今日,イタリアのイモラ・サーキットでF1サンマリノGPの決勝レースが行なわれますが,17年前の日付も同じ1989年4月23日のサンマリノGPで衝撃的な事故が起こりました。
決勝4周目の高速コーナータンブレロでゲルハルト・ベルガーのフェラーリがコースアウト,約270km/hで壁に激突して炎上しました。
しかし幸いなことに,その十数秒後にはレスキュー隊が現場に到着,素早い救出活動で,ベルガーは奇跡的に軽いやけどですみました。
σ(^^;)はパソコン通信(時代を感じるこのことば(笑))で結果を知ってからテレビを見ていましたが,それでも車が一気に燃え上がったのには目を疑ったものです。実況の大川アナと解説の今宮さんは声がふるえています。
それにしてもこのときの実況が古タチでなくてよかった。
ところで,このレースはベルガーの炎上のために2ヒート制になったことで大きな火種を残すことになります。
2回目のスタートについてプロストがセナを協定違反だと批判,それまでは表面的には友好関係を保っていたふたりの不仲が決定的になりました。