今日の土曜ワイト劇場は「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子 家族の食卓」

今日の土曜ワイド劇場は終着駅の牛尾刑事VS事件記者です。年末恒例の「終着駅の牛尾刑事VS××」です。

もともとは牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事だったのですが,なぜか途中から事件記者・冴子が加わり,牟田刑事官が退いてからはいまの終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子になっています。

ちなみに,事件記者冴子の殺人スクープ!シリーズは2003年を最後に放送されておらず,冴子が登場するのは現在では終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子のみです。

「終着駅の牛尾刑事VS××」は2001年から年末に放送され,最初に書いたように年末恒例というか,土曜ワイド劇場のその年の掉尾を飾るシリーズになっています。ところが2011年だけ年末に放送されず,土曜ワイド劇場35周年企画として2012年2月に放送されています。

それでは「終着駅の牛尾刑事VS××」が放送されなかった2011年の最後の土曜ワイド劇場は何だったかというと,なんとおかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査・東京タワーは見ていた!でした。最後といっても放送日は12月10日で,そのあとにドラマスペシャルが2本放送されています。
この年のこの時間帯最後になったドラマスペシャル警視庁失踪人捜査課はドラマスペシャルにふさわしく,きわめてつまらないドラマでした。

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冬将軍いつごろどこからやってきた?

季節がら冬将軍ということばをよく耳にします。10年前~数年くらい前にあまり使われなくなったような記憶がありますが,ここ2,3年で再び耳にする,あるいは目にするようになったような気がします。あくまで気がするだけです。
もし実際にそうだとすると,もしかしてNHKの天気コーナーの影響かもしれません。
今では次のようなTwitterアカウントも登場しています。

そんなわけで今では超有名人になってしまった冬将軍。そのことばの由来ですが,次のようにナポレオンを撃退したロシアの厳冬に由来するとされています。
冬将軍はなぜ”将軍”? - トクする日本語 - NHK アナウンスルームより一部引用:

この季節になると気象情報で聞きはじめるのが、寒さを擬人化した「冬将軍」ということば。これについて「どうして”将軍”なのか」というお便りをいただきました。これはフランス皇帝ナポレオンに由来しています。1812年にナポレオンは、ロシア遠征で厳しい寒さのため敗退をよぎなくされました。その際、イギリスの新聞が「ナポレオンがgeneral frost(=厳寒将軍)に負けた」と報じたと言われています。これが、日本で「冬将軍」と訳されたのです。ナポレオンに打ち勝つぐらいですから、「大名」や「殿様」よりは「将軍」がしっくりくるかもしれません。

日本語版のWikipediaにもこの説が載っていたりします。

しかし,原典となったといわれる新聞についてなんという新聞の何月何日付の第何面の記事か,ネットで調べてもよくわかりません。それに英語版のWikipediaにはgeneral frostの項目がありませんし,私が調べた範囲では次の記載があるだけで,イギリスの新聞が云々という話は載っていません。

Napoleon‘s Grande Armée of 610,000 men invaded Russia, heading towards Moscow, in the beginning of summer on 23 June 1812. The Russian army retreated before the French and again burnt their crops and villages, denying the enemy their use. Napoleon‘s army was ultimately reduced to 100,000. His army suffered further, even more disastrous losses on the retreat from Moscow started in October.
Russian Winter – Wikipedia, the free encyclopedia

どういうことなんでしょうね?

これについては継続調査中です――といいたいところですが,あんまり興味はありません。

話変わって,それでは冬将軍はいつごろ日本に上陸したんでしょう?

これについてもネットではよくわかりません。

以前に国会図書館に行ったついでに新聞を調べた範囲では,初出は意外と新しく,1941年9月16日付の朝日新聞。

冬季作戰の對策(上)/獨逸/計算濟みの「冬將軍」
ナポレオンの轍は踏まず 獨ソ会戰

読売にもほぼ同じ時期に使用例があるので,軍部の発表に“冬将軍”が使われていたのかもしれません。

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もう有馬記念ですねぇ

今さらですが,もう有馬記念なんですね。

今では日曜日が1日早くて21日の年は有馬記念は28日になりますから(来年がそう),現行のルールではもっとも早い有馬記念ということになりますね。

史上もっとも早い有馬記念は1975年の12月14日です。当時はラスト1週前に行なわれていて,最終週の定番は中山はステイヤーズステークス中山大障害,阪神は阪神大賞典でした。

有馬記念を12月28日に行なうことができるようになったのは2003年からで,それ以前は協定で中央競馬は12月28日~1月4日は開催できないことになっていました。

その2003年の有馬記念の前日の天気図です。

20131222122454

中山競馬場には未明から雪が降りました。

27日に中山競馬で予定されていた中山大障害(J・GI)は積雪のため中止、来年の1回中山2日目10R(1月10日)に代替開催されることになった。芝コースで行う予定だった平地全5レースもすべてダートに変更。発走時刻も1Rを10時45分に繰り下げ、昼休みなしで全11競走を行った。

中山競馬場のある千葉県北西部は27日未明から雪が降り約5センチ積雪。ダートコースはハロー(馬場整備)をかけ続けたため積もることはなかったが、芝コースはすっかり雪に覆われた。「中山大障害は28日に行うのか」。「代替もせず中止になるのでは?」と厩舎関係者は一時、戸惑いを見せたが、JRAは午前8時、中山大障害の中止とダート変更を決定した。ビッグテースト騎乗で有力視されていた常石騎手は「残念ですが仕方ないこと」と話し、中山を後にした。「GI競走が積雪によって延期となったことは記憶にない」とJRA報道室。なお交流GIでは98年ダービーグランプリ盛岡競馬場)が14センチの降雪のため順延となったことがある。

一面雪景色となった芝コースは除雪作業が行われ、正午までには内、外回りともに雪が取り除かれた。
(スポーツニッポン)

雪が1日遅れていたら面白いことになっていたと思うのは,おそらく私だけでしょう(笑)

さて,今日の有馬記念ですが,次のような印です。

ゴールドシップナカヤマナイトオルフェーヴル
△アドマイヤラクティ
×デスペラード
×ラブイズブーシェ
×トーセンジョーダン

オルフェーヴルが有終の美を飾るのは結果としてそうなるのは喜ばしいと思わないことはないですが,ひねくれ者としては今からそれを期待することはできません。まあ,池添でG1は去年の宝塚記念以来勝ってないわけですし。

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昨日放送のあった「おおかみこどもの雨と雪」

昨日,おおかみこどもの雨と雪が放送されました。

前に住んでいたところが舞台になっているのと人狼のアニメというのとで見ていましたが,なんかなあって感じでした。とくに最後のほうはツッコミどころが多すぎて。

中でも,雨は戸籍や住民票ではどう処理されたのでしょうか?

ファンタジーなんだしそんな無粋なことは考えるなといわれそうですが,はじめのほうに児童相談所の人が訪問してくる場面があるのを考えると,あのまま法的な手続きが何もないのはバランスが取れないと思います。

放送中のツイートから:

ちなみに,免許証によると“彼”の住所は国立市ではなく国分寺市錦町になっています。どうでもいいですが,錦町は国分寺市にはありません。近くの市では立川市にあります。

対抗してもよかったかも(笑)

汝国やG国では人狼は無残な姿では発見されませんが,ハンターなんかがいるルールだとありえますね。

人狼は身体能力がふつうの人間より高い設定になっていることが多いですよね。
最近では,人狼をテーマにしたボイスドラマ企画紅い月プロジェクトが典型的です。

花が転落したところ。2時間サスペンスではよくあるシーンです。

そして最後,

ラストに感動という人が多い(?)みたいですけど,σ(^^;)はとても……。

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明日の土曜ワイド劇場はヤメ検の女4

明日の土曜ワイド劇場はヤメ検の女4。サブタイトルは検察を辞めた情熱弁護士!半落ち!?動機を語らぬ犯人!消えた指紋の謎 遺留品に潜む復讐殺人の罠?愛娘に迫る死のタイムリミット

同じく賀来千香子さん主演で同じく最近(ここ数年以内に)はじまった月曜ゴールデン女取調官と混同している人がいるかもしれないシリーズです。しかし,私的にはおよそ比較にならないです。女取調官はストーリー云々以前に妙ちくりんな佐賀弁モドキが耳ざわりで,とても安心して見られません。

女取調官は2012年2月に第2作が放送されたっきり音沙汰がないところを見ると(第3作以降が製作されているかどうかは知らない),やはり評判が悪かったのかもしれません。

ヤメ検の女4のあらすじ

公式サイトテレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

葵あかね(賀来千香子)は、検察庁を辞めて弁護士に転身した“ヤメ検”。弱い者の味方として誠実かつ熱心な弁護姿勢と、事務所員・桜井花子(須藤温子)の地道な営業努力が実を結んで、今では多くの依頼を受けるまでになっている。

そんなあかねに、思いがけない事件の一報が飛び込んでくる。4年前、あかねがまだ検事だった頃に担当した強姦殺人事件の被告が殺害され、なんと容疑者として逮捕されたのは、強姦事件の被害者遺族の羽白治夫(永島敏行)だというのだ。

殺されたクラブ経営者の黒谷寛之(RIKIYA)は4年前、羽白治夫の一人娘・夏美(折井あゆみ)を殺害した容疑で逮捕された。担当検事となったあかねのみならず、捜査に当たった赤広刑事(ダンカン)の黒谷に対する心証は真っ黒。しかし、決定的な証拠が見つからず、黒谷は無罪放免となっていた。

無慈悲な裁判結果に羽白が発した「オレが殺してやる!」との悲痛な叫びを忘れられずにいたあかねは、4年前の敗北が今回の事件を招いたと責任を感じ、羽白の弁護を引き受けることにする。しかし、意外なことに羽白はあかねの申し出を拒否。4年前の事件以来、懇意にしていたという赤広の取り調べに対しても、羽白は黙秘を貫くのだった。

赤広によれば、4年前の事件当初、黒谷への復讐や自殺などの未遂を繰り返していた羽白も、最近になってようやく事件からの立ち直りをみせていたという。それがなぜ、今になって犯行に及んだのか、赤広は理解できずにいた。

そんな赤広には15歳になる娘・瑞樹(大西菜友)がいた。妻はなく、たった一人の家族だが、今は重篤な肝硬変で入院中。4日後には赤広が休職してドナーとなり、生体肝移植の手術を行う予定だという。

その後、羽白はあかねを代理人として認める。しかし、事件に関しては口を閉ざしたまま。赤広の取り調べに対しても同様で、刻々と時間だけが過ぎていく。

そんな中、羽白の犯行説に疑問を抱いた赤広の部下・野瀬刑事(市川知宏)があかねを訪ねてやってくる。野瀬は、凶器の指紋が拭き取られていたことをあかねに報告。現場から逃げもせず、犯行を自供している羽白が、なぜ凶器の指紋を拭き取る必要があったのか。野瀬は、真犯人は別にいて、赤広もそう考えている節があるが、上層部には新証拠を探す気がないとの現状を告げ、捜査資料をあかねに渡すのだった。

正式に羽白の代理人となったあかねは、ようやく黒谷の殺害現場となったクラブへと足を運ぶ。そこであかねは、争った形跡がないこと、また、4年前に釈放された当時、ワインバーの雇われ店長で貯金もなかった黒谷にしては、店が豪華過ぎることに違和感を抱く。さらに、黒谷の自宅を調べたあかねは、ペテン師の呼び声高いまゆつば弁護士の堺虎之助(泉谷しげる)が、被害金を賠償させると息巻いていた政治家絡みの投資詐欺の資料を発見。事件の関連を調べるため、虎之助の助言を得て、被害者からの聞き込みを始める。ところが、その直後にあかねは暴漢に襲われ…!!

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今日の土曜ワイド劇場はタクシードライバーの推理日誌34

【注意!!】私基準ではネタバレはありませんが,未放送のドラマのストーリーをほんのわずかでも知りたくない人は放送が終わるまで読まないでください。

今日の土曜ワイド劇場はタクシードライバーの推理日誌34です。サブタイトルは飛騨高山~殺人スクープの女!!

1992年の第1作から21年半。よく続いています。なによりスゴいのはレギュラーがほとんど変わっていないこと。

さらにいうと,2番目に乗せた乗客が犯人というパターンも変わっていません。
最初の乗客は社会背景を説明するために設定されている感じなので,実質的には最初に乗せた乗客が犯人ということになります。しかも全員女性です。

犯行の動機は,一見やむにやまれずに見えても,客観的に考えると情状酌量の余地がほとんどないケースも多々あります。

タクシードライバーの推理日誌34のあらすじ

公式サイトテレビ朝日|土曜ワイド劇場より引用:

タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。ある日、夜明のタクシーに神谷警部(平田満)から指名が入る。神谷は、家族同然に親しくしている新聞記者・板倉早苗(酒井美紀)の“見合いの立会人”を務めることになり、夜明にも付き添ってほしいという。夜明の目で、相手の男がしっかりしているか、見極めてもらいたいというのだ。
夜明のアパートで早苗と落ち合い、揃って見合い会場に向かう途中、早苗は母・美喜子(梶芽衣子)に頼まれたという書類を届けるため、夜明たちを車に待たせて、ひとりで弁護士事務所に立ち寄った。ところが、そこで早苗は弁護士・能美健司(新井康弘)の刺殺死体を発見する…!
早苗によると、能美は美喜子の“成年後見人”を務める契約を交わしていたという。美喜子は現在、飛騨高山に暮らしており、能美もまた故郷である飛騨高山でボランティアの法律相談を引き受けていて知り合ったらしい。早苗という娘がいるにも関わらず、なぜ美喜子は能美を成年後見人に指定したのか…!? 東山刑事(風見しんご)らは、財産をめぐって母親と衝突した早苗が能美の存在を邪魔に思い、殺害に及んだのではないかと推理する。だが、早苗には、能美の死亡推定時刻、神谷や夜明と一緒にタクシーに乗っていたという確かなアリバイがあった。

そんな中、大手不動産会社の専務・飯田敦(春田純一)が、裁判で敗訴したことを機に、顧問弁護士だった能美に恨みを抱いていることがわかった。だが、飯田は東山たちの訪問を無視して飛騨高山へ。能美の出身地も早苗の実家も、飛騨高山だ…。いったい飛騨高山に何があるのか…!? 神谷や東山は飯田を追い、夜明のタクシーに乗り込んで飛騨高山に向かった。
すると、なんと能美と飯田が共謀して、飛騨高山での牧場開発計画の詐欺を画策し、高山の老人介護施設の入居者を中心としたシニア層から多額の出資金を集めていたことが判明! 美喜子も出資金をだまし取られていたとわかり、東山はますます早苗への疑惑を強くするが、さらに飯田が刺殺体で発見される事件が発生して…!? そんなとき、神谷と夜明は、早苗が婚約していた社会部記者・藤本圭太が3カ月前、飛騨高山で滑落死していた事実を知って…!?

追記[2013/12/08(09:45:55)]

“2番目に乗せた女性客”の法則は崩れませんでしたが。

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今日は二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」第1夜

今日は土曜ワイド劇場がつぶされ中止でかわりに二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」第1夜が放送されます。

前にも書きましたけれど,土曜ワイド劇場をつぶして放送されるドラマスペシャルの類はつまらないと相場が決まっています。もちろんだましゑ歌麿とかSP警視庁警護課などの例外はあります。面白いか面白くないかはキャストやスタッフを見ればだいたい予想がつきます。「オリンピックの身代金」はおそらく面白くないです。

予想どおり面白くなかったらあとで文句をいうとして,「オリンピックの身代金」の舞台はもちろん1964年の東京五輪です。

1964年の東京五輪を扱ったドラマで思い出すのは「特捜最前線スペシャル 疑惑のXデー・爆破予告1010!」です。
なんといっても極上の晴天で知られる開会式の日,世田谷の一部で雷雨があったことが事件を解く手がかりになるという,なんとも私好みの展開でした。詳しくは1964年10月10日の雷雨 – NotenkiExpress 2013をご覧ください。

ついでですが,1964年の夏の東京は渇水に見舞われ,東京砂漠とよばれました。東京都は7月21日から35%節減の第三次給水制限,さらに8月6日からは45%節減の第四次給水制限を実施しました。2020年の東京五輪はこんな時期に開催されるわけです。

ついでのついで,開幕直前の9月24日には台風20号が大隅半島付近に上陸,その後四国,近畿,北陸地方を通って日本海に出たあと新潟付近に再上陸し,三陸沖に抜けました。この台風による強風で選手村を含む五輪施設の一部が破壊しました。あまり知られていないのでここに書いておきます。

二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」のあらすじ

ストーリー|オリンピックの身代金|テレビ朝日より:

昭和39年夏――東京オリンピック開催を間近に控えた東京で、2件の火事が連続発生した。
火事が起こったのは東京オリンピック警備の最高責任者である幕僚長・須賀修一郎(岸部一徳)の私邸、そして中野の警察学校。だが、両火事は発生するやいなや、なぜか箝口令が敷かれる。警視庁捜査一課の刑事・落合昌夫(竹野内 豊)がその事実を知ったのも、偶然噂を耳にした同僚刑事・岩村傑(斎藤工)の口からだった。記者のみならず、なぜ捜査一課にさえも情報を伏せるのか・・・落合は、そう訝しがる。

そんななか、中野警察学校の火事から数日後、事態は急展開を迎える。落合が所属する捜査一課五係の面々が、極秘で集められたのだ。そこで捜査一課長・玉利(沢村一樹)と捜査一課長代理・田中(大杉漣)から発表されたのは、須賀幕僚長の私邸火災の前々日、警視総監宛てに送られてきた切り抜き文字の脅迫状の存在だった。
脅迫状は中野警察学校の火災事件の前にも、届いていたという。我が国にとって最も重要な東京オリンピック開催に、いささかたりとも不安を抱かせるようなことがあってはならない――玉利の命を受け、落合らは公安の指揮のもと、極秘捜査へと乗り出すことになった…。
やがて、落合は事件直前に須賀幕僚長の私邸付近で、赤いスポーツカーに乗った男女を見たという目撃証言を入手。車の持ち主が須賀幕僚長の次男・忠(速水もこみち)であることを突き止める。落合ら一課の刑事は、須賀忠を追及するが、玉利課長によって捜査は止められる。
落合らが、懸命に東京中を走り回り、捜査を続ける中、大田区にある『北野火薬』が工事用ダイナマイト25本を紛失していたことが判明。そこで、落合は『北野火薬』によく出入りしている人夫斡旋会社『山晋興業』へ。社長の山田晋一(柄本明)から、同社で働く秋田出身の貧しい東大生・島崎国男(松山ケンイチ)の存在を聞かされる。対面した島崎が発した“ある一言”が引っかかる落合。そんなある日、またしても新たな事件が発生する…!
そして容疑者の一人として島崎の周辺を調べ始めた落合は、東大に通う自分の妹の有美(黒木メイサ)が島崎の恋人であることを知り、愕然とする…。
真犯人は誰なのか? その目的は? 戦後最大の国家的イベント『東京オリンピック』を前に、国家の威信を賭けた警察と謎の犯人との息詰まる対決が始まった…。

追記[2013/11/30(Sat) 23:24]

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震災いちょうの落葉

今日,気象庁から東京のイチョウの落葉が発表されました。平年日と同じで,去年より7日早い落葉です。

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東京の標本木になっているこのイチョウは震災いちょうとよばれています。

ググればいろんなところに載っているので,ここではWikipediaから引用するにとどめます。

もともとこの木は旧・文部省庁舎のあった東京市麹町区一ツ橋1丁目1番地(現在の毎日新聞社本社ビル近く)に植えられていた。植樹は1860年ごろで現在の樹齢は約150年とされている。
1923年(大正12年)9月1日、関東大震災が発生。東京市中は猛火に呑まれ、この木も表面の一部が炎と高温で変質するも焼失は免れた。しかし周囲の樹木はこの木を除いてほぼ全部焼失し、以降「帝都復興のシンボル」として注目を集めた。
その後、帝都復興事業による区画整理が行なわれることとなり、「震災イチョウ」も伐採の対象となった。しかし当時の中央気象台長・岡田武松が「この木をなんとかして後世に残しておきたい」と復興局長官・清野長太郎に木の保存を申し入れ、清野も意義を感じてこれを了承した。そして木は一ツ橋から、中央気象台のすぐ近くの現在地に移植された。

どこぞの一本松と違ってゾンビでもサイボーグでもありません。

上の引用にあるように,このイチョウは気象庁の目と鼻の先,清麻呂公園という名前の小さな公園にあります。

大きな地図で見る

名前のとおり,公園には和気清麻呂があります。

IMG_5861.JPG

この人物に銅像になるような“実績”があったのかはなはだ疑問ですが,ここでは触れません。

ところで,どうでもいいですが,実はこの公園,最近のお昼のお散歩コースだったりします(あくまでお散歩です。歩道を走るような無謀なことはしません)。震災いちょうのここ数日間の変化を見てみます。定点観測みたいなもの。

11月21日:

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11月25日:

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11月26日: 前日の夜の強風でとくに上のほうの葉がかなり飛ばされました。

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11月27日:

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11月28日:

IMG_5857.JPG

そして最初の写真が今日11月29日です。

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今日の土曜ワイド劇場は特別企画「冤罪死刑」

今日の土曜ワイド劇場は特別企画「冤罪死刑」。サブタイトルは逆転の誘拐!!一本の毛髪で作る警察組織の完全犯罪!?消えた身代金6000万円の謎…記者を待つ偽りの罠!!

一般的にいって,特別企画とか,土曜ワイド劇場をわざわざつぶして放送されるドラマスペシャルの類は,面白くないと相場が決まっています。

中にはだましゑ歌麿とかSP警視庁警護課などの例外もありますが,例外だからこそ第2弾,第3弾が放送されたのでしょう。

今日の特別企画「冤罪死刑」はどうなのでしょうね?

キャストを見ると,2時間サスペンスではおなじみの顔ぶれが揃っているような気がします。

もっとも,椎名桔平は現在放送中の月曜ミステリーシアター「刑事のまなざし」の夏目信人とかぶってこないでしょうか……。

特別企画「冤罪死刑」のあらすじ

公式サイトストーリー|土曜ワイド劇場特別企画「冤罪死刑」|テレビ朝日より引用:

通信社の大阪本社に勤務する恩田和志(椎名桔平)は、気骨あふれる記事を発信してきた社会部記者。一方で組織からはみだしがちな存在で、今も大学の補助金の不正プールを暴く取材で協力者の裏切りにあい、懲罰委員会にかけられている身分だった。上司の本郷真一(伊武雅刀)からも、3カ月以内に結果を出すよう釘を刺されている。

そんなとき、恩田の記事を読んだという弁護士・櫻木希久子(財前直見)が訪ねてくる。希久子は、3年前に発生した少女誘拐殺人事件の被告・山崎哲也(長谷川朝晴)の新たな弁護人で、山崎は無実だと主張。京都府警が失態を隠すために、犯人逮捕を急いだ末の冤罪だと断言する。

その事件は、外食チェーンの会社社長・春薗秀紀(丸山智己)の娘で当時10歳だった乙女が誘拐され、身代金6000万円が奪われた挙句、2カ月後に遺体となって見つかったという惨いもので、春薗家に出入りするディーラー・山崎が逮捕起訴され、すでに一審、二審で死刑判決を受けていた。当時、京都支社の遊軍記者だった恩田も取材に当たり、その後、山崎の心の闇を探るべく取材を重ねて記事を書いたものの、正直、動機すらつかめなかったという苦い思い出があった。そんな恩田に、希久子は山崎は府警に自白を強要されたのだといい、無実を立証するために協力してほしいと頼みこむ。

もし希久子の主張が真実だとしたら、大スクープだ…! 京都支社にいる後輩・佐々木太一(塚本高史)の協力のもと事件の洗い直しをはじめた恩田は、身代金受け渡し現場で山崎を目撃したと証言した小料理屋の女将・小鳥遊純枝(山下容莉枝)に関する不審な情報をつかむ。事件の直後、純枝の息子が仲間と共に大麻所持で逮捕されたにもかかわらず、ひとりだけ不起訴になったという。純枝は恩田の直撃に対し、山崎の顔をはっきり見たわけではないことを渋々、明かす。

恩田は、被害者の母・加奈子(浅見れいな)にも話を聞く。3年間そのままにしてあるという乙女の部屋を見せてもらった恩田は、ぬいぐるみに乙女の髪の毛が付着していることに気がつく。実は、山崎の逮捕の決め手となったのは、彼の車から見つかった乙女の毛髪だった。加奈子は事件の1週間前、山崎の勤め先である外車販売店にそのぬいぐるみを忘れ、届けてもらったことがあると恩田に打ち明ける。ぬいぐるみの件については加奈子も山崎も捜査一課の刑事・村上清孝(小林稔侍)に話したというが、調書にはまったくその記述はない。もしかしたら、逮捕を決めた唯一の物証――乙女の毛髪は事件1週間前のものではなかったのか…!?

村上は恩田が10年前から懇意にしてきた叩き上げの刑事で、現在、病に倒れ入院中だった。病床の村上は恩田の追及に対し、自ら逮捕の決め手となった証拠をねつ造したと告白する…! その後、恩田と希久子は、別の連続少女殺害事件で死刑が確定している栗原稔(甲本雅裕)と山崎を結ぶ“見えない糸”に気がついて…!?

追記(2013/11/23(Sat) 23:32)

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六道の辻

六道(りくどう,ろくどう)とは:

仏語。衆生がその業(ごう)によっておもむく六種の世界。生死を繰り返す迷いの世界。地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道。六趣(ろくしゅ)。六界(ろっかい)。

~大辞泉

それで,六道の辻

CIMG1469.JPG

六道の辻ググると,京都や仙台の地名がヒットしますが,ここで紹介する六道の辻はここ。読みも上の写真からわかるとおり《りくどうのつじ》ではなく《ろくどうのつじ》です。

大きな地図で見る

北~西側から3つの道が

CIMG1474.JPG

東~南側から3つの道が

CIMG1475.JPG

ここで交差しています。

さらに少し西側には五叉路があります(わかりにくい写真ですm( )m)。

CIMG1470.JPG

事故が多いそうで,一部では心霊スポットといわれていたりするようですが,長く住んでいる人の話ではそういう話は聞いたことがないということです。

事故が多いとすれば見通しが悪いせいでしょうねぇ。

心霊スポットはここから北に行ったところにあります。(ホントか?)

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