今年もパッと咲いてはパッと散るソメイヨシノの季節がめぐってきました。そこで,パソコンにため込んであるテキストデータベースモドキから再び検索してみました。
歩兵の本領:
万朶の桜か 襟の色
花は吉野に 嵐吹く
大和男子《やまとおのこ》と 生まれなば1
散兵線の 花と散れ
自衛隊に入ろう:
自衛隊に入ろう 入ろう 入ろう
自衛隊に入れば この世は天国
男の中の男はみんな
自衛隊に入って 花と散る
軍隊系は散るのが好きなようです。軍隊系で花と咲いたのは次の歌くらいです。
二本松少年隊:
風に乱るる前髪の まだあどけない美少年
主君の大事このときと 降らす血の雨 弾の雨
嗚呼 花と咲く少年隊
歴史のなかで儚く散っていった彼らに対する哀悼の意味が含まれているのかもしれません。
これに対し,スポーツ系は咲くばかり。
とびだせヤクルトスワローズ:
男が大地の 花と咲く
野球は ドラマだ人生だ
虎を生け捕り くじらをさばき
竜をのみこみ 鯉を釣り
巨人の星を 打ち落し
とびだせ ヤクルトスワローズ
GO! GO! 掛布:
夢を咲かせよ 球場の空に
そして我等の この胸に
GO! GO! 掛布 GO! GO! 掛布
ペナントレースの 花と咲け
若トラ若トラ掛布 打て打て掛布
若トラ若トラ掛布 打て打て掛布
どうでもいいですが,昔
バカトラバカトラ掛布 ダメダメ掛布
バカトラバカトラ掛布 引っ込め掛布
って歌っていたような記憶があります(笑)
咲くか散るか不明なケースもあります。歌ではないですが,有言実行三姉妹シュシュトリアンの決め台詞:
雪子「乙女盛りに命を懸けて」
月子「風に逆らう三姉妹」
花子「花と散ろうか咲かせよか」
3人「有言実行三姉妹シュシュトリアン!」
いずれまた気が向いたらつけ足していきます。
- 「生まれては」と歌う流派もある。どっちが大本かは不明。2字の違いだが,意味が微妙に変わるような気がする。 ↩