福島競馬場の放射線量 【※追記あり^2】

今週から春の福島競馬が開幕します。

福島競馬は一昨年は震災の影響で……というより東京電力がばらまいた放射能によって開催できず,夏から冬にかけて徹底的に除染をして,昨年の春に開催にこぎつけました。そのときから開催期間中の放射線量を公表しています。ただし,測定は2週間に1回,掲載してあるページはものすごくわかりにくいところです。それでも今年は階層が1つ上がって少しはわかりやすくなってはいます。

次が公表された値です(単位はμSv/h)。

測定日 スタンド内平均 馬場内広場平均 屋外観覧席馬場柵前平均
2012/03/29 0.08 0.24 0.29
2012/04/12 0.08 0.25 0.26
2012/04/26 0.08 0.23 0.25
2012/06/06 0.08 0.22 0.24
2012/06/21 0.08 0.22 0.25
2012/07/04 0.08 0.21 0.23
2012/10/24 0.07 0.17 0.16
2012/11/08 0.07 0.20 0.17
2013/03/28 0.07 0.17 0.15
2013/06/20 0.07 0.16 0.14

なお,コピペミスがないとも限りません。

追記 [2013/06/18(Tue)]

JRAの公式サイトから福島競馬場内の環境放射線量の掲載されているページへのリンクがなくなっています。直リンでも飛べないので,ページ自体が削除されたようです。

どこからか圧力でもかかったのでしょうか?

夏の開催がはじまったら復活するのでしょうか?

追記 [2013/06/24(Mon)]

JRAの公式サイトに福島競馬場内の環境放射線量の掲載されているページが復活しました。上の表にその値を追加しました。

前回のパターンからすると,各開催前に1回しか測定しなくなったのかもしれません。

爆弾低気圧ともーれつア太郎

爆弾低気圧というのは簡単にいえば“1時間に1hPa以上中心気圧が下がる低気圧”ですが,通常は緯度による効果を考えて

緯度をφ度とするとき,中心気圧が24時間に 24×sinφ/sin60°hPa 以上下がる低気圧を爆弾低気圧とよぶ。

とすることが多いです。1978年ごろから使われはじめたbombの訳語です。

国内で爆弾低気圧が使われはじめたのは,今はなき「気象」の1990年5月号に掲載された小倉義光先生の「冬の海上の「爆弾」低気圧」という解説文が最初だとしている人が多いようですが(例えば,爆弾低気圧 – チーム森田の“天気で斬る!” – Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/61953564.html),その7年も前,1983年12月23日付朝日新聞に掲載された倉嶋厚氏のエッセイ「お天気衛星」のタイトルが「爆弾低気圧」でした。

ところで,今年の1月から爆弾低気圧の使用をやめ,猛烈低気圧という妙なことばを使うようになった新聞があります(爆弾低気圧は“禁止語”ですか。 : COME ON ギモン:社会 : Biz活 : ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qanational/20130219-OYT8T00672.htm)。

猛烈はとくに新しいことばではなく,気象庁用語ですでに使われています。

  • 猛烈な台風……中心付近の最大風速が54m/s(105㏏)以上の台風
  • 猛烈な雨……80mm/h以上の雨

  • 猛烈な風……風速がおよそ30m/s以上,または最大瞬間風速が50m/s以上の風

いってみれば最高ランクへの賛辞(?)みたいなものです。

ところが,私は猛烈ということばを聞くと

こらえて生きるも 男なら
売られた喧嘩を 買うのも男~♪

という歌を思い出すんですよねえ。そうです,もーれつア太郎

他には一世を風靡したモーレツ社員なんて,いまではバカの代名詞です。

そういうわけで猛烈=モーレツということばにはギャグ的な印象がぬぐいきれません。猛烈な台風,猛烈な雨,猛烈な風,それに加えて猛烈低気圧……,なんかなあという感じがします。

ついでに,Y新聞が爆弾低気圧を使わないとダダをこねたのは,もしかすると初出が朝日新聞だったからじゃないんですかねぇ……。