今年の台風は1号が1月3日,2号が2月22日と早めに発生しました。
ところが,2号の発生からすでに82日が経過しているというのに,その後音沙汰がありません。
この82日という空白は短いのか長いのか――気象庁のベストトラックデータを使って遊んでみました。
次は2号と3号の発生間隔の長いほうから10位までです。左から発生間隔(日),2号の発生日時(JST),3号の発生日時(JST)です。
141.625 1992/02/03 21時 1992/06/24 12時 133.750 1985/01/07 15時 1985/05/21 09時 80.000 1957/01/22 09時 1957/04/12 09時 77.000 2002/02/28 21時 2002/05/16 21時 68.000 1987/04/11 15時 1987/06/18 15時 60.500 1978/04/19 03時 1978/06/18 15時 53.250 1961/03/25 09時 1961/05/17 15時 47.500 2007/05/18 03時 2007/07/04 15時 45.500 2009/05/03 21時 2009/06/18 09時 45.250 2000/05/19 09時 2000/07/03 15時
これを見ると,今年の82日というのはすでに第3位にランクインしていることがわかります。ただ,2位へのランクアップはかなり難しいかもしれません。
ちなみに,1954年は台風2号が存在しないため,はじめから除外してあります。1号と3号の発生間隔は68.000日なので,本来であれば上位にはいってきているはずでした。
それでは,2号と3号だけではなくすべての台風の発生間隔はどうなっているか――というわけで,長いほうから20位までを挙げておきます。
213.750 1997/12/07 21時 28号 1998/07/09 15時 01号 200.500 1972/12/13 15時 31号 1973/07/02 03時 01号 199.250 1982/12/08 09時 25号 1983/06/25 15時 01号 194.750 2010/10/25 03時 14号 2011/05/07 21時 01号 186.500 1975/01/22 15時 01号 1975/07/28 03時 02号 181.500 1951/12/11 15時 21号 1952/06/10 03時 01号 176.250 1983/12/16 09時 23号 1984/06/09 15時 01号 174.750 1999/11/14 15時 22号 2000/05/07 09時 01号 174.250 2005/11/16 15時 23号 2006/05/09 21時 01号 147.250 1963/12/20 09時 24号 1964/05/15 15時 01号 146.500 2007/11/21 03時 24号 2008/04/15 15時 01号 145.250 1972/01/06 09時 01号 1972/05/30 15時 02号 145.000 1965/11/14 15時 32号 1966/04/08 15時 01号 143.250 1988/01/08 09時 01号 1988/05/30 15時 02号 141.625 1992/02/03 21時 02号 1992/06/24 12時 03号 141.000 2008/12/13 03時 22号 2009/05/03 03時 01号 139.500 1962/12/08 15時 30号 1963/04/27 03時 01号 135.500 2003/11/21 21時 21号 2004/04/05 09時 01号 134.750 1998/12/10 03時 16号 1999/04/23 21時 01号 133.750 1985/01/07 15時 02号 1985/05/21 09時 03号
“年越し”が多いですが,1号-2号間,2号-3号間も上位にきている年があります。