日記にしるされた恐怖の文字

1952年1月13日付朝日新聞社会面に

女学生,誘かいさる?

日記にしるされた恐怖の文字

という気になる見出しがあります。

1952年1月12日,三鷹市の会社役員宅から,長女のK塩女子学院中等科2年の智佳子さん(15=仮名)が誘拐されたらしいと警察に届け出がありました。

智佳子さんは同日父兄会があるので学校が休みだからといつわりピアノを習いに行くと午前九時ごろ,小型化粧箱をもって家を出たもので,正月七日,八日両日の日記には「きょうもあの男につけられた」と書かれ,母芙美子さん(46)がこれに気づいて注意したところ,十日の日記には「自分が云ったことを他人に話すと殺すぞ」といわれたと恐怖の文字がつづられており,日ごろ明るい智佳子さんもこゝ数日すっかりふさぎ込んでいたという。

恐怖のストーカーの特徴は「四十歳ぐらいの人相の悪い,強い大阪弁」の男とのことです。

果たしてこの事件の顛末はどうなったでしょうか。それはいずれ……。(ヒント:思いもつかない意外な結末です)

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