今日の新聞の見出しから(7月6日)

  • 榛名山麓各河川の氾濫=溺死及び行方不明十四名 (1916年 東京朝日)
  • 頻々と現はれる 宮城前の發狂人 今月に入り既に五名 昨日も二名押へられる (1921年 東京朝日)
  • 阪神沿線に未聞の水地獄 豪雨に水源地決潰 神戸,濁流を冠る 市民は屋根にS・O・S 宇治川に浮ぶ老人子供 御影,蘆屋の慘状 (1938年 東京朝日)
  • 注意報もなんのその 海・山・町に日曜の人出 押すな押すな三十万人 “台風接近ですくだろう” 万国博 (1970年 朝日)
  • 授業で「死のくじ」…横浜市立中教諭が確率の説明で (2004年 読売)

今日の新聞の見出しから(7月5日)

  • 梅雨逆戻り 全國に亙つて雨降る 熊本は稀有の大雨 (1922年 東京朝日)
  • 台風北上で不安気 復旧を急ぐ豪雨被災地 客が減ると渋い顔 湘南海岸 (1970年 朝日)
  • 花火大会 川対抗で“火花”散らす (1993年 朝日)
  • プールサイドで腕立て伏せ 生徒33人やけど 大分市の中学 (2001年 西日本新聞)
  • 名誉回復,ウルトラマンコスモス再開へ (2002年 夕刊フジ)

今日の新聞の見出しから(7月4日)

  • 和歌山行終列車 土砂の爲め顛覆 二十尺の崖下に墜落 機関手即死助手重傷 乗客二十名は命拾ひ (1921年 東京朝日)
  • 西日本を直撃の気配 「台風2号」なお強烈 九州全域に強風雨襲う 東日本,今夜から影響か 沖縄に風雨荒狂う 進路の宮古島 野菜ほぼ全滅 (1970年 朝日)

今日の新聞の見出しから(7月3日)

  • 板橋の競馬延期 (1908年 読売)
  • 丙午の姉に同情して心中す 小田原の旅館に泊つて大阪から来た姉妹が (1926年 東京朝日)
  • ケイト,海上で消滅 強風特報解除さる (1951年 朝日)
  • 竜巻で小学校倒壊 茨城 児童80人下敷き 2人死に28人重軽傷 (1962年 毎日)
  • カラ梅雨,トンボの楽園干上がる 荒川・旭電化跡地の池 (1990年 朝日)

今日の新聞の見出しから(7月2日)

  • 梅雨明けから發生する 軍隊の夏の病氣 一番恐しいのは日射病 脚氣は入營すると却て癒る 行軍及び演習の時の鍛錬法=近衛師團福地一等軍醫の談 (1918年 東京朝日)
  • 梅雨は打切り 低氣壓に押しのけられて 七月初めの梅雨明けは之れで四度目 稲作に心配はない (1922年 東京朝日)
  • 台風,四國を縦断 九州,中國にも被害 宮崎縣の死傷廿名 (1951年 毎日)
  • 集団下校中の列にドロの山 小学生一人死ぬ 千葉県長柄町 急いだ近道がアダ (1970年 朝日)
  • おく手台風1号 1月近くも記録を更新 (1973年 朝日)

発生しない台風2号,遅い記録更新中!?

03月24日21時に台風1号が発生してから,台風2号がいまだ発生しません。そこで気象庁のベストトラックデータを使って遊んで調べてみました。

史上もっとも遅く2号が発生したのは1998年08月03日09時です。この年は1号発生も史上もっとも遅く,07月09日でした。

史上2番目に遅かったのは1975年07月28日,以下3番目1983年07月11日,4番目1973年07月06日,5番目1970年06月29日ですから,今年の遅さは今のところ史上第5位です。

次に1号と2号の発生間隔を見てみましょう。

もっとも長かったのは1975年の186.5日,2番目は1972年の145.25日,以下3番目1988年の143.25日,……と見ていくと,今年は現時点で1号発生からすでに98.5日が経過していますから,1978年の98.5日を上回り,第8位にランクインしてきました。第7位1993年の100.25日を追い抜くのも時間の問題?!

今日の新聞の見出しから(7月1日)

  • 群馬縣の大雷雨と暴風 落雷震死,家屋倒潰負傷多く 降雹の爲め夥しき麦桑の被害 (1917年 東京朝日)
  • 東海道の豪雨 靜岡縣下では山崩れ 橋梁流失多數あり 狩野川汎濫溺死者あり (1921年 東京朝日)
  • 颱風の危機全く去る 帝都三日間の雨量七石八斗 四十七人辛くも救出 哀れ廿三名慘死 豪雨禍・麻布の崖 死兒を抱く母 宛ら地獄の慘事現場 (1938年 東京朝日)
  • “気違い梅雨前線” 抜打ち豪雨 死者は16人に 九州北部 (1963年 朝日)
  • 渋谷で老女殺さる 台風の夜の住宅街 同居人から事情を聞く (1966年 朝日)