福島競馬場の放射線量 (2015年秋)

今日の京都競馬場はお祭りだったようですが,その裏でたった2週間だけの秋の新潟開催が終わり1,来週から秋の福島開催がはじまります。

というわけで,恒例の?!環境放射線量測定結果です。

次の表はJRAの公式サイトで公表されてきた歴代の測定値をまとめたものです(単位はμSv/h)。例によって転載は禁止です。

測定日 スタンド内平均 馬場内広場平均 屋外観覧席馬場柵前平均
2012/03/29 0.08 0.24 0.29
2012/04/12 0.08 0.25 0.26
2012/04/26 0.08 0.23 0.25
2012/06/06 0.08 0.22 0.24
2012/06/21 0.08 0.22 0.25
2012/07/04 0.08 0.21 0.23
2012/10/24 0.07 0.17 0.16
2012/11/08 0.07 0.20 0.17
2013/03/28 0.07 0.17 0.15
2013/06/19 0.07 0.16 0.14
2013/10/24 0.06 0.14 0.12
2014/03/27 0.06 0.13 0.12
2014/06/19 0.06 0.14 0.12
2014/09/25 0.06 0.12 0.12
2015/03/26 0.06 0.09 0.09
2015/06/24 0.06 0.11 0.10
2015/09/24 0.07 0.13 0.10

また公表のタイミングが変わったようです。いや,実は変わってなくて,去年から冬季を除き3か月ごとの測定になっていたのかもしれません。

それはそれとして,なんか微妙に増えています。少なくとも馬場内広場平均は誤差とはいえないでしょう。

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  1. 2週間なんて中途半端な開催に何か意味があるのでしょうか? せめて3週はないとなにかとせわしいだけのような気がするのですが。 

曲がり角

これからの季節恒例のあれ:

お肌のお肌の 曲がり角
三十路だ 三十路だ アラサーだ
頼もうか 頼もうよ
ドモホルンリンクルお試しセット

元歌はもちろん「たきび」(作詞:巽聖歌,作曲:渡辺茂)です。

かきねの かきねの
まがりかど
たきびだ たきびだ
おちばたき
「あたろうか」
「あたろうよ」
きたかぜ ぴいぷう
ふいている

この歌は「ラジオ少国民」1941年12月号に掲載され,同年12月9~11日に「幼児の時間・うたのおけいこ」というラジオ番組で放送される予定でした。

ところが,2日間放送したところで軍から,たき火は敵機のかっこうの目標になるし,落ち葉といえども風呂焚きくらいには使える大事な資源だ!! こんな歌歌わせるんじゃねえ(#`Д´)ノゴルァァァァァ!!,という命令が出て中止になりました。

なんと,開戦早々制空権や資源の確保も危ういような戦争をおっぱじめたわけですよ。

それはともかくとして,敗戦後しばらくするとこの歌は見直され,小学校の音楽の教科書にも載るようになりました。

ところが今度は消防庁からクレームが。町角でのたき火は危険――という訳です。それ以来,教科書掲載時の挿絵には火消し用のバケツが描かれるようになったそうです。

火消し用のバケツを用意するのも大切かもしれませんが,そもそも北風がぴいぷう吹いているときのたき火はやめたほうがよろしいのではないでしょうか。

参考文献: 池田 小百合, 内田 正泰. 童謡・唱歌 風だより. 春陽堂書店, 2004.

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