1956年11月4日の東京六大学野球早慶第2回戦,この日予定されていた日本テレビ(NTV)の実況中継は連盟の拒否によって中止になりました。
四日の早慶第二回戦のNTVの実況中継は連盟側の拒否で中止となった。これは第一戦の三日同テレビの人気番組「何でもやりましょう」に出演した若い男が早稲田側スタンドでいきなり慶応の三色旗を打ち振り早大応援団員に制止される事件があったからで,連盟側では四日朝,緊急理事会を開き「早慶戦を冒とくする行為」と認め,NTVの第二戦実況中継を拒否したもの。(毎日 1956年11月4日夕刊)
ちなみにこの試合は,NHKとKRテレビ(今のTBS)も中継を予定していました。当時,東京六大学野球のとくに早慶戦は人気のイベントでした。
日テレのスポーツ中継といえば,盗撮アナ炭谷宗佑やセクハラアナ船越雅史が登場したり,シドニー五輪サッカーの日本-南アフリカ戦で「ゴール!」を28回連呼するなど,体質に大きな問題がありますが,こういう腐った体質は50年も昔からあったということですね。