キジア台風が上陸

1950年9月13日の13時ごろ,キジア台風が鹿児島県志布志湾付近に上陸しました。

キジア台風は死・不明53人,家屋損壊4836棟,同浸水12万1924棟,田畑被害約9万ha,船舶損失845隻などの被害をもたらしましたが,どちらかというと錦帯橋を流した台風として有名です。

この台風の進路については中央気象台と大阪管区気象台が対立,大阪管区側が勝利するという“中央”の名前が泣く結果となりました。

また,福岡管区気象台は上陸の前日の12日,「九州に与える影響は少ない」という予想を発表していました。

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