気象庁から,西日本と北陸地方の日照不足に関する全般気象情報 第1号が発表されています。
西日本と北陸地方の日照不足に関する全般気象情報 第1号
平成19年7月10日13時30分 気象庁発表
(見出し)
西日本から北陸地方にかけては、6月中旬あるいは下旬以降、日照時間が
かなり少なくなっています。これらの地方では、少なくとも今後1週間は、
日照時間の少ない状態が続く見込みです。農作物の管理等に十分に注意して
ください。
(本文)
九州地方では6月中旬以降、北陸地方から山陰地方にかけての日本海側で
は6月下旬以降、その他の西日本でも7月に入ってから、低気圧や梅雨前線
の影響で曇りや雨の日が多くなりました。この期間の各地の日照時間は概ね
平年の60%以下となっており、20%前後とかなり少なくなっているとこ
ろもあります。
向こう1週間も、低気圧や梅雨前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が
続く見込みです。このため、少なくとも今後1週間は、日照時間の少ない状
態が続きますので、農作物の管理等に十分に注意してください。また、地元
気象台の発表する気象情報に留意してください。
なお、6月21日から7月9日までおよび7月1日から7月9日までの各
地の日照時間と平年比は以下の通りです(速報値)。
6月21日~7月9日 7月1日~7月9日
日照時間 同平年比 日照時間 同平年比
(時間) (%) (時間) (%)
鹿児島 39.3 46 12.1 26
熊 本 43.0 51 8.0 18
長 崎 25.9 33 4.2 10
福 岡 49.1 59 12.1 28
下 関 40.8 48 10.5 24
広 島 56.1 64 13.0 29
松 江 33.1 38 19.3 45
鳥 取 38.8 47 21.2 52
松 山 67.2 73 13.5 28
高 知 62.9 74 12.0 27
舞 鶴 38.9 55 18.8 53
福 井 37.8 52 24.6 69
富 山 37.3 50 23.8 65
なお,16時30分までに大雨に関する全般気象情報が発表される予定です。