【2014年版】日本ダービーの芝コース草丈史

開催週の金曜日にJRAの公式サイトで発表される馬場情報から,ダービーの週の芝コースの草丈を抜き出して並べてみました。それだけです。

芝コースの草丈
2014 野芝約10~12cm,洋芝約12~16cm
2013 野芝約6~8cm,洋芝約14~18cm
2012 野芝約6~8cm,洋芝約12~16cm
2011 野芝約8~10cm,洋芝約12~16cm
2010 野芝約6~8cm,洋芝約12~14cm
2009 野芝約6~8cm,洋芝約12~16cm
2008 野芝約6~8cm,洋芝約14~18cm
2007 野芝約6~8cm,洋芝約12~16cm
2006 野芝約6~8cm,洋芝約12~16cm
2005 開催日の草丈は洋芝12~16cm,野芝6~8cmの予定です。
2004 開催日の草丈は,洋芝12~16cm,野芝11~14cmの予定です。
2003 開催日の草丈は10~12cmの予定です。
2002 開催日の草丈は約10cmの予定です。

発表をそのまま信じると,今年は野芝が異様に長い?!

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史上最強のダービー馬

史上最強の日本ダービー馬はカブラヤオーです。異論は認めません。

ゲートが開くやいなや菅原騎手が出ムチを入れて飛び出したのを見て,こりゃダメだ~と思った人も多かったと思います。1コーナーをまわるあたりからはテレビ馬トップジローに絡まれて,2コーナーまでに後続を10馬身以上離し,前半1000mの通過は58.6秒という,誰が見ても暴走でした。

さすがに終いはバタバタになって,4コーナーは内ラチいっぱいをまわったはずなのに,右にヨレ,左にヨレ,ゴールでは馬場の4分どころを走っていました。それでも後続には抜かせませんでした。

フジテレビの盛山アナウンサーの

カブラヤオーがんばれ,がんばれ,カブラヤオー,勝てそうだ,勝てそうだ

はベルリン五輪での河西アナの前畑ガンバレ!!と並ぶ放送史に残る迷実況でしょう。

もっとも,盛山アナにはハイセイコーのNHK杯のときの

あと200しかないよ!

という“前科”もありました。さらにいえば,1973年の秋の天皇賞では

トーヨーチカラ優勝~!!

と実況していました。優勝はタニノチカラだったんですが。

ちなみに,ポニーキャニオンから出ているこのダービーを収録したビデオやDVDでは,カブラヤオーを先頭に馬群が1コーナーにかかるあたりで,突然意味不明にも映像が観客席に向いているカメラに切り替わっています。実はこのとき先団を追いかけていたカメラの画像が数秒間乱れていたのでした。

一方,NHKのドラマ「男たちの旅路」のたしか「路面電車」という回で,このダービーのスタートからゴールまでがオープニングに使われていました。フジテレビのではないので1コーナーで乱れていません。

カブラヤオーは史上最強の日本ダービー馬ですが,もちろんベストダービーもこの1975年のダービーです。

ついでに,カブラヤオーにまつわるどうでもいい話。

かつてターフサウンドステーション(TSS)という競馬場内のミニFM放送がありました。ダービー前日の土曜日,「記憶に残るダービー馬は?」というようなテーマでメッセージを募集していたことがありました。もちろんカブラヤオーで投稿したら,なんと読んでいただきました。ラジオへの投稿が読まれたのは実はこれがはじめてでした。ただ前半1000mの通過タイムを間違って58.7秒と書いてしまったのが悔やまれます。

ちなみに,TSSの放送中に起こったスティンガ1号事件は一時期ネットなどでも有名になりましたが,今では知る人も少ないんではないかなあ……。

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