大雨に関する全般気象情報 第1号

16時20分,大雨に関する全般気象情報 第1号が発表されました。

大雨に関する全般気象情報 第1号
平成19年7月10日16時20分 気象庁予報部発表
(見出し)
 梅雨前線の活動が活発となるため、これから11日夕方にかけて西日本、
東日本の広い範囲で雨が強まり、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や
低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒が必要です。
(本文)
 梅雨前線は対馬海峡から西日本にのびており、西日本、東日本の広い範囲
で雨が降っています。この後、前線上の低気圧が日本海で発達し、前線に吹
き込む暖かく湿った空気により前線活動はさらに活発となる見込みです。
 このため、西日本、東日本では、雷を伴って1時間に40から60ミリの
非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。土砂災害や低地の
浸水、河川の増水やはん濫などに警戒して下さい。また、落雷や突風などに
も注意が必要です。
 
 11日18時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で、
  九州南部地方、東海地方               250ミリ
  九州北部地方、四国地方太平洋側、近畿南部、甲信地方 200ミリ
  四国地方瀬戸内側、北陸地方、関東地方   140から150ミリ
の見込みです。
 なお、その後も梅雨前線は東日本、西日本に停滞して、雨量がさらに増え
るおそれがあります。
 地元気象台の発表する注意報・警報や気象情報に留意して下さい。
 次の「大雨に関する全般気象情報」は、11日5時頃発表の予定です。

なお,今日はたまたま気象情報や地震情報が多数(?)掲載してありますが,当ブログではこの手の情報を網羅的に掲載しているわけではなく,なんとなく気が向いたときに上げているだけです。あしからずご了承ください。
系統的に見たいかたは気象庁のホームページなどをご覧ください。

西日本と北陸地方の日照不足に関する全般気象情報

気象庁から,西日本と北陸地方の日照不足に関する全般気象情報 第1号が発表されています。

西日本と北陸地方の日照不足に関する全般気象情報 第1号
平成19年7月10日13時30分 気象庁発表
(見出し)
 西日本から北陸地方にかけては、6月中旬あるいは下旬以降、日照時間が
かなり少なくなっています。これらの地方では、少なくとも今後1週間は、
日照時間の少ない状態が続く見込みです。農作物の管理等に十分に注意して
ください。
(本文)
 九州地方では6月中旬以降、北陸地方から山陰地方にかけての日本海側で
は6月下旬以降、その他の西日本でも7月に入ってから、低気圧や梅雨前線
の影響で曇りや雨の日が多くなりました。この期間の各地の日照時間は概ね
平年の60%以下となっており、20%前後とかなり少なくなっているとこ
ろもあります。
 向こう1週間も、低気圧や梅雨前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が
続く見込みです。このため、少なくとも今後1週間は、日照時間の少ない状
態が続きますので、農作物の管理等に十分に注意してください。また、地元
気象台の発表する気象情報に留意してください。
 なお、6月21日から7月9日までおよび7月1日から7月9日までの各
地の日照時間と平年比は以下の通りです(速報値)。
      6月21日~7月9日   7月1日~7月9日
       日照時間 同平年比   日照時間 同平年比
       (時間)  (%)   (時間)  (%)
  鹿児島  39.3  46    12.1  26
  熊 本  43.0  51     8.0  18
  長 崎  25.9  33     4.2  10
  福 岡  49.1  59    12.1  28
  下 関  40.8  48    10.5  24
  広 島  56.1  64    13.0  29
  松 江  33.1  38    19.3  45
  鳥 取  38.8  47    21.2  52
  松 山  67.2  73    13.5  28
  高 知  62.9  74    12.0  27
  舞 鶴  38.9  55    18.8  53
  福 井  37.8  52    24.6  69
  富 山  37.3  50    23.8  65

なお,16時30分までに大雨に関する全般気象情報が発表される予定です。

江戸に雪が降った!!

慶長八年六月一日,今の暦になおすと1603年7月9日,江戸に雪が降ったと記す文献があります。『日本の気象史料3』が引く
「兎園小説」に次のようにあります。

江戸本郷加州御屋敷氷室の場所は慶長八年癸卯年六月朔日雪ふりたる所也

文献が文献だけに(少なくとも同時代に書かれたものではない),信憑性がどのくらいかはわかりません。

ググると,1615年7月9日にも江戸に雪が降ったことになっている「今日は何の日?」サイトがいくつかあります。しかし,
出典が何か書いてあるサイトはありませんでした。

また,当時の暦で慶長二十年(元和元年)六月一日,今の暦になおすと1615年7月9日と書いてあるサイトもあるのですが,
慶長二十年六月一日は今の暦では1615年6月26日であって1615年7月9日ではありません。

まあ,雪まで降らなくてもいいですが,暑いのがきらいなσ(^^;)にとっては涼しい夏はうらやましい限りです。

七夕豪雨

AD1974/07/07 台風8号に刺激された梅雨前線により静岡県を中心に豪雨。
静岡市では24時間雨量が観測史上最大の508mmを記録=七夕豪雨

ネットでこの豪雨を語るとき,必ずといっていいほどリンクされるページがあります↓


まるちゃんの町は大洪水”の巻 : まる子の事件簿 : さくらももこの世界 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

もう少し詳しい内容が必要であれば,


やすらぎのみずべ巴川/過去の災害–七夕豪雨–/静岡土木事務所河川改良課

七夕豪雨

前線、低気圧、台風第8号 昭和49年(1974年) 5月29日~8月1日

を見ればだいたいわかるでしょう。

ひとつだけつけ加えると,この日,雨が激しくなりはじめたころ,参院選と静岡県知事選の開票が行なわれていました。

テレビに映る開票速報に人々の目がくぎづけになっていたことが幸いして,洪水警報や避難命令の伝達に役立つという,
思わぬ結果をもたらした。もし選挙がなかったら,山地の崩壊や渓流の被害状況,あるいは市街地を流れる巴川の破堤・氾濫の状況からみて,
より深刻な人的被害を招いたろうことは容易に想像される。(宮村忠『水害』)

ただし,実際に避難がスムーズに行なわれたかどうかについては疑問視する向きもあるようです。

記念日がいっぱい

今日7月7日は記念日が多い日です。一例を挙げると,

川の日
サマーバレンタインデー
ラブ・スターズ・デイ
サマーラバーズデー
ギフトの日
チューチューマウスの誕生日
カレーの日
手巻きの日
たけ・たけのこの日
ゆかたの日
乾めんデー
七夕
七夕の節句(七夕祭り)
ポニーテールの日
恋そうめんの日
冷やし中華の日

などなど……。

ほとんどは七夕に由来する記念日ですが,チューチューマウスの誕生日のような別口もあります。