気象庁から約2か月ぶりに全般気象情報が発表されました。
暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第1号 平成20年12月25日17時20分 気象庁予報部発表 (見出し) 日本付近はこれから冬型の気圧配置が次第に強まり、北日本から北陸地方 にかけては雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みです。 暴風雪や高波、大雪に警戒が必要です。 (本文) [気圧配置の予想] 中国東北区の上空約5000メートルには氷点下44度以下の強い寒気が あって南東に進んでいます。この寒気は、明日は北日本に流れ込んで、冬型 の気圧配置が強まる見込みです。 [防災事項] <暴風雪、高波> 北日本では26日未明から27日にかけて、北陸地方では25日夜遅くか ら27日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹くでしょう。 また、海上は、北日本のオホーツク海側や北日本から北陸地方にかけての 日本海側を中心に、27日にかけて大しけの状態となる見込みです。暴風雪 と高波に警戒して下さい。 予想される最大風速は、北日本と北陸地方の 陸上 17~20メートル 海上 20~25メートル の見込みです。 波の高さは、 北日本 オホーツク海側 7メートル 北日本 日本海側及び太平洋側 6メートル 北陸地方 6メートル の見込みです。 <大雪> 北日本から北陸地方にかけては、これから冬型の気圧配置が強まるため、 日本海側を中心に大雪のおそれがあります。また、強い寒気のため大気の状 態が不安定となることから、落雷や突風にも注意して下さい。 26日18時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、 北陸地方 80センチ 東北日本海側 70センチ 関東地方北部、甲信地方北部 60センチ 北海道地方、東海地方(岐阜県)50センチ の見込みです。 大雪や、ふぶき、路面凍結による交通障害、電線や樹木への着雪などに警 戒、注意して下さい。また、積雪によりなだれが起こりやすくなりますので 、注意が必要です。 [補足事項] 今後、地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意して下さい 。 なお、次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は、26日5 時頃発表する予定です。