今日の土曜ワイド劇場は「遺品の声を聴く男(5)」

今日の土曜ワイド劇場は遺品の声を聴く男(5),サブタイトルは“狙われた天才ピアニストと美貌の母!留守電に残された死者からのメッセージ!?究極の母性が隠蔽した13年前の驚愕の真実”。

2009年5月16日にはじまったこのシリーズも,はや第5作。ほぼ1年に1作品ずつ順調に放送されています。私の好きなシリーズのひとつです。

  1. 放送日20090516……美人OLの封印された過去!連続レイプ殺人事件に狂わされた人生…遺品整理人は見た!!涙の復讐劇に秘められた真実

  2. 放送日20100918……白骨遺体が語る愛憎劇美人妻と愛人との交錯する執念…遺品整理屋は見た!!15年前の誓い…哀しき殺人者の逃亡の果て

  3. 放送日20120121……美人社長の笑顔に秘められた壮絶人生!介護ビジネスに渦巻く欲望の罠と連続殺人の謎?遺品が語る転落死の真実とは?

  4. 放送日20130525……美人看護師殺人事件!残された一人暮らしの部屋と崖っぷちの毒草が真実を語る!!遺族の悲しい復讐と涙で滲む父娘の再会

そういえば,遺品整理人が主役の2時間サスペンス(?)には他にその名も遺品整理人 谷崎藍子シリーズがありますが,最後までちゃんと見たことはありません。だってとてつもなくつまらないんだもの。なぜか第1作は“2010年日本民間放送連盟賞「NAB Awards 2010」テレビドラマ番組優秀”を受賞したらしいですけどねえ……。

ちなみに受賞理由は次のようなものだったみたいです。

主人公は、遺品整理会社のベテラン社員。「遺品には亡くなった人のメッセージが残されている」というのが彼女の口ぐせ。ある日、母親を介護していた息子が本人から頼まれて母親を殺害する事件があり、息子は事件後に自首している。事情を裏づける遺書もあり、主人公は息子に同情を寄せていた旧知の刑事に頼まれ、部屋を整理することになる。社会問題化する孤独死とともに、メディアでも取り上げられる「遺品整理会社」を扱ったサスペンス。現代的な職業にスポットを当てているが、故人の人柄、生活、価値観を理解し、切れかかった人の絆を結び直そうとする主人公のこだわりがメッセージとして伝わる。重いテーマであるが社会性が高く、引きつけられる。

遺品の声を聴く男(5)のあらすじ

テレビ朝日|土曜ワイド劇場より一部引用:

「ジャーニーサポート」で働く遺品整理屋の各務章祐(奥田瑛二)は、主を失った遺品の声を聴くように、故人の性格や生活習慣、そして残された思いまで汲み取ることができる特別な感性の持ち主。遺族の代行で遺品を整理するという難しい仕事ながら、社長の玉枝陽子(渡辺えり)からの全幅の信頼と、部下の樋口奈央(佐藤めぐみ)からの尊敬を得て、業務にまい進している。
ある日、各務は入水自殺した男性・福原忠雄(遠山俊也)の遺品整理を請け負う。フリーのライターだった福原に家族はなく、依頼人となった編集者の小野寺隆(阪田マサノブ)は、福原が執筆に取りかかっていたという原稿以外は、すべて廃棄していいという。
福原の部屋で、各務は真っ先に、小さな位牌に目を留める。俗名・福原瞳。亡くなったのは13年前だ。その側には、「お兄ちゃん、さようなら」という手紙も。13年前、福原の妹も自殺したということか…。
その他、各務はプレゼント用に包装されたエメラルドのネックレス、多くの戦場写真、『Y.T』とイニシャルが刺繍された女性用のハンカチ、そして大量の脅迫状を見つける…!
小野寺によれば、福原は脅迫を受けてもなお、すごいスクープになるからと、取材を止めなかったらしい。そのネタとは、注目を浴びる若きピアニスト・高樹沙織(近藤里沙)とその母・百合子(藤吉久美子)にまつわるものだという。
天才少女としてマスコミにも登場している沙織は、わずか数週間前に初の全国ツアーを発表したばかり。まだ13歳ながら、コンサートでは満員の聴衆を感動させる際立った実力を誇っていた。何を隠そう、各務も彼女のファンの一人だ。また、もともとピアニストだった母の百合子が、事故で両親と夫を亡くしたのを期に、自らはステージに立つことを辞め、娘に夢を託して、女手一つで沙織を育て上げたという美談も、世間に広く知られていた。その百合子が、ある男と一緒にいるところを盗み撮りした写真が、福原の家で見つかっている。となれば、『Y.T』のハンカチの持ち主は明らかだ。各務は、そのハンカチを持ち主に返すという名目で、百合子のピアノ教室へと向かう。
あいにく、百合子は不在だった。ハンカチ程度のものなら受付に渡すことも可能だったが、各務はそれをしない。なぜなら、そのハンカチには血の跡が残っていたからだ…!!
死んだ福原は、今でこそゴシップ専門のライターだったが、昔は戦場ジャーナリストとして活躍していたらしい。だが、13年前、戦地にいる間に大切な妹が自殺。予定を大幅に延ばして海外に滞在していた福原はそのことを悔やみ、戦場ジャーナリストを辞めたのだという。
後日、警察から福原の遺留品が各務の手に渡る。その中には、財布や携帯電話に混じって、一枚の写真とUSBメモリーがあった。いずれも水に浸かっていたため、写真は傷み、USBメモリーは読み込めなかったが、写真の人物ははっきり沙織と判別できた。また、USBメモリーは、各務の後輩・樋口奈央(佐藤めぐみ)が、警察でもないのに依頼されていないことはしないという各務の日ごろの教えに逆らい、勝手に修復作業を手配してしまう。
その日、「ジャーニーサポート」の倉庫に不審者が侵入。修復依頼から戻った奈央が襲われ、意識を失う・・・!!

荒井萌さんが今回も出演します(^^)

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ラブホテルの屋根 新幹線を止める (2004年)

2004年6月21日09時半ごろ,台風6号Dianmuが強い勢力のまま高知県室戸市付近に上陸しました。その後,

21日13時過ぎに兵庫県明石市付近に再上陸し,21日午後には京都府舞鶴市付近を通って日本海へ進み,能登半島の沿岸,佐渡沖を通って22日3時に津軽海峡の西で温帯低気圧に変わった。
(気象庁「平成16年台風第6号による6月18日から22日にかけての大雨と暴風」)

この台風は,加太海岸防波堤でのバカ3人組の“度胸試し”や静岡市高松の海岸での静岡大学モダンダンス部御一行様の“バーベキューパーティー”に加えて(これらの椿事については楽しい?!高波見物 (2004年) | Notenki Express 2014をご覧ください),やはり次の“事件”を抜きには語れません。

二十一日午後一時十分ごろ,近江八幡市西生来町で,ホテルの屋根が台風6号の強風に吹き飛ばされ,すぐ前の国道8号を越えて,約三十メートル離れた東海道新幹線の架線上に落下,電線四本を切断した。当時,新幹線は岐阜羽島-京都間で運行を見合わせていたため,惨事にはならなかった。

JR東海がクレーン車で屋根の撤去作業を続け,午後八時十分,約七時間ぶりに運転を再開したが,列車は運休が相次ぎダイヤは混乱した。

滋賀県警などによると,屋根は幅十メートル,長さ約四十メートルのトタン板製。ホテルは今年四月に改装オープンしたばかりで,トタン屋根は今年一月,雨漏り防止と断熱目的で従来の屋根を補強するため設置したという。

屋根は,高さ約二十メートルの位置にあり,強風にあおられ約四十メートルまで舞い上がった。架線に落下した際,トタン板の中央部分が折れ曲がって「く」の字型になり,架線全体をまたいだ状態になった。

ホテルの店長(五四)は「こんなことになるなんて,信じられない」と肩を落としていた。
(22日付京都新聞朝刊)

屋根が飛んだときに客がいたかどうかはわかりません。

このホテル,名前をかえて今も営業しているようです,はい。

※この記事は風が吹き荒れ 屋根が飛ぶ(2004年) | 能天気Express Hyperほとんどそのままです。

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