台風12号Wipha発生

平成19年 台風第12号に関する情報
平成19年9月16日10時30分 気象庁予報部発表
(見出し)
 台風第12号が発生しました。
(本文)
 16日9時、フィリピンの東の
北緯19度55分、東経131度25分において、
熱帯低気圧が台風第12号になりました。
台風はゆっくりした速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は992ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルで
中心から半径240キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。
 台風の中心は、24時間後の17日9時には
沖縄の南の
北緯21度20分、東経128度30分を中心とする
半径150キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は985ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は25メートル、
最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
 48時間後の18日9時には
沖縄の南の
北緯22度50分、東経126度05分を中心とする
半径280キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は980ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は30メートル、
最大瞬間風速は40メートルが予想されます。
予報円の中心から半径370キロ以内では
風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
 72時間後の19日9時には
先島諸島近海の
北緯24度50分、東経123度55分を中心とする
半径410キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は975ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は30メートル、
最大瞬間風速は45メートルが予想されます。
予報円の中心から半径520キロ以内では
風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
 なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
この方面の船舶は十分警戒してください。
なお、台風に関する位置等の情報は、海上警報等により発表します。

トトロバス停

大分県宇目町轟《ととろ》にその名も「ととろ」というバス停があります。昔からあったようですが,名前が「ととろ」である上に,雨の中サツキがメイを背負ってお父さんの帰りを待っていた「稲荷前」バス停に雰囲気が似ているというので,有名になりました。

その「ととろ」バス停の待合所が2004年9月7日,台風18号の強風で吹き倒されてしまいました。

 宇目町轟(ととろ)地区の「ととろの里」で、台風18号のため、「ととろ」バス停の待合所が倒壊した。町では建て替えを検討しているが、「ピカピカのバス停にしてもイメージが壊れるし…」と頭を悩ませている。

 「ととろ」バス停は大分バスの現役のバス停。「となりのトトロ」のブームで一躍、有名になり、多くの観光客が訪れるようになった。

 地区の人によると、待合所は五十年ほど前に建てられたもの。今月七日の台風18号で小屋ごと飛ばされ、ひっくり返った状態で数メートル後ろに倒れた。現在、「メイ」と「サツキ」姉妹の看板だけが雨ざらしのまま待合所の跡に立っている。

 待合所は二平方メートル余りの小屋。昔懐かしい雰囲気が売り物だけに、町企画商工課は「新しい材料を使えばすぐにでも建て替えられるのだが…。イメージに合う古材がなかなか見つからず、困っています」と話している。[大分合同新聞

ところが2004年9月17日,すなわち3年前の明日,意外と早く再建されました。

 台風18号で倒壊した宇目町轟(ととろ)地区の「ととろ」バス停待合所が十七日、新しい小屋に建て替えられた。

 大きさは以前のものとほぼ同じ。町企画商工課によると、古い雨戸を壁に使うなど、できるだけ古材を用いたが、手に入らなかった部分は新しい木材を使用。ボランティアの協力を得て、古い雰囲気が出るような色に仕上げた。以前はトタンだった屋根は杉皮ぶきに。地区の人からも「前のよりいいわあ」と好評だ。

 小屋の左右に付いていた絵も元のままだが、以前の待合所に立てられていた「トトロ」の看板は、台風で割れてしまった。「トトロがいなくなって、バス停がちょっと寂しくなっちゃったかなぁ」と町職員。[大分合同新聞

どうでもいいですが,「ととろ」バス停は写真で見る限り田舎にあるというだけで,アニメのバス停とそれほど似ている感じはしません。そもそもアニメのバス停には“待合所”はありません。もしあったら,サツキは傘を差したままメイを背負っている必要はなく,またトトロも雨の中に立っている必要がなかったわけで,トトロとの出会いも違ったものになっていたでしょう。もっとも,あのデカいトトロがバス停の中で座ってねこバスを待っているという状況は想像できませんが(笑)

ところで,サツキとメイがバス停でトトロに会ったのは,σ(^^;)は1952年6月23日と考えています。

6月23日というのは,小学校の黒板に書いてあるので議論の余地はありません。問題は1952年のほうです。実は1952年とするには矛盾もあるのです。

お母さんが入院している病室のカレンダーがたびたび映ることがあり,それによると8月1日は金曜日になっています。8月1日が金曜日になるのは1947年,1952年,1958年といったところなので,1952年とするのがもっとも妥当だと思います。1958年の可能性が消えるのは,当時のデータを見ると1958年6月23日に雨が降ったとは考えられないからです。なんという現実と空想の混同!!(爆)

ところが,となりのトトロの世界が1952年だとすると(1958年でも同じ),6月23日は月曜日になります。しかし,黒板には6月23日(水)とハッキリ書かれています(原文はタテ書き)。この矛盾はどうにも説明がつきません。

日直が間違えて書いたのだろう……ということで,スッキリはしないのですが,σ(^^;)は1952年ということにしています。

ちなみにこの日,ダイナ台風が紀伊半島に上陸しています。その影響もあって東京では39.8mmの雨が降りました(.8mmとは当時は細かい(笑))。

そしてお父さんの帰りが遅くなったいいわけ。

「電車が遅れてね,バスに間に合わなかったんだ」

もうおわかりでしょう。大雨の影響で電車が遅れたのです(ナットク(笑))

のちのセクハラアナの凶状

2000年9月14日,シドニー五輪サッカー1次リーグで日本は南アフリカに2-1で逆転勝ち。

それはいいのですが,この試合のテレビ実況で,のちにセクハラ事件を起こすことになる日本テレビのバカアナウンサー船越雅史が,「ゴール!」を28回連呼するという恥さらし。

このテレビ局には,盗撮アナ炭谷宗佑もいたりするわけで,まともなスポーツアナはいませんね。

ちなみに,このテレビ局は51年前に東京六大学早慶戦の放送をめぐってとんでもない事件を起こしています。

台風11号に関する情報(総合情報)

平成19年 台風第11号に関する情報 第18号
平成19年9月14日16時40分 気象庁予報部発表
(見出し)
 台風第11号は発達を続け、「非常に強い」台風になりました。台風は1
4日夜遅くには暴風域を伴ったまま沖縄本島に最も接近する見込みです。沖
縄地方では、沖縄本島地方を中心に暴風や高波に警戒して下さい。土砂災害
や低地の浸水、河川の急な増水などにも警戒が必要です。
(本文)
[現況]
 非常に強い台風第11号は14日15時には那覇市の南南東の海上にあっ
て発達しながら1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。
 中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル
、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径190キロ以内では風速1
5メートル以上の強い風が吹いています。
[今後の予想]
 台風は、今後も発達しながら西北西に進み、14日夜遅くには暴風域を伴
ったまま沖縄本島に最も接近する見込みです。
 風速25メートル以上の暴風域は中心から半径90キロ以内で、あまり大
きくないため、台風の接近により、急に風や波が強まり、大雨となるおそれ
がありますので警戒が必要です。
[防災事項]
<暴風・高波>
 沖縄地方では、台風の接近に伴い風が強まり、沖縄本島地方では14日夜
から15日明け方にかけて風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあ
ります。
 沖縄地方の海上では6メートルを超える大しけとなっており、14日夜に
は波の高さが8メートルに達するでしょう。さらに、15日明け方には一時
的に9メートルの猛烈なしけとなり、その後、大しけが15日夕方まで続く
でしょう。奄美地方でも14日夜から15日にかけて6メートルを超える大
しけとなる見込みです。
 暴風や高波に厳重に警戒して下さい。
 なお、台風からのうねりのために、西日本の太平洋側沿岸部でも明後日に
かけて波の高さが4メートルを超えるしけとなる所がある見込みで、高波に
注意が必要です。
<大雨>
 台風を取り巻く発達した雨雲により、沖縄地方では沖縄本島地方を中心に
、14日夜から15日明け方にかけて大雨となるおそれがあります。
 東海地方から九州にかけての太平洋側の地域でも、南東から流れ込む湿っ
た空気の影響で南東に開けた斜面を中心に大雨となる所があるでしょう。
 15日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
  沖縄地方                  250ミリ
  九州南部地方                180ミリ
  九州北部地方、四国地方太平洋側、東海地方  150ミリ
  近畿南部地方                100ミリ
 で、沖縄地方では1時間に50~70ミリの非常に激しい雨、その他の地
方でも1時間に30~60ミリの非常に激しい雨を伴う所があるでしょう。
 土砂災害や低地の浸水、河川の急な増水などに警戒して下さい。
<高潮>
 沖縄地方では台風の接近時を中心に潮位が高くなる所がある見込みです。
高潮にも注意して下さい。
[補足事項]
 今後の台風情報や、地元気象台が発表する注意報、警報、気象情報などに
留意して下さい。
 次の台風第11号に関する情報(総合情報)は、14日20時頃発表の予
定です。=

続なぞの転校生

なぞの転校生「風の又三郎」が転校していったのが今日9月12日みたいです。例によって読んでないので,詳細は不明です。

それにしても,

どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう

から

バ・バ・バ・バ・バビューンと 空を行く
バ・バ・バ・バ・バビューンと 空を行く

を連想するのは,世界広しといえどもこの世でσ(^^;)くらいでしょう(^^;)

また,「マラトンの戦い」でフィリッピデスという伝令がアテネの勝利を伝えるためにマラトンからアテネまで約40kmを走り続け,「われ勝てり」といって息絶えたのは,紀元前490年の今日ということになっています。詳しくは,能天気Express~新世界版~: メロスは何km走ったか? を参照してください。

ついでに,ホントかどうか知りませんが,日蓮龍口の法難も1271年の今日ということになっています。

「ウルトラマン」に学ぶ台風

1966年の今日,「ウルトラマン」第9話「電光石火作戦」が放送されました。その冒頭は次のようなナレーション。ちなみにナレーターはまだ石坂浩二さんです。

台風13号は本日午後3時14分,伊豆半島に上陸北上中。中心付近の気圧は913mb,最大風速45m/s,暴風圏は半径50km。

上陸時刻が分刻みだったり,中心気圧の割には最大風速が弱かったり,“暴風圏”(今流でいえば暴風域のことでしょう)に至っては信じられないくらい狭かったりしますが,あくまでドラマ上の台風ですからツッコまないことにします。

それよりも,このお話,今に通じる教訓を含んでおり,“非常に強い”台風がやってくるというのに少年団の連中がキャンプを続行して孤立するハメになり,この連中の存在がウラン怪獣ガボラ退治のジャマになります。DQNの無謀な行為はいつの時代も迷惑を引き起こします。

それにしてもホシノとかいうガキ,何回見てもウザいなあ……。

北上線,ゆだ錦秋湖駅付近で人身事故

1994年9月9日夜10時ごろ,ゆだ錦秋湖駅付近で,中年男が北上線の下り快速「きたかみ5号」に轢かれ死亡しました。(内田康夫『イーハトーブの幽霊』)

ついでに,1999年09月09日00時09分09秒,地球にラーメタルが衝突……したはずですが,何か痕跡が残っているんでしょうか?(笑)

Danas再び

本日21時,台風10号Danasが発生しました。Danasはフィリピンが提案した名前で“経験すること”という意味らしいですが,詳細はわかりません。調べる気もありません。

先代のDanasは2001年の15号で,9月4日南鳥島の南海上で発生,発達しながら北上し,11日09時半ころ神奈川県鎌倉市付近に上陸,東京都から茨城県北部に進み,死者・行方8名,負傷51名,住家全半壊・一部損壊300棟,床上浸水183棟,床下浸水1202棟などの被害を出して海上に去っていきました。

保存してある当時の新聞記事の一部を引用すると――:

 台風15号は11日午前9時半ごろ、神奈川県鎌倉市付近に上陸、首都圏を直撃した後に太平洋沿岸を北上しており、12日未明には岩手県沖に達する見込み。この台風による死者は5人、行方不明は3人となった。

・・・・(中略)・・・・

 首都圏を直撃した台風15号は、豪雨や強風のツメ跡を各地に残しながら、福島県から太平洋上に抜け、東北地方の沿岸を北上している。関東を中心に死者・不明者は計8人にのぼったほか、橋が流されたり、堤防が決壊するなど被害は広範にわたり、交通機関にも大きな影響が出ている。

 11日午前11時40分ごろ、東京都杉並区荻窪2の増水した善福寺川で男性1人が流されたと119番通報があった。東京消防庁の救助隊が現場付近を捜索している。7メートルの危険水位を超え、2年ぶりに洪水警報が出された多摩川では、堤防上を走る東京都大田区の多摩堤通りが同夜まで通行止めになり、地元消防団員らが支流への水門を閉じ、約20台のポンプを使って排水作業にあたった。

 また、同区の環状8号線・羽田空港トンネル内では、同日午前、1メートル前後の冠水のため車約30台が立ち往生。ドライバーらが全員車外に脱出した。

 一方、9日夜から運転を見合わせていた長野新幹線は、雨量計が規制値を下回ったため、11日午後3時過ぎから上下線とも運転を再開したが、山形新幹線は始発から福島―山形間が運休。在来線でも中央線、青梅線両毛線の一部区間などで運転の見合わせが相次いだ。

 空の便は台風16号の影響も受けて、同日夕までに全日空が118便、日本航空65便が欠航。国際線では、仙台―ホノルルを結ぶ2便が欠航した。

 道路では、上信越自動車道、関越自動車道などの一部区間が通行止めになったほか、土砂崩れの影響で国道20号の一部区間が通行止めになったため、中央自動車道大月IC―勝沼IC間をう回する車両に対し、通行料金の無料措置がとられた。

 長野県上田市では同日午前8時45分ごろ、千曲川にかかる大石橋の橋脚の1つの土台部分が増水で数メートル流され、欄干などが折れ曲がるようにして落ちた。橋は土台部分の浸食が見つかったため、先月9日から全面通行止めとなっており、けが人はなかった。(読売新聞)[9月11日22時1分更新]

同じころ沖縄付近で“迷走”していた16号とともに,被害の割に歌舞伎町の風俗ビル火災と異国で起こった「9.11」の陰に隠れてテレビではあまり報道されなかった台風です。

今回のDanasすなわち台風10号の位置を見ると,ついこの前台風9号が来た道とほとんど同じところにあります。ただし気圧配置が違うので,今のところ9号とは別の道を生きる予想になっています。同じく先代のDanasとも違う,どうやら遠慮深い(?!)台風のようです。