月別アーカイブ: 2010年8月
新聞の見出しから(8月21日)
- 雨乞に死者の首 恐しい朝鮮人の迷信 (1922年 東京朝日)
- 九州の大暴風 佐賀で民家倒壊堤防決潰 長崎縣一帶の大被害 佐世保軍港も大波濤 (1924年 東京朝日)
- 台風 「余波」の威力も恐ろしい 現状では完全予測できぬ (1954年 朝日)
- 14号 異常コースを進む 気象庁 予報もズレの連続 (1960年 朝日)
- ありがとう 天からの雨 東京の雨量,本年最高 消える ダムのヒビ 小河内,水位ぐんぐん (1964年 毎日)
新聞の見出しから(8月20日)
手が抜けなかったり,“流す”ものが“流され”たり
2009年8月20日付下野新聞より:
便器から手が抜けず電車停車 JR矢板駅
19日午後8時40分ごろ、JR宇都宮線黒磯行き下り普通電車内で「車内のトイレの便器に携帯電話を落とした男性(57)が、取り出そうと手を入れたところ、抜けなくなった」と、JRから119番があった。電車は矢板駅で一時停車。男性は約15分後にレスキュー隊に救出された。塩谷地区消防本部によると、男性は和式トイレにかがんだまま、便器の奥まで手を入れていたという。便器を取り外すなどして救助した。乗客約150人は、後続の電車に乗り換えた。
ヲイヲイ,おっさんよ,んなもの拾い上げたってどうせ使いモノにならないだろうに。メ~ワクな話です,まったく。
気分を変えるつもりで(?),翌日8月21日付の同紙:
「流す」ものが「流された」 大雨で仮設トイレ流出 花火翌日、小山の思川
小山市は20日、9日に開いた「おやまサマーフェスティバル」花火大会に伴い思川河川敷に設置した仮設トイレ56基すべてが、翌10日午前中に思川の急激な増水で流出したと市議会に報告した。19日までに36基を発見、うち10基を回収したが、20基ほどが見つかっていないという。トイレはレンタルで、10日午前中にくみ取り作業を行い、同日午後撤去する予定だった。しかし台風9号の接近で県北を中心に激しい雨に見舞われ、思川も朝から急激に水位が上昇。作業車が河川敷に入れず、56基すべてが流されてしまった。
市は、思川を管理する県、利根川上流河川事務所、同下流河川事務所や関係漁協を訪れて報告。関係機関の協力も得て、これまでに36基と部品10個ほどを発見した。このうち21基は茨城県取手市以南の下流域で見つかったという。20日から専門業者による船からの回収作業を下流域で始めており、新たな発見にも期待している。
市は「58回の歴史の中で初めて。今後必要に応じて夜中でも撤去できるような態勢を整えたい」と言う。環境への影響は「水量が多かったため、ほとんどないのではないか」としている。
市によると、同様のトイレは新品で約40万円ほど。トイレや回収費用の弁償・補償はレンタル業者の試算を受けた上で協議する。
2日連続で臭そうなネタを扱うとは,この新聞はこういう話が好きなのでしょうか?!
新聞の見出しから(8月19日)
新聞の見出しから(8月18日)
新聞の見出しから(8月17日)
新聞の見出しから(8月16日)
- 東京へ雨を運ぶ ヤツプ島に現はれた颱風 うまく来て呉れゝば好い (1923年 東京朝日)
- この晴れも束の間 又も雨か風かの襲來 動き出した問題の低氣壓と首つ引する氣象臺 レコードを破つた昨夜來の雨量 豪雨の爲に鐡道の被害 東海道線は大遅延し 中央線未開通 (1925年 東京朝日)
- 南九州,三たび豪雨 ジュディス台風 氣遣われる早場米 (1949年 朝日)
- 片瀬でまたモモ切り 花火見物の三女性襲わる (1953年 毎日)
- また四人モモを切らる 片瀬東浜で (1954年 毎日)
新聞の見出しから(8月15日)
新聞の見出しから(8月14日)
- 颱風で汽船沈没し四十五名行方不明となる 那覇を距る二十海里沖にて 漂流者僅かに一名のみ (1921年 東京朝日)
- 颱風 本土を狙ふか 今夏最大 廿日前後十分ご注意 (1946年 読売)
- 催涙弾で鎮圧 三名負傷 宇都宮競輪騒ぐ (1950年 朝日)
- 泥水の中,八時間 守り続けた揚水ポンプ 台風禍の高知で水道課員八人 (1963年 朝日)
- 郷里は水害,列車は満員 帰省客はふんだりけったり 着席券できても半分立ちんぼ 奥羽線の復旧難航 大鰐駅の鉄橋“宙づり” (1966年 読売)