明日,東京競馬場で今年2つめ(JRAでは最初)のG1,フェブラリーステークスが行なわれます。
1996年のこのレースを勝ったのはダート交流競走初期の女王,ホクトベガです。ただし当時はまだG2。G1に昇格したのは次の年からです。
http://www.notenki.net/horse/race/1996february.html
この日はずうっと雪が降っていました。冷たい北東の風のため気温は上がらず,真冬より寒い中でのレースでした。
いまビデオで見てもいかにも寒そうです。府中のアメダスの最高気温は08時の0.9℃でした。
日中の雪はまだそれほどでもなかったのですが(とはいってもかなり湿った雪が降っています),夜になってから強くなり,
翌18日09時の積雪は,八王子と青梅で15cm,大手町,府中,練馬で14cmを観測しました。また大島でも14cm積もり,
観測史上3位の記録となりました。
この積雪のため,翌日(18日)の東京競馬は順延になりました。また,青梅マラソンは30回目にして初の中止,
どんなことがあっても試合を行なうというタテマエだけは立派なラグビーの日本選手権決勝も「本日スノーサイド」
とオヤジギャグのネタになりました。詳しくは↓の下のほうを参照してください。
http://blog.notenki.net/2007/02/2_part_2_d8a0.html
このフェブラリーステークスの出走メンバーには,アマゾンオペラ,リバーセキトバ,アドマイヤボサツ,
ハシノタイユウといった懐かしい名前が見えます。このうち,リバーセキトバはのちに高知に移籍し,
地元唯一の統一グレードレース第1回黒船賞で,驚きと感動の嵐の中,1着でゴールを駆け抜けました。
北野騎手の早すぎたガッツポーズは有名です。また,今はなき北関東のハシノタイユウは,前年の弥生賞で3着にはいり,
皐月賞にも出走しています。
さて,今年のフェブラリーステークスは,なかなか面白そうですね。でも,JRAによるディープなんたらの薬物“もみ消し”以来,
JRAの馬券は買わないことにしています。