謎はすべて解けた!!

とはいっても金田一少年ではありません。

解いた謎はこれ。

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公式サイトは 謎解きミステリー | (公社)小江戸川越観光協会

一部引用:

月は隠れ、皆が寝静まった午前零時。
川越のシンボル「時の鐘」の音が三度響き渡った。
誰が、何のために。
この日より川越の日常は終わりを告げ始めた・・・
カラクリ時計は奇妙な刻を告げ、
いにしえより鎮座する石像は怪しげな歌を唄う。
江戸の頃より伝わる書物によれば、
五人の町人に受け継がれた秘密を解き明かし、
町中に仕掛けられたカラクリを紐解く時、
川越を事変より守る事ができるという。
襲いかかる試練、受け継がれる想い。
美しき小江戸の「時」を取り戻す為、隠されし謎を解き明かせ!

なかなか楽しかったです。ただ,タイムリミットが実質6時間なので,川越の地理がある程度頭にはいってないと1日でクリアするのはけっこう大変かも知れません。

ちなみに,これが三度鳴った!?川越のシンボル時の鐘です。

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川越を舞台にしたドラマでは必ずといっていいほど出てきます。例えば火曜サスペンス劇場監察医室生亜季子シリーズしかり,土曜ワイド劇場100の資格を持つ女8しかり。

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明日(1月18日)は「火災調査官紅蓮次郎」を放送すべきである

明日のテレビ朝日,21時からの番組は土曜ワイド劇場ではなく,松本清張二夜連続ドラマスペシャル「三億円事件テレビ朝日開局55周年記念となっています。

よせばいいのに土曜ワイド劇場をつぶして放送するドラマスペシャルはつまらないと相場が決まっていますし,清張モノの2時間サスペンスはつまらないとこれまた相場が決まっています。マイナスの数と違って,“つまらない”を2つかけてもいっそうつまらなくなるだけです。

それにどうして今どき3億円事件?

♪あ~めに轟くオートバイ~
昭和の義賊 怪盗ルパン~

実際の事件をもとにしたサスペンスドラマが面白かったためしはありません。

そういうわけではやばやと来週の土曜ワイド劇場に思いをはせるわけですが……おおっ,待ってました,火災調査官・紅蓮次郎14です。前作が放送されたのが2012年1月10日ですから,約2年ぶりの放送です。

好きなシリーズだし放送されるのはうれしいのですが,この時期に放送するのなら,清張モノなんて後回しにして明日放送して欲しかったです。というのも明日は1月18日,あの明暦の大火が起こった日だからです。

ここで,明暦の大火とは――。

明暦三年一月十八日(グレゴリオ暦では1657年3月2日)午後1時ごろ,本妙寺付近から出火した炎は折りからの北西風に煽られて南東方向の湯島,神田方面に燃え広がり,湯島天神神田明神を焼き,駿河台の大名屋敷を焼き尽くし,浅草から隅田川を越えて牛島新田(現在の墨田区)まで達し,翌十九日午前2時ごろにどうにか鎮火しましたが,午前11時ごろ新鷹匠町(現在の文京区小石川)から再び出火,東南東~南に燃え広がり,正午ごろ江戸城天守閣が炎上,さらに増上寺付近まで焼いて,翌二十日の朝やっと鎮火しました。江戸市中の6割が焼失,死者は10万人以上といわれています。

ちなみに,両国にある回向院は,この火災の焼死者を葬ったのがはじまりとされ,

「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説くもの」として現在までも守られてきた当院の理念です。
開創 | 回向院 | 歴史の中で庶民と共に歩んできたお寺より

今ではペット供養でも有名です。犬の供養塔や

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ネコの供養塔や,

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小鳥の供養塔などもあります。その他,猫の恩返しの碑や鼠小僧の碑があったり,かわいいネコちゃんがいたりするのですが,話がそれたので明暦の大火に戻します。

出火原因については次のような伝説もあります。

麻布の質屋の娘・梅乃はお参りに行った本郷丸山の本妙寺でイケメン野郎に一目惚れ,そのイケメン野郎が着ていたのと同じ模様の振袖をつくらせて“夫婦遊び”をしたりしていましたが,ついに恋い焦がれて死んでしまいました。両親は本妙寺で葬儀を行ない,納棺の際その振袖を棺にかけてやりました。

お寺では慣習に従いその振袖を古着屋に売りました。ところが翌年の同じ日,その振袖がかけられた棺がお寺に運ばれてきました。お寺では慣習に従いその振袖を古着屋に売りました。ところがまたまた翌年の同じ日,その振袖がかけられた棺がお寺に運ばれてきました。

お寺でもいくらなんでも気味が悪くなったのか,明暦三年正月十八日,娘たちの親を施主として施餓鬼を行ないました。そして供養のために振袖に火をつけたところ,一陣の怪風とともに火のついた振袖が舞い上がり,火はみるみるうちに燃え広がったという……。

このため,明暦の大火は振袖火事ともよばれます。

この話は江戸時代の怖い話を扱った本などにのっていたりして,事実と思っている人もいるようですが,お寺でイケメンに一目惚れするあたりが八百屋お七の話とそっくりで,お七の話を真似してつくられたのだろう……というのが定説になっています。

写真は本妙寺があった付近のいまです。

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出火元は実は本妙寺ではなく,となりの老中・阿部忠秋の下屋敷だったという話もあり,さらには浪人放火説,果ては老中・松平伊豆守黒幕説もあります。私的には阿部忠秋下屋敷出火説がしっくりしていたのですが,調べてみると阿部忠秋の下屋敷はとなりにはなかったようで,

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最近は松平伊豆守黒幕説に傾いています。

上の地図はiOSアプリ今昔散歩より。少なくとも明暦の大火のあとの地図なので,どの程度参考になるかはわかりません。

早い話が,要するに,とどのつまりが,出火元についてはいまだに不明になっているのです。そこで,そうです!! 火災調査官・紅蓮次郎の登場です!! 1月18日にはピッタリではないでしょうか。

現在から明暦の時代に行くにはタイムマシンが必要です。それはドラえもんに借りましょう(もちろん今のドラえもんモドキではなく,大山のぶ代さんのほう)。犯人を逮捕するのは警察ですから,特命捜査課にも参加してもらいましょう。神代課長をはじめ故人も多いですが。故人でOKなら安浦刑事にも参加してほしいです。現在の特命である杉下警部と歴代の“相棒”が加わるのもいいかもしれません。「相棒」は見ていないのでどうでもいいですが,もともとは土曜ワイド劇場のシリーズでしたしね。

土曜ワイド劇場と同じくテレビ朝日で放送された必殺シリーズでは,仕事人が元禄に現われて吉良上野介を討ったり,アメリカに渡ってインディアン・スー族を助けて第7騎兵隊を全滅させたり,果ては子孫が現在に現われたりしたくらいですから,紅蓮次郎や特命課が明暦の時代に現われても別に不思議はないでしょう。

とまあ,ゴチャゴチャとただの妄想を書いてきました。しかも面白かったためしはないと上で断言している実際の事件をもとにしたサスペンスドラマ(なのか?!)だし(笑)

公式ページに載っている来週放送のあらすじ,もちろん残念ながら(?!)全然違います。

北海道の大学に行っていた俊介が別人になって帰ってくるようです。でも,円ちゃんはどうなんでしょう? 第9作で北海道の大学に行ったと説明のあった俊介と違って消息不明になっているので心配です。(Wikipediaには京都の大学に行ったとありますが,そんな説明ありましたっけ?)

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明日の土曜ワイド劇場は100の資格を持つ女(8)

今日の金曜プレステージ新春特別企画HAMU―公安警察の男―でしたが,特別企画と名乗る2時間サスペンスはつまらないの相場のさらに上を行くつまらなさで,30分で見るのをやめました。

それで明日の土曜ワイド劇場に早々と期待をするわけです。100の資格を持つ女(8),サブタイトルは小江戸・川越の老舗レストランに潜入捜査!名店の裏に隠された親族の崩壊と復讐!!小さな命を奪った連続殺人事件の真実

100の資格というとおり,このシリーズにはいろいろな資格が出てきます。以前も書きましたが,第1作から第7作までに出てきた資格(のうち判別できたもの)を改めてまとめておきます。

気象予報士と聞いては黙っていられません。
登録証によると登録は平成15年11月4日,登録番号は第42786号となっています。実際にはこんなにたくさん気象予報士はいませんし,必要もありません(笑) ちなみに私は1000番台です。

話がそれました。第4作以降を続けます。

  • 第4作
    • フォークダンス公認指導者4級
    • 腹話術インストラクター
    • 夜景鑑賞士1級
  • 第5作
    • ラジオコントロール検定ビギナーズ級
    • グリーンアドバイザー
    • フードコーディネーター3級
    • きものコンサルタント
    • マナー検定・上級
    • グリーンセイバー・アドバンス
    • リフレクソロジスト
    • 鉱物検定士3級
    • 野菜ソムリエ
  • 第6作
    • バルーンプロ検定
    • 鮮魚士
    • 編み物技能検定
    • 経理診断士
    • 温泉ソムリエ
  • 第7作
    • デザートクリエーター2級
    • 日本ティーインストラクター
    • そば打ち三段
    • 理科検定2級
    • 鉄道テーマ検定1級

そういえば,西郷美千花さんには学歴に不審な点がありましたね。それはまたの機会にします(いつまで引っ張るんだろう?(笑))。

100の資格を持つ女(8)のあらすじ

公式サイトテレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

バツイチで二人の子持ちの西郷美千花(渡辺えり)は、リストラ時の備えとして資格の取得に励む渋谷中央署の事務職員。事件捜査には関わらないが、資格の勉強で得た知識を生かして事件解決のヒントを見つけるなど、小山田刑事(草刈正雄)らの手柄に貢献している。

ある日、小山田らに埼玉県川越市で起きた殺人事件の一報がもたらされる。被害者は、迫田加奈子(手塚理美)が経営するイタリアンレストランのシェフ、大牟田祐樹(森岡豊)。管轄外の事件だが、加奈子が一年前に渋谷で起きた未解決強盗殺人事件の重要参考人だったことから、小山田は急きょ川越へと向かう。

川越の所轄署に到着した小山田は、取調室に連行される加奈子と遭遇する。一年前の事件をいまだ解決できない悔しさから、少しでも手掛かりを得たい小山田。だが、担当刑事の香川(小沢和義)は縄張り意識が強く、早々に追い返されてしまう。

一年前、強盗殺人の被害に遭ったのは加奈子の夫の弟である道彦と、たまたまその日、弟の家に預けられていた5歳の娘・星羅。星羅は先妻の子で、加奈子と血のつながりはない。当時、加奈子の夫・俊一は重病を患っており、加奈子は治療費の金策に奔走していた。また、道彦の家からは700万円が盗まれていたが、それだけの大金が家にあることを知っていたのは身近な人物だけとのことから、加奈子が真っ先に疑われたのだ。幼い子どもの命が奪われ、いまだ解決していないことに心を痛めた美千花は、いつもは嫌々押し付けられている潜入捜査を自ら提案。自主的に加奈子のレストランへと面接試験を受けに行く。

『オリーブオイルソムリエ』の資格を生かして見事、レストランでの就職を決めた美千花は、早々に迫田家の複雑な人間関係の洗礼を受けることになる。カッとなりやすい性質の加奈子は、一年前の事件で殺された義弟・道彦の妻・真美(国生さゆり)とも、義父の英介(小野寺昭)とも、事件以来うまくいっていなかった。また、加奈子が星羅に体罰を与えていたという噂も美千花の耳に入る。そんな加奈子に英介は、面と向かって「孫を殺した女の顔は見たくない」と言い放ち、英介所有の土地に立つレストランの閉鎖を指示。跡地には、真美が役員を務める自然食品の営業所を開く計画を、独断で決めてしまう。加奈子の夫・俊一はすでに他界。店を守ることが夫との約束だという加奈子は、英介と激しく対立する。

複雑なのは迫田一家ばかりではなかった。従業員の宮島妙子(寺田千穂)によれば、加奈子は殺されたシェフの大牟田とも口論していたという。だが、その妙子にも、そして大牟田の死後、厨房を任されるようになった若手シェフの斎藤守(浜田学)にも、大牟田殺害時のアリバイはなかった。

そんな中、美千花は、加奈子が人目を避けるように見知らぬ男性と会っているところを目撃する。また、大牟田のレシピ帳を見つけた美千花は、ノートの間に妙子の預金通帳が挟まっているのを発見。調べると、一年前の事件後、強盗事件の被害額と同じ700万円が謎の男から振り込まれていることが判明する!

今回の事件のみならず、一年前に渋谷で起きた未解決強盗殺人事件を解決するためにも、管轄外にも関わらず、課長の栗林が刑事とばれないよう変装するなど、美千花だけでなく渋谷中央署の面々も総出で今回の事件の捜査に繰り出す・・・!

舞台は勝手知ったる川越。楽しみです。

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今年の土曜ワイド劇場

今年の土曜ワイド劇場は「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子 家族の食卓」で終了しました。
そこで2013年の土曜ワイド劇場を簡単に振り返ってみます。

まず,今年も放送された私の好きなシリーズ。

  • 温泉(秘)大作戦
  • 遺品の声を聴く男
  • 100の資格を持つ女
  • おかしな刑事
  • 東京駅お忘れ物預り所

温泉(秘)大作戦12は洞爺湖が舞台でした。次回の舞台は秋保温泉とのことでした。
撮影はしているんでしょうか。情報がないのが不安です。

100の資格を持つ女7では次のような資格が登場しました。

  • デザートクリエーター2級
  • 日本ティーインストラクター
  • そば打ち三段
  • 理科検定2級
  • 鉄道テーマ検定1級

次に,今年は放送されなかった私の好きなシリーズ。

  • 火災調査官紅蓮次郎
  • 炎の警備隊長五十嵐杜夫
  • 司法教官・穂高美子

炎の警備隊長五十嵐杜夫は去年も放送されなかったので,もしかするともう終了したのかもしれません。

司法教官・穂高美子は,高崎フィルム・コミッションのサイトによると第3作がすでに撮影されているようです。

ちなみに,このドラマの舞台になっている司法研修所のホンモノは拙宅(?)の近くにあるのですが,ここでロケが行なわれたという話は寡聞にして聞きません。

印象に残っているのは7月13日に放送された西村京太郎トラベルミステリー60「秩父SL・3月23日の証言」。内容云々ではなく,たまたま秩父に行っていて秩父のホテルで見たことです。偶然の一致でした。

来年の土曜ワイド劇場は予定では1月11日に100の資格を持つ女8ではじまります。渡辺えりさんのブログによると,舞台は川越だそうです。いきなり楽しみだったりします。

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今日の土曜ワイト劇場は「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子 家族の食卓」

今日の土曜ワイド劇場は終着駅の牛尾刑事VS事件記者です。年末恒例の「終着駅の牛尾刑事VS××」です。

もともとは牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事だったのですが,なぜか途中から事件記者・冴子が加わり,牟田刑事官が退いてからはいまの終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子になっています。

ちなみに,事件記者冴子の殺人スクープ!シリーズは2003年を最後に放送されておらず,冴子が登場するのは現在では終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子のみです。

「終着駅の牛尾刑事VS××」は2001年から年末に放送され,最初に書いたように年末恒例というか,土曜ワイド劇場のその年の掉尾を飾るシリーズになっています。ところが2011年だけ年末に放送されず,土曜ワイド劇場35周年企画として2012年2月に放送されています。

それでは「終着駅の牛尾刑事VS××」が放送されなかった2011年の最後の土曜ワイド劇場は何だったかというと,なんとおかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査・東京タワーは見ていた!でした。最後といっても放送日は12月10日で,そのあとにドラマスペシャルが2本放送されています。
この年のこの時間帯最後になったドラマスペシャル警視庁失踪人捜査課はドラマスペシャルにふさわしく,きわめてつまらないドラマでした。

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明日の土曜ワイド劇場はヤメ検の女4

明日の土曜ワイド劇場はヤメ検の女4。サブタイトルは検察を辞めた情熱弁護士!半落ち!?動機を語らぬ犯人!消えた指紋の謎 遺留品に潜む復讐殺人の罠?愛娘に迫る死のタイムリミット

同じく賀来千香子さん主演で同じく最近(ここ数年以内に)はじまった月曜ゴールデン女取調官と混同している人がいるかもしれないシリーズです。しかし,私的にはおよそ比較にならないです。女取調官はストーリー云々以前に妙ちくりんな佐賀弁モドキが耳ざわりで,とても安心して見られません。

女取調官は2012年2月に第2作が放送されたっきり音沙汰がないところを見ると(第3作以降が製作されているかどうかは知らない),やはり評判が悪かったのかもしれません。

ヤメ検の女4のあらすじ

公式サイトテレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

葵あかね(賀来千香子)は、検察庁を辞めて弁護士に転身した“ヤメ検”。弱い者の味方として誠実かつ熱心な弁護姿勢と、事務所員・桜井花子(須藤温子)の地道な営業努力が実を結んで、今では多くの依頼を受けるまでになっている。

そんなあかねに、思いがけない事件の一報が飛び込んでくる。4年前、あかねがまだ検事だった頃に担当した強姦殺人事件の被告が殺害され、なんと容疑者として逮捕されたのは、強姦事件の被害者遺族の羽白治夫(永島敏行)だというのだ。

殺されたクラブ経営者の黒谷寛之(RIKIYA)は4年前、羽白治夫の一人娘・夏美(折井あゆみ)を殺害した容疑で逮捕された。担当検事となったあかねのみならず、捜査に当たった赤広刑事(ダンカン)の黒谷に対する心証は真っ黒。しかし、決定的な証拠が見つからず、黒谷は無罪放免となっていた。

無慈悲な裁判結果に羽白が発した「オレが殺してやる!」との悲痛な叫びを忘れられずにいたあかねは、4年前の敗北が今回の事件を招いたと責任を感じ、羽白の弁護を引き受けることにする。しかし、意外なことに羽白はあかねの申し出を拒否。4年前の事件以来、懇意にしていたという赤広の取り調べに対しても、羽白は黙秘を貫くのだった。

赤広によれば、4年前の事件当初、黒谷への復讐や自殺などの未遂を繰り返していた羽白も、最近になってようやく事件からの立ち直りをみせていたという。それがなぜ、今になって犯行に及んだのか、赤広は理解できずにいた。

そんな赤広には15歳になる娘・瑞樹(大西菜友)がいた。妻はなく、たった一人の家族だが、今は重篤な肝硬変で入院中。4日後には赤広が休職してドナーとなり、生体肝移植の手術を行う予定だという。

その後、羽白はあかねを代理人として認める。しかし、事件に関しては口を閉ざしたまま。赤広の取り調べに対しても同様で、刻々と時間だけが過ぎていく。

そんな中、羽白の犯行説に疑問を抱いた赤広の部下・野瀬刑事(市川知宏)があかねを訪ねてやってくる。野瀬は、凶器の指紋が拭き取られていたことをあかねに報告。現場から逃げもせず、犯行を自供している羽白が、なぜ凶器の指紋を拭き取る必要があったのか。野瀬は、真犯人は別にいて、赤広もそう考えている節があるが、上層部には新証拠を探す気がないとの現状を告げ、捜査資料をあかねに渡すのだった。

正式に羽白の代理人となったあかねは、ようやく黒谷の殺害現場となったクラブへと足を運ぶ。そこであかねは、争った形跡がないこと、また、4年前に釈放された当時、ワインバーの雇われ店長で貯金もなかった黒谷にしては、店が豪華過ぎることに違和感を抱く。さらに、黒谷の自宅を調べたあかねは、ペテン師の呼び声高いまゆつば弁護士の堺虎之助(泉谷しげる)が、被害金を賠償させると息巻いていた政治家絡みの投資詐欺の資料を発見。事件の関連を調べるため、虎之助の助言を得て、被害者からの聞き込みを始める。ところが、その直後にあかねは暴漢に襲われ…!!

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今日の土曜ワイド劇場はタクシードライバーの推理日誌34

【注意!!】私基準ではネタバレはありませんが,未放送のドラマのストーリーをほんのわずかでも知りたくない人は放送が終わるまで読まないでください。

今日の土曜ワイド劇場はタクシードライバーの推理日誌34です。サブタイトルは飛騨高山~殺人スクープの女!!

1992年の第1作から21年半。よく続いています。なによりスゴいのはレギュラーがほとんど変わっていないこと。

さらにいうと,2番目に乗せた乗客が犯人というパターンも変わっていません。
最初の乗客は社会背景を説明するために設定されている感じなので,実質的には最初に乗せた乗客が犯人ということになります。しかも全員女性です。

犯行の動機は,一見やむにやまれずに見えても,客観的に考えると情状酌量の余地がほとんどないケースも多々あります。

タクシードライバーの推理日誌34のあらすじ

公式サイトテレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。ある日、夜明のタクシーに神谷警部(平田満)から指名が入る。神谷は、家族同然に親しくしている新聞記者・板倉早苗(酒井美紀)の“見合いの立会人”を務めることになり、夜明にも付き添ってほしいという。夜明の目で、相手の男がしっかりしているか、見極めてもらいたいというのだ。
夜明のアパートで早苗と落ち合い、揃って見合い会場に向かう途中、早苗は母・美喜子(梶芽衣子)に頼まれたという書類を届けるため、夜明たちを車に待たせて、ひとりで弁護士事務所に立ち寄った。ところが、そこで早苗は弁護士・能美健司(新井康弘)の刺殺死体を発見する…!
早苗によると、能美は美喜子の“成年後見人”を務める契約を交わしていたという。美喜子は現在、飛騨高山に暮らしており、能美もまた故郷である飛騨高山でボランティアの法律相談を引き受けていて知り合ったらしい。早苗という娘がいるにも関わらず、なぜ美喜子は能美を成年後見人に指定したのか…!? 東山刑事(風見しんご)らは、財産をめぐって母親と衝突した早苗が能美の存在を邪魔に思い、殺害に及んだのではないかと推理する。だが、早苗には、能美の死亡推定時刻、神谷や夜明と一緒にタクシーに乗っていたという確かなアリバイがあった。

そんな中、大手不動産会社の専務・飯田敦(春田純一)が、裁判で敗訴したことを機に、顧問弁護士だった能美に恨みを抱いていることがわかった。だが、飯田は東山たちの訪問を無視して飛騨高山へ。能美の出身地も早苗の実家も、飛騨高山だ…。いったい飛騨高山に何があるのか…!? 神谷や東山は飯田を追い、夜明のタクシーに乗り込んで飛騨高山に向かった。
すると、なんと能美と飯田が共謀して、飛騨高山での牧場開発計画の詐欺を画策し、高山の老人介護施設の入居者を中心としたシニア層から多額の出資金を集めていたことが判明! 美喜子も出資金をだまし取られていたとわかり、東山はますます早苗への疑惑を強くするが、さらに飯田が刺殺体で発見される事件が発生して…!? そんなとき、神谷と夜明は、早苗が婚約していた社会部記者・藤本圭太が3カ月前、飛騨高山で滑落死していた事実を知って…!?

追記[2013/12/08(09:45:55)]

“2番目に乗せた女性客”の法則は崩れませんでしたが。

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今日は二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」第1夜

今日は土曜ワイド劇場がつぶされ中止でかわりに二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」第1夜が放送されます。

前にも書きましたけれど,土曜ワイド劇場をつぶして放送されるドラマスペシャルの類はつまらないと相場が決まっています。もちろんだましゑ歌麿とかSP警視庁警護課などの例外はあります。面白いか面白くないかはキャストやスタッフを見ればだいたい予想がつきます。「オリンピックの身代金」はおそらく面白くないです。

予想どおり面白くなかったらあとで文句をいうとして,「オリンピックの身代金」の舞台はもちろん1964年の東京五輪です。

1964年の東京五輪を扱ったドラマで思い出すのは「特捜最前線スペシャル 疑惑のXデー・爆破予告1010!」です。
なんといっても極上の晴天で知られる開会式の日,世田谷の一部で雷雨があったことが事件を解く手がかりになるという,なんとも私好みの展開でした。詳しくは1964年10月10日の雷雨 – NotenkiExpress 2013をご覧ください。

ついでですが,1964年の夏の東京は渇水に見舞われ,東京砂漠とよばれました。東京都は7月21日から35%節減の第三次給水制限,さらに8月6日からは45%節減の第四次給水制限を実施しました。2020年の東京五輪はこんな時期に開催されるわけです。

ついでのついで,開幕直前の9月24日には台風20号が大隅半島付近に上陸,その後四国,近畿,北陸地方を通って日本海に出たあと新潟付近に再上陸し,三陸沖に抜けました。この台風による強風で選手村を含む五輪施設の一部が破壊しました。あまり知られていないのでここに書いておきます。

二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」のあらすじ

ストーリー|オリンピックの身代金|テレビ朝日より:

昭和39年夏――東京オリンピック開催を間近に控えた東京で、2件の火事が連続発生した。
火事が起こったのは東京オリンピック警備の最高責任者である幕僚長・須賀修一郎(岸部一徳)の私邸、そして中野の警察学校。だが、両火事は発生するやいなや、なぜか箝口令が敷かれる。警視庁捜査一課の刑事・落合昌夫(竹野内 豊)がその事実を知ったのも、偶然噂を耳にした同僚刑事・岩村傑(斎藤工)の口からだった。記者のみならず、なぜ捜査一課にさえも情報を伏せるのか・・・落合は、そう訝しがる。

そんななか、中野警察学校の火事から数日後、事態は急展開を迎える。落合が所属する捜査一課五係の面々が、極秘で集められたのだ。そこで捜査一課長・玉利(沢村一樹)と捜査一課長代理・田中(大杉漣)から発表されたのは、須賀幕僚長の私邸火災の前々日、警視総監宛てに送られてきた切り抜き文字の脅迫状の存在だった。
脅迫状は中野警察学校の火災事件の前にも、届いていたという。我が国にとって最も重要な東京オリンピック開催に、いささかたりとも不安を抱かせるようなことがあってはならない――玉利の命を受け、落合らは公安の指揮のもと、極秘捜査へと乗り出すことになった…。
やがて、落合は事件直前に須賀幕僚長の私邸付近で、赤いスポーツカーに乗った男女を見たという目撃証言を入手。車の持ち主が須賀幕僚長の次男・忠(速水もこみち)であることを突き止める。落合ら一課の刑事は、須賀忠を追及するが、玉利課長によって捜査は止められる。
落合らが、懸命に東京中を走り回り、捜査を続ける中、大田区にある『北野火薬』が工事用ダイナマイト25本を紛失していたことが判明。そこで、落合は『北野火薬』によく出入りしている人夫斡旋会社『山晋興業』へ。社長の山田晋一(柄本明)から、同社で働く秋田出身の貧しい東大生・島崎国男(松山ケンイチ)の存在を聞かされる。対面した島崎が発した“ある一言”が引っかかる落合。そんなある日、またしても新たな事件が発生する…!
そして容疑者の一人として島崎の周辺を調べ始めた落合は、東大に通う自分の妹の有美(黒木メイサ)が島崎の恋人であることを知り、愕然とする…。
真犯人は誰なのか? その目的は? 戦後最大の国家的イベント『東京オリンピック』を前に、国家の威信を賭けた警察と謎の犯人との息詰まる対決が始まった…。

追記[2013/11/30(Sat) 23:24]

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今日の土曜ワイド劇場は特別企画「冤罪死刑」

今日の土曜ワイド劇場は特別企画「冤罪死刑」。サブタイトルは逆転の誘拐!!一本の毛髪で作る警察組織の完全犯罪!?消えた身代金6000万円の謎…記者を待つ偽りの罠!!

一般的にいって,特別企画とか,土曜ワイド劇場をわざわざつぶして放送されるドラマスペシャルの類は,面白くないと相場が決まっています。

中にはだましゑ歌麿とかSP警視庁警護課などの例外もありますが,例外だからこそ第2弾,第3弾が放送されたのでしょう。

今日の特別企画「冤罪死刑」はどうなのでしょうね?

キャストを見ると,2時間サスペンスではおなじみの顔ぶれが揃っているような気がします。

もっとも,椎名桔平は現在放送中の月曜ミステリーシアター「刑事のまなざし」の夏目信人とかぶってこないでしょうか……。

特別企画「冤罪死刑」のあらすじ

公式サイトストーリー|土曜ワイド劇場特別企画「冤罪死刑」|テレビ朝日より引用:

通信社の大阪本社に勤務する恩田和志(椎名桔平)は、気骨あふれる記事を発信してきた社会部記者。一方で組織からはみだしがちな存在で、今も大学の補助金の不正プールを暴く取材で協力者の裏切りにあい、懲罰委員会にかけられている身分だった。上司の本郷真一(伊武雅刀)からも、3カ月以内に結果を出すよう釘を刺されている。

そんなとき、恩田の記事を読んだという弁護士・櫻木希久子(財前直見)が訪ねてくる。希久子は、3年前に発生した少女誘拐殺人事件の被告・山崎哲也(長谷川朝晴)の新たな弁護人で、山崎は無実だと主張。京都府警が失態を隠すために、犯人逮捕を急いだ末の冤罪だと断言する。

その事件は、外食チェーンの会社社長・春薗秀紀(丸山智己)の娘で当時10歳だった乙女が誘拐され、身代金6000万円が奪われた挙句、2カ月後に遺体となって見つかったという惨いもので、春薗家に出入りするディーラー・山崎が逮捕起訴され、すでに一審、二審で死刑判決を受けていた。当時、京都支社の遊軍記者だった恩田も取材に当たり、その後、山崎の心の闇を探るべく取材を重ねて記事を書いたものの、正直、動機すらつかめなかったという苦い思い出があった。そんな恩田に、希久子は山崎は府警に自白を強要されたのだといい、無実を立証するために協力してほしいと頼みこむ。

もし希久子の主張が真実だとしたら、大スクープだ…! 京都支社にいる後輩・佐々木太一(塚本高史)の協力のもと事件の洗い直しをはじめた恩田は、身代金受け渡し現場で山崎を目撃したと証言した小料理屋の女将・小鳥遊純枝(山下容莉枝)に関する不審な情報をつかむ。事件の直後、純枝の息子が仲間と共に大麻所持で逮捕されたにもかかわらず、ひとりだけ不起訴になったという。純枝は恩田の直撃に対し、山崎の顔をはっきり見たわけではないことを渋々、明かす。

恩田は、被害者の母・加奈子(浅見れいな)にも話を聞く。3年間そのままにしてあるという乙女の部屋を見せてもらった恩田は、ぬいぐるみに乙女の髪の毛が付着していることに気がつく。実は、山崎の逮捕の決め手となったのは、彼の車から見つかった乙女の毛髪だった。加奈子は事件の1週間前、山崎の勤め先である外車販売店にそのぬいぐるみを忘れ、届けてもらったことがあると恩田に打ち明ける。ぬいぐるみの件については加奈子も山崎も捜査一課の刑事・村上清孝(小林稔侍)に話したというが、調書にはまったくその記述はない。もしかしたら、逮捕を決めた唯一の物証――乙女の毛髪は事件1週間前のものではなかったのか…!?

村上は恩田が10年前から懇意にしてきた叩き上げの刑事で、現在、病に倒れ入院中だった。病床の村上は恩田の追及に対し、自ら逮捕の決め手となった証拠をねつ造したと告白する…! その後、恩田と希久子は、別の連続少女殺害事件で死刑が確定している栗原稔(甲本雅裕)と山崎を結ぶ“見えない糸”に気がついて…!?

追記(2013/11/23(Sat) 23:32)

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法医学教室の事件ファイル37

今日の土曜ワイド劇場は法医学教室の事件ファイル37です。例によってタイトルはありませんが,サブタイトルはパラシュートで舞い降りた美女の死体復讐殺人?ミステリーの女王が、女医に残した遺言の“裏の裏”

1994年に土曜ワイド劇場に引っ越してきたこのシリーズももう37作目なんですね。土曜ワイド劇場でこれを上回るのは西村京太郎トラベルミステリー(十津川警部シリーズ)くらいなものではないでしょうか。

ただ,こちらは十津川警部に続き,去年亀井刑事も代わってしまったため(もっといえばタイトル曲も変わってしまった),名前は同じでも実質別シリーズになっています。
それを考えれば法医学教室の事件ファイルは十津川警部シリーズを超えたといってもいいのでないでしょうか。

ただし,長さでいえば1992年にはじまったタクシートライバーの推理日誌のほうが長いです。(“木九”時代を含めてもわずかにタクシートライバーの推理日誌のほうが古い)

法医学教室の事件ファイル,実はこのシリーズはあんまり好きではありません。由紀さおりがウザいし,尺稼ぎにしか見えないシーンが多すぎるし。

土曜ワイド劇場の放送時間が延びる前からスペシャルとして通常より長い時間で放送されることが多かったのですが,その必要はまったくありませんでした。今日も放送時間が長いんですよねえ……。実質1時間10分くらいではないだろうかという悪寒が。

前回,妙なグラドルが出演していましたが,今回も出演するんでしょうか。私はノリちゃんが好きだったなあ。

おまけ。神奈川県警。ちなみに二宮警部の勤務先は横浜東警察署であってここではないですね。

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