AD1950/06/09 前日国鉄信越本線熊ノ平駅構内のトンネルで起こった土砂崩れの夜を徹しての復旧作業中,崩壊箇所の上方から再び土砂崩れが起こり,作業員が生き埋めになる。また官舎や宿舎を直撃。合わせて50人死亡,重軽傷21人
この災害については,宮沢清治『近・現代 日本気象災害史』(イカロス出版)に詳しいです。
同書にも書かれているように,熊ノ平駅には犠牲者を悼んで建立された「母子像」がありますが,信越本線横川~軽井沢間廃線によって熊ノ平駅が廃止されたのに伴い,現在は立入禁止になっているそうです。