校門の時計だけが知っている

のちに↑などというタイトルの本をエラそうに出版した殺人教師がやらかした事件です。そもそも校門に時計なんてあるのかね?

AD1990/07/06 薄曇のこの朝,神戸高塚高校で,登校してきた高1の女子生徒が遅刻検問の殺人教師・細井敏彦が無理矢理閉めた校門にはさまれ死亡

業務上過失致死ということになっていますが,どう軽く見ても未必の故意による傷害致死でしょう。

この事件が強く印象に残っているのは,事件直後,パソコン通信で同じ高校に通っている生徒の書き込みを見たからです。今読んでも,生徒の心の揺れみたいなのがわかって興味深いです。

今は何か事故や事件があると目撃者や関係者に近い人がブログや掲示板に書き込むのはなかば当たり前になっていますが,当時はパソコン通信がようやく広がりはじめたころで,こういった書き込みはまだ一般的ではありませんでした。