷で観測された積雪62センチの目盛りも追加。同店東口と西口に8月末まで設置する。

熊谷は2007年、岐阜県多治見市とともに当時の国内最高気温40・9度を記録。暑さを逆手にとったまちおこしで知名度を上げたが、昨年8月、41・0度を観測した高知県四万十市に暑さ日本一の座を奪われた。

デパート仕掛け人!天王寺珠美の殺人推理7のあらすじ

テレビ朝日|土曜ワイド劇場より:

丸越デパートの販売員、天王寺珠美(泉ピン子)が企画した、老舗和菓子店『とうのや』のフェアが大反響を呼ぶ。人気商品は限定品の『いちじく大福』。売り場には行列ができ、山岡柊平(村田雄浩)は顧客の整理に大忙しだ。そこへ、一人の男が現れ、大福に画鋲が混入していたといちゃもんを付け始める。持ってきた画鋲を見た珠美は、男を一刀両断。その形状から、新商品として画鋲が発売された日付と、大福を購入した日付が合致しないことを即座に見破ったのだ。これに男が逆上。乱闘騒ぎとなるが、とうのやの会長、海老沢時子(星由里子)の秘書で、柔道経験のある藤原亮祐(池内万作)の活躍で一見落着する。
珠美には、フェアの成功と同時に、達成しなければならない大事な業務があった。それは、時子の次男でとうのやの商品開発を手掛ける雄二(小林健)と、丸越デパート内のとうのやで店長を務める長峰朝子(中山忍)との婚礼の引き出物を準備すること。会長の時子からは、とうのやの名に恥じないものをと厳しい注文が付けられている。その手伝いに販売課の石井久子(小林きな子)が名乗りを上げる。聞けば、一月前に知り合った客と、結婚を前提に付き合っているという。かわいい部下のめでたい話に、珠美は一層やる気をみなぎらせ、引き出物の選定に取りかかる。
その甲斐あって、珠美のセレクトは時子のお眼鏡にかない、大量500個の注文を受ける。ところが、時子が支払に使おうとしたクレジットカードは、なぜか使用停止状態に。その時、秘書の藤原から急の知らせが入る。長男で社長の一志(佐藤一平)が行方不明になったというのだ!
失踪した一志のデスクには、借用書の山と二種類の帳簿が隠されていた。一志のせいなのか、長女の仁美(中原果南)のカードも使えなくなっているという。
翌朝、一志は山中で、首を吊った状態で発見される。マスコミは、一志が会社の金を流用してカジノに8億円をつぎ込んでいたとし、自殺説を報道。丸越デパートのとうのやフェアの客足は、ぱったりと止まってしまう。
そんな中、警察は一志の死は他殺と発表。その直後から、仁美や朝子ら関係者への聞き込みが始まる。
当初、仁美は、一志のカジノ通いを知ったのは死後だと告げるが、実は、一志を最初にカジノに誘ったのは、仁美の別れた夫・堺田将彦(萩野崇)だったことが発覚。警察は朝子にも、仁美と一志の兄弟仲について執拗に聞いてくる。仁美は自分がとうのやを継ぎたかったばかりに、一志や、一志を社長に選んだ時子を恨んでいたらしいのだ。
一方の丸越デパートでは、とうのやのお菓子のキャンセルが相次ぎ、フェアも中止に追い込まれてしまう。また、雄二と朝子の結婚延期も決まり、時子はショックを隠しきれない。しかし、そんな時子を珠美は叱咤激励。勇気づけられた時子は、堂々と報道陣の前に立ち、今回の騒動を詫びるとともに、自らの社長就任を発表する。
ところが、その翌日、時子と総会屋の男が握手をしている写真がでっち上げられ、ネットや新聞に掲載されてしまう。一志が殺され、その疑いが仁美に向く中、さらに時子のスキャンダルとなれば、とうのやの社会的地位は失墜したも同じ。専務の上杉孝司(徳井優)は、海老沢一家の退陣を要求する。
その晩、力を落とした時子が、藤原に付き添われて珠美の自宅を訪ねてくる。上杉の反乱にショックを受けた時子は、行き場がなく、珠美を頼ってきたのだ。そんな時子を珠美は快く受け入れ、騒ぎが治まるまで匿うことにする。また、上杉の豹変が気になった珠美は、山岡に一志殺害時の上杉のアリバイを調べるよう指示。ところが、その矢先に山岡が何者かに襲われ…!?

そういえば,今週は月曜,昨日,今日と2時間サスペンスレギュラー放送に3回も泉ピン子が出ています。やめてほしいです。ハッキリいって,泉ピン子と菊川怜は2時間サスペンスにイラネ!!

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