大雨に関する九州北部地方気象情報 第5号

11時に大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第5号が出ています。


大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第5号
平成19年7月10日11時00分 福岡管区気象台発表
 
(見出し)
九州北部地方では、10日昼前から11日朝のうちにかけて局地的に雷を伴
った激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害や河川の増水などに注意し
てください。
 
(本文)
梅雨前線は対馬海峡付近まで北上しています。この前線に向かって南から非
常に湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になっているため、熊本県の
湯前横谷で10時現在23ミリの雨となっています。
 一方、梅雨前線本体に伴う活発な雨雲は対馬海峡付近にあり、今後11日
にかけて九州北部地方をゆっくり南下する見込みです。
 このため九州北部地方では、10日昼前から11日朝のうちにかけて、現
在雨の降っていない地域を含め、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれ
があります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所もありますので、土砂災
害等に注意して下さい。
 
<雨の予想>
 1時間最大雨量 40ミリ
 
 10日12時から11日12時までの24時間雨量(多い所)
  熊本県、長崎県        150ミリ
  福岡県、大分県、佐賀県    120ミリ
  山口県            100ミリ
    
<防災上の注意事項>
 土砂災害、低地の浸水、河川の増水・はん濫に注意して下さい。
 落雷や雷雲の下での突風にも注意して下さい。
 
 地元気象台が発表する警報や注意報、気象情報に十分留意して下さい。
 
 次の「大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報」は、10日
16時00分頃発表の予定です。

台風第4号に関する沖縄地方気象情報

沖縄地方には次のような台風第4号に関する地方気象情報が出ています。

平成19年台風第4号に関する沖縄地方気象情報 第1号
平成19年7月10日05時20分 沖縄気象台発表
 
(見出し)
台風第4号は、フィリピンの東の海上を西へ進んでおり、今後発達しながら
向きを北西に変えて、沖縄地方の南海上へ進む見込みです。
 
(本文)
 台風第4号は、10日3時には、フィリピンの東の北緯11度55分、東
経138度50分にあって、1時間におよそ20キロの速さで西へ進んでい
ます。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートルで
、中心から半径370キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いて
います。
 
台風の中心は
 24時間後の11日3時には、フィリピンの東の北緯14度40分、東経
136度00分を中心とする半径150キロの円内に達する見込みです。
この円の中心から半径300キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に
入るおそれがあります。中心気圧965ヘクトパスカル、中心付近の最大風
速は35メートルが予想されます。
 48時間後の12日3時には、フィリピンの東の北緯18度50分、東経
131度40分を中心とする半径280キロの円内に達する見込みです。
この円の中心から半径500キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に
入るおそれがあります。中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風
速は40メートルが予想されます。
 72時間後の13日3時には、沖縄の南の北緯23度00分、東経128
度40分を中心とする半径410キロの円内に達する見込みです。
この円の中心から半径700キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に
入るおそれがあります。中心気圧935ヘクトパスカル、中心付近の最大風
速は45メートルが予想されます。
 
 なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
 
[防災事項]
 台風は、今後発達しながら向きを北西に変えて、沖縄地方の南海上に進む
見込みです。この方面の船舶は、警戒が必要です。今後の台風の動きに注意
して下さい。
 
今後の台風情報に留意して下さい。
次の台風情報(文章形式)は、10日18時頃の予定です。

大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第4号

九州北部に次のような大雨に関する気象情報が出ています。

大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第4号
平成19年7月10日05時52分 福岡管区気象台発表

(見出し)
九州北部地方では、11日朝のうちにかけて局地的に雷を伴った激しい雨の
降るおそれがあります。土砂災害や河川の増水などに注意してください。

(本文)
 梅雨前線は対馬海峡付近まで北上し、活動が活発になっています。対馬市
対馬付近では、10日00時30分までの1時間に約70ミリの非常に激
しい雨が降りました。
 今後、梅雨前線は、11日にかけて九州北部地方をゆっくり南下する見込
みです。

 このため九州北部地方では、11日朝のうちにかけて、局地的に雷を伴っ
た激しい雨の降るおそれがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所
もありますので、土砂災害等に注意して下さい。

<雨の予想>
 1時間最大雨量 40ミリ

 10日6時から11日6時までの24時間雨量(多い所)
  熊本県、長崎南部・北部    150ミリ
  福岡県、大分県、佐賀県、五島 120ミリ
  山口県            100ミリ
  壱岐対馬           80ミリ
  
<防災上の注意事項>
 土砂災害、低地の浸水、河川の増水・はん濫に注意して下さい。
 落雷や雷雲の下での突風にも注意して下さい。

 地元気象台が発表する警報や注意報、気象情報に十分留意して下さい。


 次の「大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報」は、10日
16時00分頃発表の予定です。

大雨に関する全般気象情報 第1号

16時20分,大雨に関する全般気象情報 第1号が発表されました。

大雨に関する全般気象情報 第1号
平成19年7月10日16時20分 気象庁予報部発表
(見出し)
 梅雨前線の活動が活発となるため、これから11日夕方にかけて西日本、
東日本の広い範囲で雨が強まり、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や
低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒が必要です。
(本文)
 梅雨前線は対馬海峡から西日本にのびており、西日本、東日本の広い範囲
で雨が降っています。この後、前線上の低気圧が日本海で発達し、前線に吹
き込む暖かく湿った空気により前線活動はさらに活発となる見込みです。
 このため、西日本、東日本では、雷を伴って1時間に40から60ミリの
非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。土砂災害や低地の
浸水、河川の増水やはん濫などに警戒して下さい。また、落雷や突風などに
も注意が必要です。
 
 11日18時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で、
  九州南部地方、東海地方               250ミリ
  九州北部地方、四国地方太平洋側、近畿南部、甲信地方 200ミリ
  四国地方瀬戸内側、北陸地方、関東地方   140から150ミリ
の見込みです。
 なお、その後も梅雨前線は東日本、西日本に停滞して、雨量がさらに増え
るおそれがあります。
 地元気象台の発表する注意報・警報や気象情報に留意して下さい。
 次の「大雨に関する全般気象情報」は、11日5時頃発表の予定です。

なお,今日はたまたま気象情報や地震情報が多数(?)掲載してありますが,当ブログではこの手の情報を網羅的に掲載しているわけではなく,なんとなく気が向いたときに上げているだけです。あしからずご了承ください。
系統的に見たいかたは気象庁のホームページなどをご覧ください。

西日本と北陸地方の日照不足に関する全般気象情報

気象庁から,西日本と北陸地方の日照不足に関する全般気象情報 第1号が発表されています。

西日本と北陸地方の日照不足に関する全般気象情報 第1号
平成19年7月10日13時30分 気象庁発表
(見出し)
 西日本から北陸地方にかけては、6月中旬あるいは下旬以降、日照時間が
かなり少なくなっています。これらの地方では、少なくとも今後1週間は、
日照時間の少ない状態が続く見込みです。農作物の管理等に十分に注意して
ください。
(本文)
 九州地方では6月中旬以降、北陸地方から山陰地方にかけての日本海側で
は6月下旬以降、その他の西日本でも7月に入ってから、低気圧や梅雨前線
の影響で曇りや雨の日が多くなりました。この期間の各地の日照時間は概ね
平年の60%以下となっており、20%前後とかなり少なくなっているとこ
ろもあります。
 向こう1週間も、低気圧や梅雨前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が
続く見込みです。このため、少なくとも今後1週間は、日照時間の少ない状
態が続きますので、農作物の管理等に十分に注意してください。また、地元
気象台の発表する気象情報に留意してください。
 なお、6月21日から7月9日までおよび7月1日から7月9日までの各
地の日照時間と平年比は以下の通りです(速報値)。
      6月21日~7月9日   7月1日~7月9日
       日照時間 同平年比   日照時間 同平年比
       (時間)  (%)   (時間)  (%)
  鹿児島  39.3  46    12.1  26
  熊 本  43.0  51     8.0  18
  長 崎  25.9  33     4.2  10
  福 岡  49.1  59    12.1  28
  下 関  40.8  48    10.5  24
  広 島  56.1  64    13.0  29
  松 江  33.1  38    19.3  45
  鳥 取  38.8  47    21.2  52
  松 山  67.2  73    13.5  28
  高 知  62.9  74    12.0  27
  舞 鶴  38.9  55    18.8  53
  福 井  37.8  52    24.6  69
  富 山  37.3  50    23.8  65

なお,16時30分までに大雨に関する全般気象情報が発表される予定です。