1987年5月31日08時25分ごろ,東京都府中市の通称「宮町銀座通り」で,オートマ車が急発進して約50m暴走,
歩行者の列に突っ込みました。この事故で2人が死亡,6人が重軽傷を負いました。
当時しばしば発生していたオートマ車の急発進による事故です。
犯人は会社員白石順章(52)。当時の新聞は“容疑者”などという“敬称”がなく,すっきりしていて読んでいて気持ちがいいです。
この日,東京競馬場では第54回日本ダービーが行なわれました。歩行者の多くは東京競馬場に向かっていたようです。
ちなみに,勝ったのは4番人気メリーナイス,2着は今ではあり得ない22番人気サニースワローで,
連複6280円の当時としては高配当でした。
そのご京王線府中駅が高架化した影響で,このあたりの街のようすは当時とだいぶ変わっています。道も広くなっていると思います。
今は東京競馬場の行き帰りにここを通る人は多くないと思います。
ついでですが,今朝の“開門ダッシュ”で少なくとも2人が負傷,その内の1人は救急車で病院に搬送されたようです(開門は7時10分)。