大雨に関する全般気象情報 第2号

04時55分,大雨に関する全般気象情報 第2号が発表されました。


大雨に関する全般気象情報 第2号
平成19年7月11日04時55分 気象庁予報部発表
(見出し)
 これから12日明け方にかけて、西日本、東日本の広い範囲で雷を伴った
非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低地の浸
水、河川の急な増水やはん濫に警戒が必要です。
(本文)
 日本海沿岸にのびる梅雨前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ
込んでおり、前線の南側では大気の状態がかなり不安定となっています。こ
のため、九州地方及び西日本と東日本の太平洋側では、雷を伴って1時間に
40から60ミリの非常に激しい雨が降っています。
 梅雨前線は12日にかけて本州の南岸付近までゆっくりと南下する見込み
で、西日本と東日本では太平洋側を中心に、12日明け方まで1時間40か
ら60ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
 土砂災害や低地の浸水、河川の増水やはん濫などに警戒して下さい。また
、落雷や突風などにも注意が必要です。
 
 12日06時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で、
  近畿地方南部                300ミリ
  九州南部地方、四国地方太平洋側       200ミリ
  東海地方                  180ミリ
  九州北部地方、甲信地方           150ミリ
の見込みです。
 なお、その後も梅雨前線は東日本、西日本に停滞して、雨量がさらに増え
るおそれがあります。
 地元気象台の発表する注意報・警報や気象情報に留意して下さい。
 次の「大雨に関する全般気象情報」は、11日17時頃発表の予定です。