“梅雨入りしたと見られる”発表

本日,関東甲信地方が梅雨入りしたと見られるとの発表がありました。

梅雨の時期に関する関東甲信地方気象情報 第1号
平成25年5月29日11時00分 気象庁発表
(見出し)
 関東甲信地方は梅雨入りしたと見られます。
(本文)
 関東甲信地方では、湿った気流の影響で曇りや雨となっています。向こう
一週間も、前線や湿った気流の影響で曇りや雨の日が多い見込みです。
 このため、関東甲信地方は5月29日ごろに梅雨入りしたと見られます。
(参考事項)
 平年の梅雨入り 6月8日ごろ
 昨年の梅雨入り 6月9日ごろ
(注意事項)
・梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変
わり」の期間があります。
・梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見
通しをもとに発表する情報です。後日、春から夏にかけての実際の天候経過
を考慮した検討を行い、その結果、本情報で発表した期日が変更となる場合
があります。

私が調べたところでは,関東甲信地方の梅雨入り(したと見られる)発表がもっとも早かったのは2011年の05/27,ついで1963年の05/28,3番目が今日です。つまり史上3番目に早い梅雨入り(したと見られる)発表です。ただしすべての1次資料にあたったわけではありません。発表日を調べるのは部外者にはたいへんです。

ちなみに,梅雨入りの確定日がもっとも早かったのは1963年の05/06ですが,発表日と確定日を比べてもあまり意味はありません。

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