白夜のチェス戦争

AD1972/07/11 世界チャンピオン,ボリス・スパスキーにホビー・フィッシャーが挑戦する世界チャンピオンマッチがレイキャビクではじまる

詳細は『白夜のチェス戦争』に描かれています。

1972-01

図は第1局,29. b4 までの局面です(白スパスキー,黒フィッシャー)。明らかにドロー気味ですが,ドローを嫌ったフィッシャーの29. ..Bxh2が?のつく疑問手。これが原因となり,56手でフィッシャーは第1局を落としました。

第1局を落としたフィッシャーは2日後の13日に予定されていた第2局で,誰も予想しなかった行動に出ます。

記録的短時間大雨情報も出ました

(奄美地方を除く)鹿児島県に記録的短時間大雨情報が発表されました。

鹿児島県(奄美地方除く)記録的短時間大雨情報 第1号
平成19年7月11日06時20分 鹿児島地方気象台発表
 6時鹿児島県で記録的短時間大雨
 肝付町付近で約110ミリ
 南大隅町付近で約110ミリ
 錦江町付近で約110ミリ
 鹿屋市南部付近で約110ミリ

ちなみに,記録的短時間大雨情報とは,数年に1回程度しか起こらないような激しい雨が観測されたときに発表される情報ですが,気象庁のホームページの説明から一部引用すると,

数年に一度程度しか発生しないような激しい短時間の大雨を、観測(地上の雨量計による観測)したり、解析(気象レーダーと地上の雨量計を組み合わせた分析)したときに、府県気象情報の一種として発表します。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、各細分区域ごとに決めてあります。

大雨に関する全般気象情報 第2号

04時55分,大雨に関する全般気象情報 第2号が発表されました。


大雨に関する全般気象情報 第2号
平成19年7月11日04時55分 気象庁予報部発表
(見出し)
 これから12日明け方にかけて、西日本、東日本の広い範囲で雷を伴った
非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低地の浸
水、河川の急な増水やはん濫に警戒が必要です。
(本文)
 日本海沿岸にのびる梅雨前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ
込んでおり、前線の南側では大気の状態がかなり不安定となっています。こ
のため、九州地方及び西日本と東日本の太平洋側では、雷を伴って1時間に
40から60ミリの非常に激しい雨が降っています。
 梅雨前線は12日にかけて本州の南岸付近までゆっくりと南下する見込み
で、西日本と東日本では太平洋側を中心に、12日明け方まで1時間40か
ら60ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
 土砂災害や低地の浸水、河川の増水やはん濫などに警戒して下さい。また
、落雷や突風などにも注意が必要です。
 
 12日06時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で、
  近畿地方南部                300ミリ
  九州南部地方、四国地方太平洋側       200ミリ
  東海地方                  180ミリ
  九州北部地方、甲信地方           150ミリ
の見込みです。
 なお、その後も梅雨前線は東日本、西日本に停滞して、雨量がさらに増え
るおそれがあります。
 地元気象台の発表する注意報・警報や気象情報に留意して下さい。
 次の「大雨に関する全般気象情報」は、11日17時頃発表の予定です。

台風4号に関する総合情報

16時25分,気象庁から台風4号に関するいわゆる総合情報が発表されました。

平成19年 台風第4号に関する情報 第10号
平成19年7月11日16時25分 気象庁予報部発表
(見出し)
 大型で強い台風第4号が発達しながら北上しており、13日午後に沖縄地
方へ近づく見込みです。沖縄地方では、12日は次第に風が強まり、沿岸の
海域ではうねりを伴い大しけとなる見込みですので、警戒して下さい。
(本文)
[台風の現況]
 大型で強い台風第4号は、11日15時にはフィリピンの東にあって、北
西へ進んでいます。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風
速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで、中心から半径150キ
ロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心から半
径520キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
[台風の今後の予想]
 台風は、発達しながら北上し、13日午後に沖縄地方へ近づく見込みです

[防災事項]
<暴風・高波>
 台風の北上に伴い沖縄地方は、12日には風速15メートル以上の強風域
に入り始める見込みです。また、沖縄地方は、13日には風速25メートル
以上の暴風域に入るおそれがあります。
 沖縄地方の沿岸の海域では、12日は次第にうねりを伴って大しけとなる
見込みですので、警戒して下さい。
[補足事項]
 今後の台風情報や、地元の気象台が発表する注意報、警報、気象情報など
に十分留意して下さい。
 次の台風第4号に関する情報(総合情報)は、12日5時頃発表の予定で
す。

大雨に関する全般気象情報 第3号

16時20分に大雨に関する全般気象情報 第3号が発表されました。

大雨に関する全般気象情報 第3号
平成19年7月11日16時20分 気象庁予報部発表
(見出し)
 西日本の大雨は峠を越えましたが、西日本では九州南部を中心にこれまで
の雨で地盤が緩んでいるところがあります。引き続き、土砂災害などに警戒
して下さい。
(本文)
 梅雨前線は本州付近に停滞していますが、活動はやや弱まってきました。
 このため、西日本の大雨の峠は越えましたが、西日本では九州南部を中心
にこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあります。引き続き、土砂災害
などに警戒して下さい。
 
 東日本、西日本の太平洋側の地域では12日朝にかけて、雷を伴った1時
間に40ミリの激しい雨の降るところがあるでしょう。落雷や突風、土砂災
害や低地の浸水、河川の増水に注意して下さい。
 
 12日18時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で、
  東海地方                  120ミリ
  近畿地方南部、伊豆諸島           100ミリ
  九州南部地方、四国地方            80ミリ
 の見込みです。
 地元気象台の発表する注意報・警報や気象情報に留意して下さい。
 これで「大雨に関する全般気象情報」は、終了します。

台風4号Man-yiも接近中です。この週末は油断できません。