国分寺ザリン事件

1995年4月20日,「国分寺ザリン事件」が起こりました。地下鉄サリン事件のちょうど1か月後です。

こんな事件誰も知らないと思いますので,当時の朝日新聞より――

二十日夜,東京都国分寺市のJR中央線国分寺駅で不審物騒ぎがあり,列車二本の運転が打ち切られるなどして乗客約六千人に影響が出た。
午後十時半ごろ,東京発豊田行き下り普通列車(十両編成)の最後尾車両に不審物があるのを乗客がみつけ,車掌が警視庁小金井署に届けた。同署の調べでは,座席下に白い紙袋が置いてあり,「これはザリンです」と書かれていた。中にはビニールにくるんだ酒のビンが入っていた。同署はビンの中身について調べているが,においもしないことから悪質ないたずらとみている。
また,三十分後に同駅についた東京発立川行き下り普通列車(十両編成)の4号車内でも,不審な紙包みが見つかった。同署で調べたところ,ピーナッツとイチゴをわら半紙に包んだものだった。

ちなみに,σ(^^;)はあとに出てくるほうの事件のとなりの車両に乗っていました(笑) まわりは大騒ぎでしたが,σ(^^;)はどうせいたずらだと思って,車両から追い出されるまでずうっと瞑想にふけっていました。