明日の土曜ワイド劇場は100の資格を持つ女(10),サブタイトルは「店長から板前まで全員が女性の居酒屋チェーンで連続殺人事件!嫉妬か?いじめか?復讐か?その裏にある驚愕の実態を暴け!!」。
今年の1月17日以来の放送です。お気楽ミステリー好きな私のお気に入りシリーズのひとつです。
100の資格というとおり,このシリーズにはいろいろな資格が出てきます。第1作から第9作までに出てきた資格(のうち判別できたもの)を一覧でまとめておきます。当方調べなので漏れや重複があるかもしれません。
- 書道五段
- 時刻表検定1級
- 不動産鑑定士
- コーヒーコーディネーター(バリスタ)
- 秘書検定1級
- 簿記検定1級
- パソコン技能検定1級
- 英検1級
- 東京シティガイド検定
- 音楽検定
- ドッグトレーナー検定
- インテリアコーディネーター
- 秘書技能検定1級
- 日商簿記検定1級
- 実用技能英語検定1級
- パソコン検定1級
- ワープロ検定1級
- 文書デザイン検定1級
- ジュニア洗濯ソムリエ
- シニアワインエキスパート
- ラッピングディレクター1級インストラクター
- 商品装飾展示技能検定2級
- 緑花文化士
- 家庭料理技能検定1級
- 気象予報士
- 秘書技能検定1級
- 日商簿記検定1級
- 実用技能英語検定1級
- 日本茶インストラクター
- 珠算3段
- 電卓技能検定初段
- グリーンセイバー
- 温泉入浴指導員
- フォークダンス公認指導者4級
- 腹話術インストラクター
- 夜景鑑賞士1級
- ラジオコントロール検定ビギナーズ級
- グリーンアドバイザー
- フードコーディネーター3級
- きものコンサルタント
- マナー検定・上級
- グリーンセイバー・アドバンス
- リフレクソロジスト
- 鉱物検定士3級
- 野菜ソムリエ
- バルーンプロ検定
- 鮮魚士
- 編み物技能検定
- 経理診断士
- 温泉ソムリエ
- デザートクリエーター2級
- 日本ティーインストラクター
- そば打ち三段
- 理科検定2級
- 鉄道テーマ検定1級
- フラメンコ舞踊技能検定1級
- オリーブオイルソムリエ
- 家庭料理技能検定1級
- 日本伝統文化コーディネーター ※未取得
- イタリア料理研究家1級
- イタリア語検定3級
- 山の知識検定ゴールドコース
- 日本さかな検定1級
- 和菓子コーディネーター2級
- フードコーディネーター1級 (1級も取ったようだ)
- 介護検定1級
- 美術検定1級
- 歴史能力検定1級
- 肩もみニスト
- オイスターマイスター
- 食生活アドバイザー
- 2級ラジオ体操指導士
- 会津ものしり検定
この調子だとマジで100いくかもしれません。
どうでもいいですが,気象予報士について補足しておくと,登録証によると西郷美千花さんの登録は平成15年11月4日,登録番号は第42786号となっています。気象予報士の登録番号は1番から連番になっているので,2003年の時点で気象予報士が42000人もいることになりますが(故人などがいなければ),こんなにいません。今日発表のあった合格者を含めて第1回試験からの合格者の総数は9713人です。
実は西郷美千花さんには“100の学歴”疑惑があります。これについては前回の【追記あり】明日の土曜ワイド劇場は100の資格を持つ女(9) | Notenki Express 2014をご覧ください。
しかしまあ,不動産鑑定士をもっているんだからそれで食っていけば……という気がするんですが,どうなんでしょうねえ?
100の資格を持つ女(10)のあらすじ
テレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:
バツイチで二人の子持ちの西郷美千花(渡辺えり)は、リストラ時の備えとして資格の取得に励む渋谷中央署の事務職員。捜査には関わらないが、資格の勉強で得たさまざまな知識が事件解決のヒントになることもあり、小山田刑事(草刈正雄)らに頼りにされている。
深夜、渋谷中央署管轄内の歩道橋で、居酒屋チェーン勤務の神谷麻里(万善香織)が転落死を遂げる。事件性はなさそうだったが、署に運び込まれた所持品を何気なく目にした美千花が、ある不自然さに気づく。麻里は独り暮らしだったというのに、所持品の中に家の鍵がなかったのだ。
鍵の謎を解くため麻里のアパートを訪ねた小山田は、管理人から驚きの証言を得る。なんと、麻里が死亡した時刻に、麻里の部屋のドアが開く音を聞いたというのだ!
また、麻里の勤め先だった『蔵富久渋谷店』に足を運んだ小山田は、麻里との関係があまり良くなかったと噂の、エリア長の尾崎圭一(中上雅巳)や副店長の小島怜子(中島ひろ子)を聴取。めぼしい証言は得られなかったが、その3カ月後、『蔵富久目黒店』で閉店後に売上計算をしていた尾崎が、強盗殺人の被害者となってしまう!
事件は目黒北署の管轄とあって詳細は渋谷中央署には届いてこない。業を煮やした小山田は美千花に『蔵富久目黒店』での潜入捜査を懇願。美千花は不本意ながらも調理場でパートとして働き始める。
居酒屋チェーン『蔵富久』には、店舗スタッフは女性のみという大きな特徴があった。女性の活用を謳う社長の浅岡邦彦(升毅)はメディアに多数露出。世間の支持も高く、美千花が働き始めた『蔵富久目黒店』でも、事件の影響を感じさせない客足が集まった。
目黒店の店長は、この3カ月で渋谷店の副店長から昇格した怜子。そして調理場の板長は田中成実(中山忍)が務めていた。フードアナリストの資格を持つ美千花は、成実の調理や盛りつけを見て、成実がかつて銀座の名店で働いていたことを言い当てる。板前だった亡き父に憧れ、この世界に入ったという成実。しかし、一流の割烹店では、腕はあっても男性料理人の方が客に喜ばれるという、不遇な時を過ごしたらしい。その点、女性だけの『蔵富久』なら自分の腕を存分に振るえるという。
一見すると女性にとって恵まれた職場環境の『蔵富久』。だが、それはあくまでも表向きの話。美千花の耳には徐々に、パートから社員になるにはいろんな工作が必要との悪い噂が聞こえてくる。実際に、店長になった怜子は、殺害された尾崎と一緒にホテルに行くような関係だったことが判明。だが、最近になって二人の関係は悪化。目黒署は怜子に尾崎殺害の疑いの目を向ける。その怜子には入院中のひとり息子がいた。かつて、死亡した麻里のもとで働いていた頃、息子が発熱しているにもかかわらず休ませてもらえず病気が重症化したことから、怜子は麻里のことも恨んでいた…。
また、美千花は、尾崎が殺害された日の夕方、新エリア長になった刈谷裕介(金山一彦)と尾崎が取っ組み合いの争いをしていたという情報をキャッチする。それを知った小山田は、捜査協力を求め目黒署に乗り込んでいく!