ダービーメモリーズ,各レース名決定

「ダービーメモリーズ」ファン投票 最終結果発表&レース名決定! http://www.jra.go.jp/news/201304/040102.html

  1. 1stダービーメモリーズ ワカタカカップ(東京第11レース)
  2. 1932~1950s ダービーメモリーズ トキノミノルカップ(京都第11レース)
  3. 1960s ダービーメモリーズ シンザンカップ (東京第 6レース)
  4. 1970s ダービーメモリーズ タケホープカップ(東京第 7レース)
  5. 1980s ダービーメモリーズ シンボリルドルフカップ(東京第 8レース)
  6. 1990s ダービーメモリーズ ナリタブライアンカップ(京都第 9レース)
  7. 2000s ダービーメモリーズ ディープインパクトカップ(京都第10レース)

ほぼ予想どおりでとくに面白くありません。

少し意外なのは1970sのタケホープですが,3位にカツラノハイセイコがはいっているところからすると,ハイセイコーがらみの“組織票”がかなり含まれているのでしょう。

まあ,2000sとかせいぜい1990sくらいしか見たことがない世代の投票がほとんどでしょうから,“語り部”の多い馬に票が集まったのはしかたがないかもしれません。

ちなみに,私はどの馬に投票したかというと,

1990sだけはアイネスフウジントウカイテイオーと迷いました。その他はスンナリと決まりました。

三田から芝口,新橋に旋風が走る(1892年)

1892年4月1日付讀賣新聞より:

◎大旋風《おおつむじ》

昨三十一日午后一時頃俄然芝愛宕下通の各所の火の見にて三聲の警鐘を打ち出したるが人人驚きて外面に出れば南に方ッて黑煙捲起り如何にも凄じき有樣なるより近傍の消防夫は喞筒《ポンプ》を曳て駈け付るなど一時は非常に混雜なりしが火元は更に分らず黑煙も須臾にして消失せし由之れ全く火事ならずして三田邊より來りたる大旋風が露月町の裏手なる焦土を捲き揚げたるにて此旋風は芝口一丁目の横町より新橋停車場の派出所に突當り左折して遞信省農商務省の間を過ぎ築地の方に吹去りたり其勢ひ頗る猛烈にて砂石を捲き上げ市街各所の硝子戸を破砕せしものさへありしと

にほんブログ村 環境ブログ 天気・気象学へ
にほんブログ村

権現堂桜堤巡礼母娘殺人事件

埼玉県幸手市にかつて利根川治水の要衝のひとつ権現堂堤があり,その役割を終えた今では,桜の名所となって権現堂桜堤とよばれています。

2013-03-30 13.34.43

ちなみに,今日掲載する写真は撮りたてのホヤホヤです。

“桜のトンネル”ということばにウソ偽りはなく,

CIMG1047

また桜と菜の花のコントラストもすばらしいです。

CIMG1057

この桜のトンネルの中ほどに巡礼供養之碑があります。

2013-03-30 13.53.28

享和二年(1802)六月,今流にいえば梅雨末期の大雨によって権現堂堤が二〇〇間(約 360m)にわたって決壊しました。ちょうどこのとき,名主の水塚で巡礼の母娘が雨宿りをしていましたが,村人たちはこの母娘を人身御供にして龍神さまの怒りを静めてもらおうと,名主の制止を振り切って堤防まで引きずり出し,激流に突き落としてしまいました。

一般には巡礼母娘がみずから進んで身を投じ……と伝えられていますが,どう考えても不自然です。村人たちが口裏を合わせてそういうことにしたというほうがつじつまが合っています。

殺人には時効がなくなりましたから,埼玉県警にぜひ再捜査してほしいところです。

そういえば,埼玉県警が主たる舞台の2時間サスペンスドラマって何かあったかな……? 思いつきません。

話を元に戻すと,名主はその後,この堤防で死体となって発見されました。狂死したとのウワサもありましたが,真相は不明です。この件も埼玉県警に…。

名主は死ぬ前にこの母娘を哀れんで堤防沿いに桜の苗木を植えました。これが今の桜堤の原形になっているという話もあります。

なお,事件の発端となった享和二年六月の大雨については,文献にどのように描かれているか,近いうちに紹介したいと思います。

こんだらの日

AD1968/03/30 TVアニメ「巨人の星」放送開始

アニメ「巨人の星」といえば,大リーグボール養成ギブスでも消える大リーグボール2号でもなく,もちろんこんだらです。

というわけで,今日はこんだらの日です。

ところが,不思議なことに巨人の星のOPにはこんだらは登場しません。ウソだと思う人は自分の目で確認してください。日テレG+で放送していますし,もしかするとネットにあるかもしれません。

アニメ「巨人の星」ではちゃぶ台も風物詩ですから,今日はちゃぶ台の日でもあります。

ちなみに,EDでなじみの深い一徹の“ちゃぶ台返し”ですが,Wikipediaによると本編では2回しか登場しなかったそうです。

当番弁護士の謎

女優の坂口良子さんが亡くなったそうです。例えば女優の坂口良子さん亡くなるなど。

お悔やみ申し上げます。

ニュースでは出演していたドラマとして池中玄太80キロ前略おふくろ様草燃える武蔵MUSASHIなどがあがっていますが,私的には火曜サスペンス劇場当番弁護士シリーズの梶原藤子弁護士です。

この梶原弁護士には生い立ちにやや不明な点があります。第6作によると梶原弁護士は福島(県)の出身で,福島神光女学院を1974年に卒業したことになっています。ところが第8作では父親が九州に在住していることになっているのです。

まあ,娘が高校を卒業したあと九州に引っ越しただけなのかもしれません。

ちなみに,第6作では福島市須賀川市がゴッチャになっています。須賀川のホテルに行くのに新幹線を福島駅で降りたりとか。ドラマではありがちなことですが。

ブログを移転します

ほぼ休眠状態のこのブログですが,次に移転することにしました。

NotenkiExpress(New Hatena版)

FC2ブログにとりたてて不満があるわけではなく,はてなブログだと直接markdownで記述でき,いちいちhtmlに変換してから貼りつけるという手間が省けるためです。

そのうちまたこちらに戻ってくるかもしれません。

八百屋お七火あぶりの刑

天和三年三月二十九日(グレゴリオ暦で1683年4月25日),八百屋お七が火あぶりの刑に処せられました。

お七という少女が火付けの罪でこの日火あぶりの刑に処せられたのは事実のようですが,お七が放火した火事については天和二年一月説,天和二年十二月のいわゆる“お七火事”説,天和三年三月説などがあります。私的には天和三年三月だとするのがもっとも違和感がありません。

この火事は,天和三年三月二日(1683年3月29日)の夜, 本郷の森川宿の八百屋の娘お七が近くの商家に放火したところを通行人に発見され,すぐに消し止められたというもので,今流にいえばボヤです。しかし,当時はボヤでも放火は放火,市中引き廻しの上火あぶりと相場は決まっていました。

放火の動機は,天和二年十二月二十八日の火事(要するに「お七火事」)でお七の家も被災して正仙院というお寺に仮住まいした際,そこの “イケメン”と恋仲になったのですが,新居が完成して会えなくなり,再び火事になれば会えるという妄想が放火に駆り立てたとされています。

お七の年齢,被災した火災,仮住まいしたお寺の名前,“イケメン”の名前などには異説もあります。

これが円乗寺に現存するお七のお墓です。

2012-12-28 12.48.40

拡大すると,

知る人ぞ知る恋愛成就のパワースポットだそうです。

ちなみに,内田康夫『追分殺人事件』では,1987年3月7日にこのお墓の前で男の変死体が発見されたことになっています。 作品ではこの日雪が降っていたことになっていて,実際に東京では午後から雪になりました。降雪の深さ合計は7日が3cm, 翌8日が2cmとなっています。

秩父特別地域気象観測所

ぶらりと秩父までやって来て,きょうのところはとりあえず予定はなかったので(明日も予定があるともいえないが(笑)),秩父特別地域気象観測所を見てきました。実は1年半ほど前の暑い日にも来たことがあります。
20130112155621
以前は測候所だったわけですが,測候所時代の建物は別のところにありました。そこには今はふつうの住居が建っています(間違ってなければ)。

特別地域気象観測所なので,ふつうのアメダスよりも観測装置は多いです。めんどうなのでどれが何であるかは書きません。
20130112155730
こんな注意書きが。
<img src=”http://farm9.staticflickr.com/8354/8372936018_c498e67ae4_c.jpg” width=”375 height=”500″ alt=”20130112155400″>
今日は天気がよかったので,武甲山がよく見えました。
20130112155513

闇夜に霜の降るごとく

昨日,NHK大河ドラマ「八重の桜」の第1回が放送されました。

最近の大河ドラマは第1回を見てつまらなくて第2回以降見なくなったのですが,「八重の桜」はしばらく見てみようと思います。会津藩の運命はよく知っているので,楽しいドラマにはなりそうもないのですが。

さて,「八重の桜」第1回,八重の兄の覚馬が鉄砲の撃ちかたを指導する場面で次のようなセリフがありました。

狙いを定めたら,闇夜に霜の降るごとく,静かに引き金を引く。

闇夜に霜の降るごとくって幕末のころから使われていたのでしょうか?

私がこのことばをはじめて知ったのは土曜ワイド劇場・杉崎船長シリーズ6「愛と死の殺人航路~函館・立待岬に消えた女 闇夜に霜の降るごとく」で,二等航海士・坂本吾郎が引き金を引くときにこのことばをつぶやいていました。

ググってみると,もともとは旧陸軍で小銃の引き金を引くコツを表わしたことばらしいですが,いつごろから使われているのかはわかりませんでした。

坂本吾郎の名セリフにはもうひとつあって,第1の犯行のときの次のセリフはサスペンスドラマ史上に残る名セリフだと思います。銃口を向けられて「どうしてオレを!!」とワメく男に対し,

死んで(い)く人に今さら訳を説明してもしかたがないでしょう。

練馬の新アメダス

26日に移転した練馬のアメダスを見てきました。

20121229124430

拡大したのが次です。

20121229124303

見てわかるように道ばたにあります。写真の手前側は閑静な住宅地です。

他に書くことがあったような気がしますが,今日のところはこのくらいで